ウェブサイト設計は、ページ単体で捉えるのではなく、それまでに閲覧したページで得た情報や心理状態を踏まえ、「線」で捉えることが重要です。今回はその一例をご紹介します。 ユーザが投稿した記事を掲載するサイトAは、各記事のタイトルまでは公開されており、全文を読むにはログインが必要でした。 タイトル一覧をスクロールしていき、ある記事に関心をもったユーザは、全文を読むため、次に表示されたログイン画面でユーザIDとパスワードを入力しました。 いざ内容を読もうと思った矢先に表示された画面は、タイトルの一覧が並んでいる画面で、お目当ての記事がどこにあるのか、また探さなければなりませんでした。 【ケース2】 あるメーカーサイトの場合 メーカーサイトBでは、扱う商品が多岐に渡るため、各商品を大カテゴリ、中カテゴリといった階層に整理して掲載していました。 ユーザがある商品ページから、「商品に関するお問い