拠点・施設本田技研工業(ホンダ)は23日、同社の中国現地法人で四輪生産販売合弁会社である広汽本田汽車(広汽Honda)が、広東省広州市に新設した開発区新エネルギー車工場の稼働を開始したと発表した。
広汽Hondaの開発区新エネルギー車工場は、高効率・スマート・低炭素な生産体制を目指し、最新の生産設備を導入。プレス・溶接工程においては、部品搬送の自動化により物流要員のゼロ化を実現し、AI(人工知能)による溶接強度検査を同社として初めて採用した。組立工程では、工程全体の30%を自動化することで、高効率な生産ラインを実現している。
環境面では、工場敷地内に合計22メガワットの太陽光発電システムを設置し、再生可能エネルギーを活用することで、年間のCO2排出量を1.3万トン削減する見込み。また、新開発した低VOC(揮発性有機化合物)塗料の採用や、工場排水に含まれる有害物質を100%処理できる設備の導入により、環境負荷の低減に取り組んでいる。
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