酷威COOV N100ってやつ。eBayで1000円切るぐらいで購入できた。国内でも取り扱ってるショップはあるみたいだけど、1000円以下なら失敗しても悲しくないということで…
最近はN200ってのも出てるようで、こちらは20ドルぐらいっぽい。
COOV N200はレシーバとトランスミッタのセットになっていて、トランスミッタを好きなコントローラーにマジックテープで取り付けてワイヤレス化できると言うもの。
さらにトランスミッタにはジャイロがついてるので、どんなコントローラでもジャイロ対応にできるらしい。まぁ今回はとりあえず試しということで有線のn100を選択した。
とりあえず友人に渡す前に動作確認して使い方を把握しておかねば。
まずはアップデート。
ファームウェアは公式サイトからダウンロードできる。
日本語もあるけど、解凍すると文字化けしてよくわからないので英語版がいいかも。
現時点での最新はV3.4だった。
V3.0からはUSBキーボード、マウス、HID準拠ゲーム コントローラに対応したらしい。
キーボードとマウスを使うにはHUB K4って言うオプションが必要らしけど、DirectInput対応の普通のPC用ゲームパッドは繋げばそのまま動くようになってるかも。
キーボードとマウスを使うにはHUB K4って言うオプションが必要らしけど、DirectInput対応の普通のPC用ゲームパッドは繋げばそのまま動くようになってるかも。
あとは認証用に各純正コントローラが必要みたいだけどPS4とXbox One用のコンバータとしても使えるようになったっぽい?(実機がないので試せないけど)
ファームウェアのアップデート方法はCOOV N100をPCのUSBポートにつなぐとマスストレージデバイスとして認識するので、その中に先程ダウンロードしたfirmware.binを上書きするだけ。
アップデートが完了するとN100のLEDが緑色に点灯したあとに再認識される。失敗すると赤に光る模様。
ちなみにinfo.txtを開くと今入ってるバージョンがわかる。購入時のバージョンは1.5だった。
ちなみにinfo.txtを開くと今入ってるバージョンがわかる。購入時のバージョンは1.5だった。
設定はdata.binというファイルの中に書き込まれる。
今回はまだ何も設定してない状態でアップデートしたので、ついでに設定初期化(restore)用のdata.binも上書きしておいた。(たまにうまく動かない設定ファイルのまま出荷されてるものもあるらしいので念のため。)
ファームウェアアップデートとコンフィグファイル(data.bin)の初期化が終わったところで、早速使ってみる。
ニンテンドースイッチ側の設定を少し変更する必要がある。
ファームウェアがV2.0以上の場合、設定のコントローラーとセンサーでProコントローラーの有線通信をONにする必要がある。ここをONにするまではn100に繋いだコントローラは全く動かない。
N100がPS4コンのジャイロに対応したときにProコン有線モードとして認識されるようにファームウェアを変更したのかもしれない。
とりあえずこの状態でXbox Oneコンを繋いでみたけど特に問題なく動く感じ。
デフォルトのキー配置は物理的に同じ位置にあるキーが割り当てられているので、
Proコン同様の操作性。ジャイロ無いけど。
Xbox OneコンをつなぐとAとB、XとYの印字が反対になる。
なんかQTEが多いゲームとかだと混乱しそうだ。つまりAを押せと言われたらBを押さないといけない。PS4コンの場合はABXYじゃないのでまた違う問題だけど。
一応N100にはキーマッピングという機能がついててキーを入れ替えることができる。
ホームボタンとスティック以外のキーは好きに入れ替えられるらしい。
1.キーマッピングモードに入るにはXboxボタン(ホームボタン)とBボタン(ProコンだとAボタンの位置)を同時に押す。
2.キーマッピング対象のボタンを押す。
3.割り当てたい機能のボタンを押す。
4.ホームボタンを押すとキーマッピングモード終了。
例えばAボタンを押したときにBと認識させたい場合は、
Xboxボタン+Bボタン同時押し
A
B
ホーム
という順番に押せば良い。
入れ替えたい場合は
Xboxボタン+Bボタン同時押し
A
B
B
A
ホーム
みたいな感じで、ホームボタンを押さない限りは連続して登録できる。
この機能を使えばXboxコンのときにAとB、XとYを入れ替えてしまえば画面表示どおりにキーを押せばいいことになる。
この場合Proコンに慣れてるとむしろ混乱するかもしれないけど、XboxやPCでXboxコンを使ってる人にはこっちのほうが慣れやすいかも?
ちなみにスクリーンショットはXboxボタンを2度押しだった。PS4コンだとまた違うらしい。
ちなみにスクリーンショットはXboxボタンを2度押しだった。PS4コンだとまた違うらしい。
設定をもとに戻したい場合はXboxボタンとBボタンを同時押しした後にXboxボタンを3秒以上長押しするとキーマッピングをリセットできる。
キーを押すたびに振動してくれるのでちゃんとキー操作が認識されてるかどうかもわかりやすい。
キーを押すたびに振動してくれるのでちゃんとキー操作が認識されてるかどうかもわかりやすい。
N100にはキーマップも含めて、結構色んな機能があるっぽい。
・キーマッピング(Xboxボタン+B)
・スティックのデッドゾーンの設定
・スティックのデッドゾーンの設定
・速度調整可能な連打機能(Xboxボタン+X?)
・マクロモード(ホーム+マクロを登録したいボタン)
非公式ハードだから本体のバージョンアップで使えなくなる可能性はあるけれどもこんなに機能ついてて1000円以下ならお買い得かもしれないぞ…
HUB K4を購入すればキーボードとマウスも使えるみたいだし。
HUB K4を購入すればキーボードとマウスも使えるみたいだし。
スリープから解除できないのはちょっと不便かもしれないけどセカンドコントローラとしてなら問題ないしな
最後に分解してみた。
ケースは金属で高級感がある。ネジを外せば分解できる。
メインのマイコンはNuvotonのNUC505Y013Yっぽい。
あとはUSB機能用と思われる12MHzのクロックと3.3Vのレギュレータ、抵抗とコンデンサとLEDぐらい。マイコンだけで300円ぐらいはしそう。
最後に分解してみた。
ケースは金属で高級感がある。ネジを外せば分解できる。
メインのマイコンはNuvotonのNUC505Y013Yっぽい。
あとはUSB機能用と思われる12MHzのクロックと3.3Vのレギュレータ、抵抗とコンデンサとLEDぐらい。マイコンだけで300円ぐらいはしそう。