当ページでは『大航海時代II』と、それをベースにした『大航海時代外伝』を紹介しています。(判定は共に良作)
【だいこうかいじだいつー】
ジャンル | ロールプレイングゲーム | 裏を見る |
対応機種 | PC-9801 | |
発売・開発元 | 光栄 | |
発売日 | 1993年2月10日 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
目的別に主人公を選べる 冒険要素が増加 システムが大幅に改善 |
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大航海時代シリーズ |
『大航海時代』シリーズ2作目。
今作では主人公を6人の中から選ぶ形式になり、それぞれの主人公のシナリオが名声を上げることで話が進んでいく。
+ | 主人公6人 |
前作の高い自由度は大体そのままにボリュームを増やした本作は、ナンバリングシリーズ中最も高い評価を受けている。
人によってどの要素が好きかは異なるだろうが、本作は主人公が6人もいて、目的も違うため様々な遊び方に対応している。
リコエイションゲームとしての大航海時代は、この作品で一旦完成したと言える。
この後の大航海時代シリーズは完全に別種のシステムになったが、ネットゲーム時代の『Online』『Origin』の基盤は『II』『III』の影響が色濃く、「大航海時代を表現するゲームシステム」として高評価を受けていたことが窺える。
【だいこうかいじだいがいでん】
ジャンル | ロールプレイングゲーム | |
対応機種 |
プレイステーション セガサターン Windows |
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発売・開発元 | 光栄 | |
発売日 |
(PS)1997年10月2日 (SS)1998年1月29日 (Win)1998年2月27日 |
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定価 | 6,800円 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
主人公は減ったがやりごたえは十分 更に改善されたシステム面 強すぎるラスボス |
『II』のシステムをほぼそのままに、主人公を変えた外伝。
今回の主人公は2人。
『II』の主人公達も所々に登場する。
+ | 主人公2人 |
家庭用機向けにアレンジされた外伝。
主人公の人数は減ったものの、その分イベントは濃密なものになっている。
光栄の歴史ゲームとしては珍しく、家庭用機から後にPCへと移植されている。このことから評価の高さの一端が窺えるだろう。
*1 性格は航海士ごとに設定されており、仲間に加える時に多少影響がある。
*2 所持金貨は全キャラ中最低レベル、貰えるアイテムも微妙、更に冒険名声を稼ぐのに必要な地図作成技能の費用、イベント戦を勝ち抜く為の戦闘艦隊の費用までかかる。
*3 イベント戦自体はオットーやカタリーナでも発生するのだが、そちらは戦闘前提のシナリオかつ難易度も低い。ジョアンに関しては戦闘が必要とされない冒険者でありながら、碌な事前情報が無いままに戦闘を強いられる事が大半である。
*4 ただしラスボス以外は逃亡が可能、ラスボスもロッコに倒してもらうことが可能という抜け道もある。
*5 遠洋航海が必要な勅命が出たらリセットして受け直すなどのテクニックを駆使すれば2年以内のクリアは可能。しかし本作のレオンはジパングに行ったことがあったり、マゼラン海峡で新種のペンギンを発見していたりもする。
*6 あくまで推測の範囲である。
*7 熱心なファンからは「初めて海に出たはずなのになんでだ」とよくツッコまれる。
*8 他国の港を奪うなどして恨みを買うと襲われることもある。またアルは爵位を得る必要があるため海賊からも狙われやすい。
*9 一応前作でも名声はそれぞれ分けられていたが表示に関しては合計名声のみ表記されておりマスクデータ扱いであった。
*10 商業値・工業値と同値の金貨投資で1%上昇
*11 戦闘能力や装備も必要だが勝てば無傷で戦利品が手に入る
*12 砲弾が必要なく拿捕もできない。白兵戦の消耗が激しいので砲撃が一番安全
*13 一騎打ちが発動しにくくなり、艦隊が衝突時にダメージを受けるようになった為接触させにくい
*14 後年、基軸をネットゲームに移した『Online』『Ⅴ』に至っても評価は概ね芳しくなく、良からぬ事に戦闘システム面の低評価は負の伝統と言える。
*15 SFC版の場合。PC版は「亜」
*16 例えば小型船の軽ガレーは十分な速度を出すのに最低限必要な人数が5人。他の帆船よりも少ない上、余裕で20ノットの速度を叩きだす。
*17 Window移植版はPC-9801からの復刻。以前は9x系対応版がCD-ROMで販売されていたが、2018年現在はSteamにて配信されている。