今は亡きゲームメーカー彩京が1998年にリリースした作品で、
伝説の万能薬を手に入れるために5+1人が巨大ロボや古代兵器相手に奮戦する縦シューティングゲーム。
彩京後期の作品だけあってグラフィックは描き込まれているし、
溜め撃ちと接近攻撃で中型の敵をバシバシ落としていくのが爽快!
キャラもクセモノ揃いで楽しいぜ。
かなりの高難易度作品でも知られているが、Switch版は難易度は8段階から選択可能。
下から2番目の難易度チャイルドくらいでやれば、
俺でもお手軽にノーコンティニュークリア出来る難易度だった。
難易度のデフォルトがそのチャイルドに合わせてあるのは、
やはり難し過ぎるからという判断だろうか……。
アーケード版基準だから、デモ画面にボイスが無いのがやや寂しいところ。
Switch版『ガンバード1』にはあったんだがなあ。
当然ではあるが、カプコンから出たドリームキャスト版のゲストキャラだったモリガンも使えない。
隠しキャラであるはだか侍アインは、ランダムにカーソルを合わせて下で使用可能だぞ。
1人で2人プレイできるモードがあるのが嬉しいところ。
このゲーム、2人プレイ限定でキャラの固有会話や固有エンディングが発生するんだけど、
1人でも疑似的に2人プレイモードに出来るのだ。
最初にキャラを2人選択して、やられる度に操作キャラが交代する仕様となるぜ。
キーコンフィグはこんな感じ。L/R/SL/SRボタンにもしっかり設定できる。
縦画面表示にした時のために向きも変えられる。
ゲーム設定はコンティニュー回数といったお約束に加えて、
テキストをくっきりさせるかオリジナルそのままにするかも選べる。
注目はドリキャス版でデザインが変更されたラスボス「薬の神」をアーケード準拠にも切り替えられるところだ。
ドリキャス版では彩京のホットギミックシリーズに登場した雀犬に似たキャラになっていたのだ。
今回はそっちでも遊べるし、アーケード版そのままの姿でも遊べる。
いやあ、よかったよかった。
よかったのかコレ?!
パロディにしても心配になってくるぜ!
ゼロディブの彩京移植作品、お次は7月5日予定の『ホットギミック for Nintendo Switch』。
こちらは色々と手間が掛かっているせいか税抜2500円とやや高めの価格設定になっている。
このシリーズ、最初はキーコンフィグが無かったり、バグが多かったりしていたが、
大体アプデで修正掛ったし、最近のシリーズはオプションも充実しているしでかなりこなれてきたね。
残りの彩京タイトルで、他のメーカーの権利が絡んでなくて移植できそうなのは
『スペースボンバー』『ストライカーズ1999』『パイロットキッズ』『堕落天使』『バトルクロード』くらい?
『ガンスパイク』はカプコン作品なので厳しそう。
『ストライカーズ1945plus』はネオジオ作品なので
ハムスターの協力を得て出したいようなこと言ってたがどうかな。
ハムスターも『オレたちゲーセン族』で散々叩かれつつも、
『アーケードアーカイブス』で再起して任天堂にマリオを任されるまでになったので、
頑張ってるゼロディブも応援したいぜ。