今季勝ち星のなかったジュビロ磐田に0-4で負けた湘南ベルマーレ。名波浩の視点 Jリーグは第8節を終了した。ここまでJ2からの昇格組が厳しい戦いを続けている。J1に1年で返り咲いたヴァンフォーレ甲府こそ10位という中位をキープしているものの、J1復帰3年ぶりの湘南ベルマーレは16位、4年ぶりの大分トリニータは18位と低迷している。 第8節でジュビロ磐田と対戦した湘南は、0-4と完敗を喫した。試合後、曺貴裁(チョウ・キジェ)監督がいちばんの敗因に挙げたとおり、開始1分という早い時間帯に失点したのが何より痛かった。決して集中していなかったわけではないだろうが、気持ちを落ち着ける間もなく先制され、その後は後手、後手に回ってしまった。 要は、この試合に関しては、試合の入り方が問題だった。早々に失点されれば、ゲームプランがいきなり狂わされてしまう。それは非常にもったいないことなので、まずは立ち上がりか