イスラエルのベニー・ガンツ国防相(2021年11月3日撮影、資料写真)。(c)AHMAD GHARABLI / AFP 【11月19日 AFP】イスラエルのベニー・ガンツ(Benny Gantz)国防相の自宅で清掃員として雇われていた男が18日、イランとの関連が疑われるハッカー集団に協力し、スパイ行為を試みたとして起訴された。 イスラエル司法省が公表した起訴状によると、男は同国中部ロド(Lod)在住の37歳で、4日に逮捕された。 逮捕状によれば、男は銀行強盗などで有罪判決を5度受けて服役経験もあったことから、国防トップの自宅に雇われた経緯に疑問が持たれている。同国の治安機関シンベト(Shin Bet)の発表では、男は「機密資料」を入手しておらず、国家機密は漏えいしなかったとされている。 起訴状では、男が協力していたハッカー集団「ブラックシャドー(Black Shadow)」はイランと関係が