家族や恋愛、お金や仕事など、日常における悩みは多いもの。ここでは、心理学者の平松隆円さんがマイナビニュースのQ&Aコーナーに寄せられた悩みにお答えします。 今回のお悩みタイトルは、「10歳の息子がバタイユやニーチェやフーコーやサドばかり読んでます」です。 ■質問 10歳になる息子がいるのですが、毎日毎日読んでいる愛読書がバタイユやニーチェやフーコーやマルキ・ド・サドです。 正直僕はさっぱりこういう本はわからないのですが…。一緒に暮らしている僕の父が大学の教授なので、こういう本が自宅にあり、それをひっぱりだしてきて読んでいるようです。 タイトルは、たとえば「ソドム百二十日あるいは淫蕩学校」「司祭と臨終の男との対話」「悲劇の誕生」「反時代的考察」「ツァラトゥストラはかく語りき」「善悪の彼岸」「眼球譚」「太陽肛門」「呪われた部分・I・消尽」「エロティシズムの歴史」「狂気の歴史」「監獄の誕生」「快