スバラシティ | フライハイワークス公式スバラシティのレビュー行くぜ!
メーカー:フライハイワークス
機種:3DSダウンロード専用ソフト
ジャンル:シティ創造パズル
発売日:2017年2月15日
価格:500円(税込)
スマホで好評を博したパズルゲームの3DS移植版。
配信は良質なゲームの発掘に定評のあるフライハイワークスだ。
同じ色のブロックをタッチしてまとめていく単純な思考系のパズルゲームなんだが、
とにかくルールが練られていて、1度プレイするとズルズルと時間が溶ける麻薬のような中毒性。
麻薬スバラシティだったわ。
モードはノーマルモードと難易度の低いカジュアルモードの2種類。
セーブデータはそれぞれ3個ずつ作成可能だ。オートセーブなのですぐ始めてすぐにやめられる。
ルールは単純。
人や家などが乗った色付きのブロックが表示されるので、
同じ色のブロックが2個以上くっ付いている所をタッチ。
するとブロックが1つにまとまってレベルの高い大きな建物が出来上がる。
このブロックを更に他のブロックとまとめると更にレベルの高い建物が完成!
小屋人や木が家に、家が屋敷に、屋敷がビルに!
繰り返してどんどん大きい建物を作っていくのだ。ブロックはまとめる度に上から補充されていく。
木を消しまくって近代ビルを建てまくれ!スバラシティに自然など不要!
上画面はスコアとなる人口や経過年数の他に、まとめられるブロックの候補も表示されて分かりやすい。
スコアとなる人口は「画面内に存在する建物」の種類で決まり、
ハイレベルな建物が沢山あるほどスコアが高くなる。
建物のレベルを上げ続けるとレベル10になった段階で画像右下のような白いブロックに変化。
白ブロックは建物をまとめ続けないと作れないブロック。
これを更に他の白いブロックとまとめることで、
高得点となるレベル11以上の建物を作ることが可能だ。
レベル11以上の建物はこのように特殊な形状で、
20以上になると巨大タワーなど豪華な見た目になっていく。
一度作ったものは記録されてオプションから閲覧も可能。目指せコンプ!
しかしレベル11以上の建物は1度作るともうまとめることが出来ないため、
高得点を狙うには白いブロックをいかにして沢山作るか、どこでまとめるかが重要。
出来るだけ画面下や端で作らないと邪魔になるが、
その場しのぎでまとめまくってると
うっかり画面上部でレベル10の建物が出来ちゃうこともあったりで悩ましい。
市長マークを消費することで1個だけのブロックを消すことも可能。
手詰まりになった時やデカい建物を狙う時には必須だ。
市長マークは100回操作をする度に1個増加。
他にも、レベルの高い建物を作るとボーナスで手に入るぜ。
市長の命を生贄に捧げてビルを消し去るシステム。
この市長マークを高得点狙うために使えるようになってくるとグッとゲームが奥深くなってくる。
完全に手詰まりになったらゲームオーバーで、
人口に応じて「タノシティ」「リリシティ」などの称号が貰えて最終配置と共に記録される。
プレイに制限時間は無い完全な思考系パズル。
ブロックをまとめることで、まとめられなかったブロックがどう動くかを考えながら、
市長マークという限られたチャンスを最大限に生かしつつ、
常に一手、二手と先を見た街づくりをするのが非常に楽しい。
ノーマルだとブロックの数が白を含めても最大でも5種類ってのが程良いバランス。
レベルの高い建物を作る度にフィールドが圧迫されていく状況で四苦八苦し、
溜めに溜めた白ブロックをまとめて巨大な建物をドーン!と作って
人口をガバッと増やす気持ち良さが最高!
建物や人のグラフィック、たまに画面を横切る鳥に、
ポーズ中にLRボタンで切り替えられるBGMなど雰囲気もイイ感じだぜ。
ルールはお手軽で1プレイも短いしサクサク遊べるパズルゲーム。
しかし手軽ゆえに「白いブロックの配置ミスった!やり直そう!」
「くそっ!予備の市長がもう1人いれば!やり直そう!」などと何度もやり直してしまい、
うっかり始めると時間が溶ける溶ける!
こんなに単純なのにやればやるほど完成度の高さに唸らされたぜ……。
欠点は思いつかなかった。イチオシ!
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これは確かにいい意味で危険、やめ時失う感覚なんて久しぶりに味わえたよ