GNU Emacs は、フリーソフトの世界で最も長く、継続的に開発されてきたアプリケーションの1つです。考え方によっては、30年以上を経て、これを複数世代のプロジェクトと見なすことができます。しかし、これだけ長寿であると課題もあります。Emacsコミュニティの多くの人たちは、そろそろエディタ内部のLispインタプリタを、より高速で最新のものにリプレースする時だと結論付けてきましたが、Emacsの大半が動作している基礎となる仮想マシンを入れ替えると、Lispによる Emacs特有の性質 に与える影響を含め、大規模な影響が出ます。 この話題は以前にも上がりましたが、最近では9月11日にChris WebberがEmacs開発リストに、Robin Templetonの Guile-Emacs への作業状況に関して質問を しています 。その名前から分かるように、Guile-Emacsは内部のEma
最近、私のまわりでは様々な角度から多面的に話題な"Lisp"ですが、20年以上の歴史を持つLisp解説書の日本語翻訳版が2010年10月22日に新発売されます。 「Scheme手習い」です。 最近、私はインターネットのカタチに関して語るという本をオーム社で執筆しているのですが、そこでお世話になっている編集の方の熱い想いが、この訳本を実現しました。 この書籍への熱い想いがネット越しに伝わって来たので、遅れ遅れになっている私の原稿に関するミーティングを含めて、お話を聞きに行ってきました。 第4版の版権を得て翻訳 原著のおおもとである「The Little LISPer」は1974年にまでさかのぼります。 原著は何度か版が変わっていますが、1990年に邦題「Shecme手習い - 直感で学ぶLisp」としてマグロウヒル出版から刊行されたのは、1987年の版でした。 しかし、マグロウヒル出版の解散
81プロデュース所属の声優である阿澄佳奈、片岡あづさ、原紗友里の3名が超至近距離・声優ユニット「LISP」を結成。2010年10月27日に配信限定シングルでデビューすることが決定した。 (写真左より)原紗友里、阿澄佳奈、片岡あづさ。ユニット名である「LISP」の語源は、「舌ったらず」「未発達な」「人工知能のプログラミング用語」 「LISP」は、「ひだまりスケッチ」シリーズのゆの役や『WORKING!!』の種島ぽぷら役などでおなじみの人気声優・阿澄佳奈を中心に、『おねがいマイメロディ』で夢野歌役を演じた片岡あづさ、現役女子大生声優として注目される原紗友里の3人が集結。"キミとセツゾク"をコンセプトに、かつてない"毎日ファンとコミュニケーションする声優ユニット"として活動する。 「LISP」のメンバーはファンとの一体化を実現するために、常時「ネットブック」を携帯し、TwitterやWEBラジオ
Shibuya.lisp テクニカルトーク#5 のライトニングトークで Nu programming language の話をしました。 プレゼン資料 slideshare に置きました。 コード コードバトンのNu版 GitHub と 解説 デモ出来なかった Twitter client → NuでMac GUIプログラミング Twitterクライアントを作ってみよう からダウンロードできます。 感想 Clojure が流行ってる。 Lispもいよいよ Javaの牙城を崩しエンタプライズへ進出か !? 2次回を会場で立食で出来たので、いろいろな方とお話できて楽しかった 2次回を含め会場を提供してくださった、ECナビ さんに感謝感謝です
3月3日に東京大学で竹内郁雄教授の最終講義がおこなわれた. なお,今回は参加者が多かった他の最終講義の参加人数から推測して340名の会場を用意したのだが,予想をはるかに上回る参加人数(400名くらい?)で,一部の人達は立ち見になってしまった.また,鵺シール・竹内郁雄最終講義スペシャルバージョン(普通は文字がオレンジ,これは文字がブルー)も300枚用意したのだが,全然足りなくて一部の人達には渡すことができなかった.この場を借りて準備不足をお詫びしたい. なお,最終講義の様子は二台のビデオカメラで撮影してある.大学の許可が出れば,公開されるかもしれないので,その時はこのブログでもお知らせしようと思う. さて,今回の講義の題名は「研究・開発は楽しく」である.竹内先生によると,通常の最終講義で喋る内容はすでに別の場所で喋ったので,それは講演の資料として配ることにして,最終講義では別の話にしたいとい
スポンジで虎を倒せるんだよ? (you can take down a tiger with a sponge, right?)
Emacs のファイルローカル変数 Emacs には編集するファイルごとにファイル名に関係なく編集モードを指定したり、 ローカル変数を設定したりするための機能があります。 この機能に関する覚え書きのようなものです。 Emacs のマニュアルではこの機能を使って設定する変数を File Variables (ファイル変数) や単に local variable (ローカル変数) と呼んだりしていますが、 これだと他のバッファローカル変数や Emacs-Lisp のローカルバインディングと紛らわしいので、ここでは GNU Emacs Lisp Reference Manual の 2.9版の表記 (File Local Variables) を参考にして「ファイルローカル変数」と書いています。 ここで単に Emacs と書いているのは GNU Emacs のことです。私がそれしか使ってないもん
オブジェクト倶楽部の秋イベント、ファンクション倶楽部2008秋イベント ~lambda the world~に行ってきた。以下、例によって感想とかメモとか箇条書きで。 受付して、本日の目的その1、ナガタさん(id:objectclub)に豆乳2パックを差し入れてスクリーンがよく見えそうな位置に座った。 ust担当の角谷さんに挨拶したかったが何やら忙しそうでずっとMacBookに熱中しているので待つ。後ほど、それほど忙しかったわけでもないことが明らかになる。 19時になったが集まりがやや悪く開始時刻が少し遅れた。とっさに角谷さん(id:kakutani)がPerfumeのlambda the worldを流した。場の雰囲気が少し和んだ。 目の前によしおかさん(id:hyoshiok)が座った。うひ 左隣に豆蔵の牛尾さんが座った。うひ。すげえ豪華キャスト ナガタさんが開会宣言。同時に20時まで
オープンソースソリューションを扱う技術系企業 タイムインターメディア(以下TIM)が、「HOPプロジェクト」を開始した。HOPとは、Higher-Order Programming=高階プログラミングを略した言葉。HOPプロジェクトは、TIMの高階プログラミングにおける技術力を背景に、技術コンサルなどを行っていくプロジェクトだ。 そもそも高階プログラミングとは何なのか? まず、具体的に使用するツールは、関数型言語と呼ばれる「Haskell」や、「Gauche」、そしてGaucheを使って作られたアプリケーションサーバフレームワークの「Kahua」となる。HOPプロジェクトの推進役であるTIM 山下伸夫氏に、高階プログラミングとは何か? を聞いた。 山下伸夫氏(以下山下氏) Webサービスも何でもそうですが、スクラッチから組むことはありません。フレームワークを使うわけですが、そのフレームワー
2008年07月28日10:00 カテゴリ書評/画評/品評Lightweight Languages LLからCL? - 書評 - 実践Common Lisp 共訳者の佐野様より献本御礼。 実践Common Lisp Peter Seibel 佐野匡俊 / 水丸淳 / 園城雅之 / 金子祐介訳 [原著:Practical Common Lisp] なんでこういう Common Lisp 本がなかったかという、さまざまな意味で21世紀的な Lisp本。LL、特に「P言語」の読者は必読。CLに走るせよ、LLに留まるにせよ。 本書「実践Common Lisp」は、英文学科(と便宜的に訳すが、ずばりEnglish)を卒業してジャーナリストとなった後、Perlプログラマー、Javaプログラマーを経てCommon Lispプログラマーとなった異色の「第二世代 Common Lisper」である著者が、
今年の春頃からトリプルディスプレイで仕事しているbokkoです。なんだか同僚の視線が気になりますが、あえて空気を読まないことにしています。 前に「EmacsLispを自分で拡張する際のTips」という記事を書きましたが、今回はその続きです。 EmacsLispは難しい? EmacsLisp(以下、elisp)は難しいという意見をたまに耳にしますが、elisp自体はそれほど難しいものではありません。ただ、関数名がバラバラでややこしかったり、マニュアルが巨大でどこを見ていいのかわからず、目的のことをするための関数が見つからない、といったようにユーザが難しいと感じるのはelispという言語そのものではなく、環境(OS、ウインドウ、バッファなど)とのインタフェースにあるため、結果的にEmacsLispは難しいと感じてしまうことが多いようです。 実際、elispでプログラミングしていて感じるのはウ
3/8の出来事 ~おやつの時間頃~ ____ / \ / _ノ ⌒\ 東京についたお / (○) (○) \ 朝の5時から電車に乗り続けて | (__人__) | 既にしんどいお… / ∩ノ ⊃ / ( \ / _ノ | | .\ “ /__| | \ /___ / ~しばらくして~ ____ /⌒ ⌒\ /( ●) (●)\ /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ 会場に着いたお!!! | |r┬-| | \ `ー'´ / ___ / \ /ノ \ u. \ なんか控え室とやらに案内されたお… / (●) (●) \ なんだかよく分からないというか、 | (__人__) u.
■ [biwascheme][event] gauche.gongでLTしました やっぱりSchemeのイベントでデモすると反応が大きくていいなあ,という. スライド 右上の★ボタンを押すとREPLが開いたりするよ.(このためにevalとwrite-to-stringとhtml-escapeを実装するなどした) このプレゼンツール自体もBiwaSchemeで書かれています.(ソース) BiwaSchemeのダウンロードはこちらからどうぞ. ■ [event][scheme] 第2回gauche.nightログ おまけつき 注意 誤字は仕様です 全く見直ししていないため,内容には0個以上の誤りが含まれています.取り扱い注意 「fullでないcontinuation」ってどういうものなのか誰か教えてください 「プログラミングGauche」ができるまで (ログ取れず) 自己紹介 「リリカルLis
2002年新年号の談話室時也葉に登場するのはコグニティブ リサーチ ラボ株式会社の代表取締役であり、コンピュータサイエンテストである苫米地英人氏をお迎えしての新春放談。 苫米地氏は、Javaコンソーシアムの立ち上げに尽力されたり、ジャストシステムで多くのプロダクト開発に関わった実績に加え、大学における活動や、国家プロジェクトでの活躍など多彩な方面で活躍されていますし、コグニティブリサーチ社においては独自のWebサーバをLISPを使って開発するなど、LISPのエキスパートとしても有名。 今回はコンピューターサイエンテストとしての立場から、今求められているコンピューティングのあり方についてお話を伺った。JavaやSolarisの世界に留まらず、真の次世代コンピューティングについてとてもエキサイティングな話しを伺うことが出来た。そのすべてを紹介することはできないが、その片鱗でも感じて
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