先週、アップルが「Apple Music」において、配信の高音質化を進めると発表した。 高音質配信とはハイレゾ/ロスレス品質の提供と、AirPods Pro/Maxなど空間オーディオ対応機器で楽しめるドルビーアトモス音源の提供だ。ロスレス配信はCD品質の44.1kHz/16bit、AirPlayなどでも対応できる48kHz/24bit、さらには最大192kHz/24bitのハイレゾ品質まで提供する予定だとしている。フォーマットは、アップルのロスレス圧縮形式であるALACが用いられるようだ。 Hmm look at what I found in the Apple Music website…. pic.twitter.com/Lb4HbQ6Nww — Stijn de Vries (@StijnDV) May 17, 2021 提供は6月に開始され、Apple Musicのサブスクリプシ
選定作業にはAOMが公開しているソフトウェアエンコーダaomを使用し、改造によってツールを削減したときの映像品質を比較しました。 映像品質は一般的にビットレートと客観/主観画質のバランスで表されます。 客観画質とは計算によって数値化した画質のことで、代表的な手法としてはPSNRやSSIMがあります。 主観画質とは人の目で映像を評価した画質のことです。 今回は、客観画質としてPSNRを用いた指標(RD性能)を用い、映像品質を比較しました。 PSNRには"30dBを下回ると低品質である"といった基準はありますが、人の目で見たときの評価と必ずしも一致するわけではありません。 そこで、主観画質の評価も並行して実施し、多角的に映像品質低下を防止しました。 選定結果 まず、Superblockサイズを64X64と128X128とで比較しました。 その結果、テストケースのうち約75%でRD性能に変化がな
SmallSmaller images mean faster load times. Squoosh can reduce file size and maintain high quality. SimpleOpen your image, inspect the differences, then save instantly. Feeling adventurous? Adjust the settings for even smaller files. SecureWorried about privacy? Images never leave your device since Squoosh does all the work locally.
H.265/HEVCよりも性能が最大で20%アップする新しいビデオコーデック「AV1」をベースにした新デコーダー「dav1d」が発表されました。ソースコードには著作権が設定されますがBSDライセンスで公開されており、利用料ゼロのロイヤリティフリーとなっています。 Introducing dav1d: a new AV1 decoder - Yet another blog for JBKempf http://www.jbkempf.com/blog/post/2018/Introducing-dav1d davi1dを公開したのは、定番の動画プレイヤーVLC media playerの開発元である非営利組織のVideoLAN。GoogleやFacebook、Apple、Mozilla、Netflix、Amazon、Microsoftなどが名を連ねる非営利団体「Alliance for O
ロイヤルティフリーの動画コーデックの開発を目指してGoogleやMozilla、Netflixなどが加入するAlliance for Open Media(AOM)によって、次世代動画コーデック「AV1」が開発されています。その次世代動画コーデックの本命と期待されるAV1のエンコード技術を利用することで同じくロイヤルティフリーの画像(静止画)フォーマット「AV1 Still Image File Format(AVIF)」が開発されています。 AV1 Still Image File Format (AVIF) https://aomediacodec.github.io/av1-avif/ AV1のエンコード技術を活用することで、高画質&小サイズという高い圧縮率を目指して「AVIF」は開発されています。AVIFはファイル形式(いわゆるコンテナ)であり、AV1以外の圧縮技術も利用できる予定
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? Alliance for Open Media(AOM) により開発されているロイヤリティ・フリー(Royalty-Free)な動画像コーデック「AV1」と、同コーデックにおける特許(Patent)の考え方についての情報収集メモ。 超要約: コーデック仕様 と エンコーダ/デコーダ実装 の ロイヤリティ・フリーを保証する。 この保証が 現在から将来に渡って担保される よう最大限配慮されている。特に 防御的解除 条件により特許訴訟への対抗策が明示されている。 防御的解除=(発端の)訴訟を起こした団体/個人に対して、即時のライセンス解除を発
GoogleやNetflixなどの主導で開発が進められてきたビデオコーデック「AOMedia Video Codec 1.0(AV1)」がついに正式リリースされました。AV1の登場で、4KなどのUHD画質のムービーストリーミングサービスがより普及すると期待されています。 Get Started – Alliance for Open Media https://aomedia.org/av1-features/get-started/#specifcations The Alliance for Open Media Kickstarts Video Innovation Era with “AV1” Release – Alliance for Open Media https://aomedia.org/the-alliance-for-open-media-kickstarts-vi
MPEG議長Leonardo Chiariglione氏のブログ記事によると、2020年6月現在の権利者は45企業・団体に急増しており、うち2/3は3つの特許プールいずれかに所属するが、残り1/3はいずれにも属さないという分布状況です。日本でもBS4K/8K実用放送が開始されたように放送業界ではH.265/HEVCコーデック利用が本格化し始めましたが、ストリーミングや双方向Web会議など動画像コーデック需要が急騰しているWeb業界での利用はわずか12%程度に留まるため、MPEG系コーデックのプレゼンス低下は避けられないと予測しています。 MPEG動画像コーデックの歴史を振り返ると、特許問題はそれぞれの商業的成否に強い影響を与えてきました。 MPEG-2 Videoコーデックは2020年現在の日本でもテレビ放送に使われ続けており、明らかな成功モデルとなっています。ちなみにMPEG-2 Vid
Q. Why is Cisco making both source and binary versions available? A: The source code is available so that an implementation of H.264 is available for the community to use across any project, and to leverage the community to make the codec better for all. We have selected licensing terms that allow for this code to be used in commercial products as well as open source projects. In order for Cisco t
MozillaおよびOTOYは5月3日(米国時間)、JavaScriptで開発されたHDビデオコーデックライブラリ「ORBX.js」を発表(PDF)した。ORBX.jsはすべてHTML5/JavaScriptの技術を使って開発されており、HTML5に対応したブラウザであればプラグインなどをインストールすることなくビデオの再生が可能になる。最新のFirefox、Chrome、Opera、Safari、IE10などが対象。OSに関する制限もなく、HTML5に対応しているブラウザであればWindows、Linux、Mac OS Xなどさまざまな環境で使用できる。 ORBX.jsはスクラッチからJavaScriptで開発されたメディアコーデックで、1080p60のビデオをデコードする能力を持っている。デコードの処理にはJavaScirptが使用され、レンダリングにはWebGLが活用されている。Mo
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地上デジタル放送やDVDなどで用いられている「MPEG-2」形式や、Blu-rayなどに採用されている「MPEG-4 AVC/H.264」形式など、映像圧縮規格にはさまざまなものがあります。 一般的に映像の圧縮率と画質を両立させるのは非常に難しい問題であるわけですが、高い画質を維持したまま、データ量を従来よりも大幅に圧縮できるという夢のような「次世代高圧縮映像符号化技術」が現在開催中の「CEATEC JAPAN 2010」の三菱電機ブースで出展されました。 詳細は以下から。 三菱電機ブースの「次世代高圧縮映像符号化技術」コーナー 符号化映像のデモが行われています。左が従来の「MPEG-4 AVC/H.264」を採用した映像、右が三菱電機がNHKと開発中の「次世代高圧縮映像符号化技術」を採用したフルHD(1920×1080)映像です。従来方式がデジタル放送(MPEG-2)と比較してデータ量が
オープンソースとして公開された VP8 コーデックですが、それについて何か書こうと思っていたら、素敵な記事がもう書かれていました。 BLOG.MINAWA.NET: Xiph + Matroska + Google = WebM 重要なのはここですね。 ちょっとおもしろいのが、今回の件でついでに発表されたパートナー企業の顔触れです。MozillaやOperaといった直接関係のある企業や、 SorensonといったOn2のライバル的企業(VP8がBSDライセンスなので独自で開発するのかな)や、AMDやARM、MIPSやTIといった PCから組み込み系までのハードウェア企業の賛同も取り付けているようです。こうやってみると、見事に家電系のメーカーがいませんね。そりゃそうか。そういった企業は既にH.264側ですからね。 パートナーとして発表されたのは、Google、Mozilla、Adobe、Op
WebM: an open web media project The WebM Project is dedicated to developing a high-quality, open video format for the web that's freely available to everyone. Learn more » WebM Project joins the Alliance for Open Media Cisco, Google, Intel, Microsoft, Mozilla and Netflix join forces on open media formats … More » Codec Developers WebM is an open-source software project that anyone may participate
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