注意:ここでは、『Riviera ~約束の地リヴィエラ~』の各移植版もまとめて紹介する。(いずれも良作)
【やくそくのちりう゛ぃえら】
ジャンル | RPG | |
対応機種 |
ワンダースワンカラー (スワンクリスタル対応) |
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開発元 | スティング | |
発売元 | バンダイ | |
発売日 | 2002年7月12日 | |
定価 | 5,229円 | |
判定 | 良作 | |
Dept.Heaven.Episodes.シリーズ・ユニオンシリーズリンク |
スワンクリスタルのローンチタイトルの1つ。美麗なグラフィック・古き良きBGM・他に類を見ないゲームデザインと、高いクオリティと独自性を持つWSオリジナルタイトル。
携帯ゲーム機向けに調整された手軽な操作性に加え、RPGの構成要素をピックアップして無駄を省いたスマートなシステムが特徴的である。
温かみのあるファンタジー世界や可愛らしいキャラクターは「絵本をめくるような冒険」と表現され、世界観やキャラ同士のかけあいを追うだけでも楽しい。
かつて魔界と呼ばれ、いまは精霊のすむ悠久の地“リヴィエラ”。かの地に、1000年前封印されたはずの魔族が再び目覚める兆しがあらわれた。
世界を黄昏へと導いた古の神魔戦争を繰り返させないため、神界は「神罰」の発動を決定する。その代償としてリヴィエラを永久に失おうとも…。
天使と悪魔、そして幾多の精霊たち。それぞれの思惑が交差するリヴィエラの地に 今、二人の告死天使が神界より舞い降りる…。
フィールド
バトル
ハーレム要素
その他の要素
圧倒的なクオリティとボリュームで表現される、独自の世界観
RPGの楽しみを集約したバトルシステム
制約の多い音源を最大限に駆使して奏でられる、アップテンポでノリの良いBGM
その他
シナリオ面
アイテムまわりの制限の多さ
練習バトルによるスキルアップの作業感
引継ぎ要素がなく周回による変化が少ない
全体的なゲームテンポが遅め
バグ
ギャルゲー要素や沐浴イベントでネタにされがちな本作ではあるが、グラフィックやBGMなどの質の高さとシステムの完成度は、並みの作品を上回る一級品と言える。
【やくそくのちりう゛ぃえら】
上記ソフトのGBA移植版。
メジャーなハードに移植された事もあり、本作でリヴィエラを知ったユーザーも多い。
GBAとして遜色のないグラフィックになり、ボイスも付いた事で本作の魅力が増した順当な移植作。
【やくそくのちりう゛ぃえら】
ジャンル | RPG | |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |
開発元(共通) 発売元 |
スティング | |
発売日 | 2006年11月22日 | |
定価 | 5,040円 | |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
判定 | 良作 |
上記ソフトのPSP移植版。
PSPへの移植はやはりUMDのロード時間がつらい物となった。
またハードの関係でソニーチェックに引っかかり、話題になっていた沐浴イベントCGが削除されたのも痛い。
とはいえゲーム全体の魅力は損なわれておらず、おおよそゲーム全体の移植自体は良好。
【やくそくのちりう゛ぃえら すぺしゃる えでぃしょん】
PSP版の廉価移植版。
ただの廉価版にはなっておらず、新たな追加要素も加えられている。
水着は兎も角PSP移植で発生していた問題を改善しており、かなり遊びやすくなった一作。
追加要素もあり今プレイするのであれば本作がオススメ。