ロジスティクストレードワルツ(東京都千代田区)は17日、日本とインドネシア間の貿易手続きを効率化するため、同社の貿易プラットフォーム「TradeWaltz」(トレードワルツ)と、インドネシア税関向けの電子申告プラットフォーム「HAKOVO」との連携の商用利用を開始したと発表した。同社にとって、海外連携での商用利用の実現は初めて。
今回の連携は、JETRO(日本貿易振興機構)のサプライチェーン多元化支援事業を活用し、2023年11月から要件定義やシステム開発を進め、ことし9月に実証試験を完了。TradeWaltzに入力された船積書類データがHAKOVOを通じてインドネシア税関へ直接連携されることで、従来18時間かかっていた通関手続きが37分へと96%削減された。また、通関業者の作業工程は58%削減、コストも67%削減されるなど、顕著な効率化が確認された。
トレードワルツは今後、日インドネシア間の貿易取引全体への展開を進め、将来的にはタイやベトナムを含むASEAN諸国への横展開を目指す。
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