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南日本運輸倉庫、シンガポールにフルーツ店オープン

2024年6月20日 (木)

拠点・施設南日本運輸倉庫が20日、シンガポールの老舗フルーツ企業サトユー・トレーディング(以下、サトユー)の新店舗「MISAKA」が7月1日にシンガポールのCIMBプラザにオープンすると発表した。この店舗は南日本運輸倉庫がサトユーを子会社化してから初めての店舗であり、多店舗展開のモデル店舗と位置付けられている。

新店舗は、フレッシュな売場、日本風の安心・安全な店舗イメージ、鮮度保持システムの設置をコンセプトにしている。シンガポール南部のビジネス街に位置し、時間帯に応じた柔軟な商品陳列を特徴としている。例えば、昼食時にはアボカドジュースやサラダフルーツを提供し、夕方以降はカットフルーツやフルーツ野菜ジュースを充実させる。また、鮮度保持システムDENBA(デンバ)を利用した鮮度保持は、同店のセールスポイントの1つとなっている。

サトユーは既存事業の強化、多店舗展開、輸出事業の強化をマーケティング戦略の三本柱として掲げており、今回の新店舗オープンは多店舗展開の具体的な施策である。南日本グループは海外事業展開アセアン事業戦略として、サトユーをグループに加え、アセアンおよび近隣諸国への展開を図っている。

DENBA DISSは鮮度保持装置「DENBA」を開発するDENBA JAPANと南日本運輸倉庫による合弁会社であり、次世代コールドチェーンの構築・運営を目指している。これにより、商品品質の向上と顧客満足度の向上を図っている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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