視覚障害者のサッカーであるブラインドサッカー・B1クラス(全盲)の第6回世界選手権が、日本で初めて、来年11月に東京都の国立代々木競技場フットサルコートで開かれることがわかった。競技に重要な消音について、近くの公園を管理する東京都が協力することになった。 全盲から光を感じることができる人までのB1は、パラリンピック種目。会場では、コート脇でボールや相手の位置を教えるコーラーの指示が選手に聞こえるよう静けさを保つ必要がある。 代々木競技場フットサルコートは、会場西側にある野外ステージが懸念材料だったが、東京都が大会期間中は音の出るイベントを組み入れないことを決めた。都公園課では「2020年パラリンピック開催が決まったこともあり、配慮することにした」と話す。 大会には、前回10年大会で優勝したブラジルと日本のほか欧州、南米、アジア予選を突破した10カ国以上が参加する予定。主催する日本ブラインド