環境・CSR日本郵船は2日、アンモニア合成システムの実用化を目指すつばめBHB(東京都中央区)への出資を発表した。協業により、地球温暖化対策に貢献するアンモニア燃料のサプライチェーン構築を推進する。
つばめBHBは、特殊な触媒技術によって必要な量のアンモニアを必要な場所で生産可能にする「オンサイト型アンモニア合成システム」を開発する東京工業大学発のベンチャー企業。同システムでは、従来は難しいとされた小型プラントでの生産や、低温・低圧環境での効率的なアンモニア合成などが可能になる見込みで、適地・適量の生産体制の構築につながるという。