日本旅行は22日より、「ありがとう113系阪和色」ツアー専用貸切列車乗車プランの販売を開始する。4つのプランが設定されており、ツアー専用貸切列車は3月31日と4月1日に運転される。 113系阪和色車両は1972年に運転開始。グレー地にライトブルーの帯が特徴で、同様の塗装は一時期、東海道・山陽本線の153系新快速にも採用されていた。阪和色車両は約40年にわたり阪和線や紀勢本線で活躍してきたが、昨年12月10日をもって定期運用から離脱した。 今回のツアーは3月31日と4月1日に実施され、113系阪和色車両による貸切列車「ありがとう113系号」が天王寺~周参見間を運転。4つの設定プランのほか、オプションも設定している。ツアー参加者にはオリジナルの記念乗車証と記念グッズ、記念弁当が付くとのこと。 「ありがとう113系阪和色」ツアー専用貸切列車乗車プランは2月22日15時発売。日本旅行大阪予約センタ
12月4日、日根野電車区所属の113系HG402編成(阪和色)を使用した団体臨時列車が、和歌山―串本間で1往復運転された。 新宮方先頭車には"新快速"ヘッドマーク、和歌山方には"ありがとう113系阪和色"ヘッドマークが取り付けられた。 この列車は元々9月4日に運転予定であったが、台風12号の影響により12月に延期されたものである。
阪和色は1972年3月、旧国鉄が同線で新快速として走り始めた113系に導入した。この塗装にした理由は不明だが、同時に東海道、山陽線の新快速にも同様の塗り分けを採用した急行型電車が投入されており、これとイメージを合わせたという説がある。 3編成は現在、天王寺―和歌山間を中心に“ラストラン”を続けている。今後は広島、岡山地区に活躍の場を移すが、車体は塗り替えの予定もあるという。
クリックして拡大する長い警笛とともに113系の引退記念列車が出発すると、詰めかけたファンが一斉にシャッターを切った=24日、東京都墨田区のJR両国駅(大竹直樹撮影) 半世紀にわたって首都圏で活躍してきた昭和を代表する名車両「113系」が24日、最後の運転を終え引退した。引退記念列車が出発するJR両国駅にはファンら約600人が詰めかけ、別れを惜しんだ。 「プヮーン」。午前9時22分、ふだん一般客は入れない3番線の折り返しホームに長い警笛が響きわたると、ファンらは「おつかれさま!」「ありがとう!」とねぎらいの言葉をかけ、遠ざかる113系を見送った。 113系は昭和38年にデビュー。横須賀線に配属された車両は、クリーム色の車体に紺色の帯が施され、路線名にちなんで「スカ色」と呼ばれ親しまれた。横須賀線と総武快速線で平成11年まで活躍。その後は、新聞だけを運ぶ新聞輸送列車や千葉県内のローカル線で「余
半世紀にわたってJR横須賀線などを走り、団塊世代を職場や自宅に運んできた113系が完全に引退することになり、19日、横須賀線で最後の力走を見せた。高度経済成長を支えた名車両を多くの鉄道ファンが見送った。 クリーム色の車体に紺色の帯をまとったスマートなカラーリングは、路線名にちなんで「スカ色」と呼ばれ親しまれた。昭和38年にデビューし、平成11年まで横須賀線と総武快速線で運行。その後は千葉県内のローカル線で“第2の人生”を送り、今年8月末に営業運転から退いていた。 18、19日に2日間限りで12年ぶりに復活。記念列車の参加費用は記念品などの特典が付いて大人1万1300円だが、人気は根強くほぼ完売したという。 JR東日本横浜支社は「横須賀線を走ってこそのスカ色。ファンに昭和を感じてもらえたと思う」と感慨深げ。24日には最後まで活躍したJR内房線と外房線でラストランを迎える。 女性の鉄道ファンを
紺とクリーム色に塗装された車体が特徴的で、初登場から50年近くたつ今も房総地域で運行されているJR東日本の113系電車が、8月末で引退する。 同社が9月に運行を予定している記念列車は、既に別れを惜しむファンらの予約で満席になっている。 113系は、県内では1969年に内房線の木更津―千倉(南房総市)駅間が電化された際に初めて投入された。通勤路線の総武線快速・横須賀線でも、99年まで千葉―久里浜(神奈川県横須賀市)駅間を走り、多くの乗客に利用された。 現在、JR東日本管内では4両編成9本のみが残り、県内を走る総武線、内房線、外房線、成田線の4路線でのみ運行されている。しかし、いずれも後継の209系車両に入れ替わり、東日本では同型車両がすべてなくなる。 同社千葉支社によると、最近は113系の写真撮影に訪れる人や、「最後の運行はいつか」といった問い合わせが増えているという。同支社は「長く房総地域
海を連想させる紺とクリーム色のツートンカラーをまとい、1999年までJR横須賀線で活躍した電車「113系」が9月18、19の両日に限って同線に復活する。首都圏から同車両が全廃されるのを記念し、古巣に別れを告げる。 この2色は50年ごろ登場し、白砂青松や「青い海、白い砂」をイメージしたといわれる。同線独自の“伝統色”で「スカ色」と呼び習わされた。同色の113系は今も千葉県内で運行されているものの、8月末の引退が決まっている。 復活運転は4両編成の団体専用列車「ありがとう113系横須賀線の旅」。東京駅発着で、横須賀までを往復する行程。横須賀到着後、さらに大船まで1往復し、普段は乗れない「鎌倉車両センター」へも入線する。料金は大人1万1300円(横浜駅で乗降の場合は1万500円)、弁当と方向幕(行き先表示)の実物大レプリカが付く。 発売は8月22日午後2時から横浜、川崎など13駅の「びゅう
印刷 かつてJR横須賀線の主力車両だった113系電車=写真はJR東日本横浜支社提供=が来月18、19の2日間、団体専用列車として同線を走る。「横須賀色」と呼ばれたクリーム色と青色の車両が同線を走るのは見納めとなる。 113系車両は1963年から国鉄(当時)の多くの路線を走り、横須賀線では63〜99年に使用された。JR東日本管内では現在も総武、内房、外房線を走るが、8月末で営業運転を終えるため、企画された。 特別列車は4両編成で募集人数は両日とも160人。東京または横浜発で、横須賀まで走り、約1時間の自由時間の後、普段は利用できない大船―鎌倉車両センター間を往復し、横浜、東京へ戻る。参加費は東京発が1万1300円(小学生9800円)、横浜発が1万500円(同9400円)。参加費には弁当代が含まれ、実物大の「行き先方向幕」の複製もプレゼントされる。 申し込みは22日午後2時から、JR横
JR東日本千葉支社は25日、113系の定期運用を8月末で終了すると発表した。27日からはヘッドマークを掲出しての運用も行われる。 房総半島のJR線で活躍していた113系電車(2005年撮影) 「スカ色」と呼ばれる青とクリーム色のツートンカラーの113系は、かつて横須賀・総武快速線の主力車両であり、その後も房総半島の総武本線、内房線、外房線、成田線などで活躍してきた。 現在、房総半島の各路線では209系電車への置換えが進んでいる。これにともない、113系は8月末をもって引退することになった。 「有終の美」を飾るべく、ヘッドマークを掲出して運用されるのは、1980年製造の116編成と、1977年製造の217編成で、計8両を1編成として運転する。ヘッドマークは直径46cmで、「ありがとう113系 幕張車両センター」との文字が入ったものになるという。 ヘッドマークを掲出した113系8両編成は、27
クリックして拡大する“故郷”で最後の力走を続ける「阪和色」の113系電車=H23年5月30日午後5時37分、JR和歌山駅(藤崎真生撮影) 運行するJR阪和線(大阪・天王寺-和歌山)の名前から「阪和色」との愛称で親しまれた白地に青色帯の国鉄型車両が、来年3月末で、愛称の由来となった同線から姿を消すことになった。新型車両の投入が理由で、今後はJR西日本管内の別のエリアで運行されるという。 「阪和色」は昭和47年3月、阪和線の新快速電車でお目見え。車両には、30年代に誕生し、東海道・山陽両線などの快速電車で使用されていた113系が使われた。当時、鮮やかな色づかいが話題となり「ブルーライナー」と呼ばれたが、いつしか、走行する路線から阪和色と呼ばれるように。京阪神地区の新快速などのデザインにも一時、採用されたこともあった。 しかし、新型車両への切り替えなどで次第に阪和色の車両は減少。55年以降は阪和
三月十五日のJRダイヤ改正で、特急車両での運行が廃止される通勤ライナー(西出雲−米子間)用に、通勤型電車四両が二十一日、JR米子支社に配備された。同支社では初のタイプで、ダイヤ改正後に通勤ライナー専用車両として運行する。 配備された電車は113系と呼ばれ、湖西線など関西圏で使っていた。四両で座席二百六人、立ち席三百三十八人の定員五百四十四人。従来より座席が少なくして、立ち席のスペースが確保されている。 ダイヤ改正後は西出雲発が現行より二十三分早い午前六時五十分になるが、出雲市での停車時間を延ばし、大田市方面から来る後発の上り普通列車と接続する。 同ライナーは現在、特急やくもの車両で運行、通勤や通学客に好評だったが、ダイヤ改正で特急車両の運用が困難になった。JR米子支社は「各車両とも片側に三カ所のドアがあり、混雑時も乗降しやすくなると思う」としている。 ('08/02/22 無断転載禁
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