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昨年７月末の新潟・福島豪雨の影響で運転を見合わせていたＪＲ只見線の只見（只見町）―大白川駅（新潟県魚沼市）間２０・８キロが１日、運転を再開した。復旧工事が完了したためで、運転は約１年２か月ぶり。 再開後の上り始発列車は鉄道ファンらを乗せ、午前８時３９分に只見駅に到着した。地元関係者らが花火を打ち上げ、「おかえりなさい 只見線」と書かれた旗を振って出迎えた。 同町只見、菅家二千六さん（７１）は「新潟の病院へ行くのに利用していた。これで便利になる」と喜んだ。目黒吉久町長は「町としても利用者が増えるような地域作りをしていきたい」と述べた。 ＪＲ東日本仙台支社によると、３か所で鉄橋が流失した会津川口（金山町）―只見駅間２７・６キロは復旧の見通しが立っておらず、代行バスを継続する。 再開した只見―大白川駅間にある無人駅の田子倉駅（只見町）については、利用客が少ないため、全ての列車を停車させない。今後
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ＪＲ東日本の関森多市郎・新潟支社長は１２日の定例会見で、昨夏の新潟・福島豪雨の影響で一部区間が運休している只見線について「同じ被害が起きないよう十分な安全対策が必要であり、地元自治体、道路、河川の管理者との協議も必要。現時点では復旧の判断がつかない」と述べ、早期の全線再開は困難との認識を示した。 同線は運休中の大白川（魚沼市）－会津川口（福島県金山町）間のうち、１０月１日から大白川－只見（同県只見町）間が運転再開するが、豪雨で鉄橋が流された只見－会津川口間は再開のめどがたっていない。また再開区間の田子倉駅（同）は廃止する方針。
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