フィジー・スバで行われた太平洋諸島フォーラム(PIF)で、ビデオ形式で演説するカマラ・ハリス米副大統領(2022年7月13日撮影)。(c)William WEST / AFP 【7月13日 AFP】米政府は13日、太平洋の島国トンガとキリバスに大使館を設置する方針を発表した。中国に対抗し、域内での存在感を高める狙いがある。 米国のカマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領は、フィジーで開催されている太平洋諸島フォーラム(Pacific Islands Forum)にビデオ形式で参加。同フォーラムの漁業事業に、今後10年で毎年6億ドル(約820億円)を支援すると約束した。 ハリス氏は、米国は海洋安全保障や災害支援に加え、「払いきれないような負債を抱えることにはならない」インフラ事業の分野で協力をしたいと述べた。 ハリス氏の発表時、会場には在フィジー中国大使館職員が少なくとも1人いた