お久しぶりです、元気です! 結論から 単三乾電池4本の電池BOXにおいてうずまきバネ式の抵抗は0.4Ω程度あり、板バネ式の20倍程度でした。 電池電流が4Aのとき、うずまきバネ式の損失は6.4Wに達し使用する負荷の半分が電池BOXで熱として消費されてしまうため、モーター駆動など2Aを超える高負荷の用途には板バネ式を使用する必要があると判断します。 うずまきバネ式の電池BOXの抵抗の内訳: ※記事執筆後に指摘を受け抵抗の主因について調べた結果、バネの接触抵抗ではなかったため一部追記修正しています。 経緯 私は現在モータードライバーの設計をしているのですが、これは単三電池4本から4V / 4A程度の出力を取り出す仕様にしています。 現在、digikeyなどのサイトで入手できる8割方の電池ボックスはマイナス端子がうずまきバネ式なのですが、負荷を掛けたときの電圧降下が大きく設計値を満たせないことか
九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属。自作パソコン好きで、ハードウェア選定の仕事を与えると喜ぶ。最近は何でもコンテナにしたい教に入信し、コンテナ化の機会を虎視眈々と狙っている。 【IIJ 2023 TECHアドベントカレンダー 12/11の記事です】 こんにちは、九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属のy-morimotoです。 ふとしたことから、自宅に大容量の記憶媒体が欲しくなる時があるかと思います。 最近では、単体で22TBなHDDや、30.72TBなSSDなど、ラックマウントサーバ的な物を使わなくても、大容量が準備しやすい時代になりました。 ただ、1PB(1000TB)を目指した際に、意外とつまずきポイントがあったので、今回ご紹介させて頂きます。 今後、ご自宅に1PB(1000TB)を置かれる際の参考になれば幸いです。 1.USB接続の限界 簡単にHDDを接続する方法、まず思い
はじめまして。「100円ショップのガジェット」を中心に電子機器を色々と分解をしているThousanDIYと申します。 このコラムでは、ガジェットを分解する中での発見や感想をつらつらと書いていきたいと思います。 2021年は「半導体の不足により自動車の減産」というニュースを中心に、突然「半導体」が注目された年でした。 第1回目は半導体の発展の象徴と言える「マイコン」の原点である「電卓」が現在はどうなっているか分解して見てみます。 はじめに 1991年のNHKスペシャル「電子立国日本の自叙伝」という半導体エンジニアには伝説の番組があります。 当時世界を席巻していた日本の半導体産業の歴史を中心に、半導体の誕生から電卓への応用、そして集積回路(LSI)化による世界初の1チップマイコンであるIntel 4004が誕生するまでを描いています。(現在も「NHKオンデマンド」で配信されています) 番組の舞
ChromeでYouTubeやニコニコ動画等、HTML5動画を再生するとき、たまにフリーズしたり緑色になったりする場合の対処法を紹介します。 原因ハードウェアアクセラレーションによる原因である可能性が高いです。ハードウェアアクセラレーションとは、ブラウザにおける映像処理を、CPUではなく、CPU内蔵グラフィックやGPUを用いて主なう方法です。しかし、CPUを用いるソフトウェアレタリングと比べてグラフィックドライバーなどとの相性によって安定に影響を与えることがあります。 空きメモリ・空きディスクの容量を開放するGoogle Chrome以外のソフトを終了させたり、タブの数を減らしたりしてみて、空きメモリを増やしてください。 また、PCのいらないファイルを削除したり、ゴミ箱を空にしたりしてみて、空きディスク容量を増やしてください。 その後PCとChromeを再起動し、再度実行してみてください。
はじめに Chromeでデフォルトで有効になっているハードウェアアクセラレーションだが、不具合が多い。 描画がカクついたり、ノイズが走ったり、マルチディスプレイ環境で描画がおかしくなることが多々ある。 場合によっては、Chrome自体が強制終了することもある。 無効にすると、CPU使用率が無駄に上がり、特にYoutubeをはじめとした動画再生などは再生開始時や高画質再生でカクつきの原因になったり、PC全体の動作を重くすることもある。 これらに対して、ハードウェアアクセラレーションを部分的に有効とすることにより、動画再生に限って快適性を追求することができた為、残すこととした。 ※ ただし、2021年10月31日現在の設定である為、将来的にChromeがこれらの不具合を解消する可能性も否定できない。 下記の作業上で何かしら不具合が発生しても、自己で責任を負うものとする。 ハードウェアアクセラレ
この記事は2022年天文情報学AdventCalendar12/19の記事です。とりあえずカレンダーを作ってみた者です。そして内容はネタ記事です。何というかすみません。 皆さんは「スーパーコンピュータ」と聞くと何を思い浮かべるでしょうか。今であれば富岳でしょうし、ちょっと前なら京、地球シミュレータ、とまぁ現在も比較的日本が頑張っているコンピューティングの一分野ではないかと思います。そもそもスーパーコンピュータとは何ぞや、という話もある訳ですが(そのあたりはWikipediaを参照していただくとして)、基本的には複雑なシミュレーションを高速に行う為に使われるコンピュータ、というところかと思います。 とにかく大量の演算をこなす事が特徴のスーパーコンピュータですから当然のように相当な予算が投入されてナンボの分野ではあるのですが、かつてシミュレーション天文学の専用計算機として僅か20万円で創られた
電気信号を増幅したり、電気信号によって電流のオン・オフを制御したりするための素子がトランジスタです。トランジスタは論理回路を組み立てるために必要な部品で、今日のコンピューターの進化はトランジスタの進歩と共にあるといっても過言ではありません。そんなトランジスタがどんな仕組みなのかを、さまざまな技術をムービーで説明するYouTubeチャンネル・The Engineering Mindsetが解説しています。 How Transistors Work - YouTube トランジスタはよく水道で説明されます。トランジスタを流れるベース電流がパイプ(pipe)を流れる水です。このパイプの水流は栓(Disc)によってせき止められています。そして栓は、パイプの横に流れる細い管にある「Swing gate」と連動しています。 細い管に少量の水が流れるとSwing gateが開き、連動してパイプの栓が開き
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