見事1位に輝いた島根CMSは、島根県公式サイトを構築するために作成されたCMSで、Ruby開発者のまつもとゆきひろ氏も在籍するネットワーク応用通信研究所が島根県の委託で2005年に開発し、オープンソースとしては今年2月にGPLで公開されたばかりだ。 自治体のウェブサイトで使用されるため視覚障害者の便宜を図り、オープンソースの擬人化音声対話エージェント「Galatea(ガラテア)」を利用した読み上げ機能を備えている。島根県ウェブサイトで実際に使用されはじめた2006年には、アクセシビリティとクリエイティブを両立したウェブサイトに与えられるアックゼロヨン・アワードで総務大臣賞を受賞している。 「Best CMS in OSC Nagoya 2008」を獲得したことについて、プレゼンを行ったネットワーク応用通信研究所の長井英夫氏は「取れないと思っていたので、たいへん嬉しい。がんばって開発した