【もんすたーはんたーすとーりーず】
ジャンル | RPG | |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
発売元 | カプコン | |
開発元 | マーベラス(*1)/カプコン | |
発売日 | 2016年10月8日 | |
定価 |
パッケージ:5,800円 ダウンロード:5,546円(共に税別) |
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プレイ人数 | 1人(ローカル通信対戦時は2人) | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
廉価版 | Ver.1.2 更新版:2017年7月27日/3,990円 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
MHシリーズ初のRPG 低年齢層を意識したゲームデザイン 独特だが完成度の高い育成システム 一方戦闘や一部設定には賛否の意見も |
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モンスターハンターシリーズ |
カプコンの代表作の1つである『モンスターハンターシリーズ』の派生作品の1つであり、「同シリーズ初のRPG作品」と銘打って登場させた異色作。公式の推奨する略称は『MHST』。
『MHX』に先駆けて発表がなされ、その後比較的長い開発期間を経たうえで発売が行なわれた。
発売前はMHシリーズとしてはあまりにもアニメ感が漂うキャラクターデザインや、先に発売されていた『MH4G』の賛否が激しかったこともあり、あまり期待はされていなかった。
しかし発売後は王道を貫くストーリーの完成度や斬新で爽快な戦闘システム、奥が深く中毒性の高い育成要素も相まって評判が好転した。
+ | ネタバレのため折り畳み |
+ | ネタバレのため折り畳み |
独自性を持ちつつ分かりやすく爽快感のある戦闘システムや高い完成度を誇る王道なストーリー、そして無限の可能性が広がる育成要素と、蓋を開けてみればRPG作品としては良作と言って差支えのない出来の内容であった。
何より、本編でも人気の高いモンスターを自身の仲間に加え、共にモンハンの世界観を冒険することができるという点に関しては、シリーズ全作を見渡しても本作でしかできない体験である。
ただ従来のシリーズ作との作風の違い故に一見とっつきにくいせいか、ナンバリング作品のようなゲームを望んでいた者からすれば大きなジャンル変更は批判の声も多く、本作に手を出さない人が続出した。公式設定の矛盾やバランスブレイカーとなる武器とモンスターにも問題は多かった。
このような路線の変更を受け入れられるモンハンシリーズ経験者にはもちろん、一風変わった育成型RPGを楽しみたい方にもお勧めできるゲームと言えよう。