画像説明, 元ミサイル技術者のオレクサンドル・スーシェンコ氏は現在、かつて核兵器の格納庫だった博物館でキュレーターを務めている
画像説明, 元ミサイル技術者のオレクサンドル・スーシェンコ氏は現在、かつて核兵器の格納庫だった博物館でキュレーターを務めている
疲弊 ウクライナのゼレンスキー大統領は今月、ラジオのインタビューで、多くの兵士がとにかく疲れ果てていると述べた。ただ、ゼレンスキー氏は兵士の除隊期限の設定に消極的で、ベテラン兵士たちは、若い世代を中心に何百万人もの男性が兵役に就かない中、なぜ自分たちが命を危険にさらさなければならないのか、疑問に思っている。彼らにとって、無断離脱は唯一の休息であり、回復し、家族との時間を大切にするチャンスだ。 ウクライナ軍法執行部のオレクサンドル・ハリンチュク氏は「疲労も一因。あるいは、妻が出産間近など、個人的な事情もある」と言う。「または、小隊を率いる者が他に誰もおらず、司令官が休暇を許可しなかった場合もある」と述べた。 ウクライナ政府は無断離隊した兵士の公式な人数を発表していない。ハリンチュク氏も「機密情報」だとしてコメントを避けたが、無断離隊した兵士の40-60%は自主的に戻ってくると強調した。兵士
【12月6日 AFP】ウクライナの高官は5日、主要同盟国である米国の求めに応じて動員対象年齢の下限を25歳から18歳に引き下げるつもりはないとAFPに語った。 米国はロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、前線での兵員不足を補うために18歳の男性の動員を検討するよう圧力をかけている。 ウクライナの高官は匿名を条件に「動員対象年齢を引き下げるつもりはない」と明言した。 動員はウクライナ国内で非常にセンシティブな問題となっている。 徴兵担当者は主要都市の市街を歩き回り、首都キーウでは飲食店やバーに立ち入り、動員対象年齢の男性が軍当局に登録しているかどうかを確認している。 ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は今年、動員対象年齢を27歳から25歳に引き下げたが、さらなる引き下げを求める声には抵抗している。 米国のジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は先月、ウクライナは「兵数の面で防
子供連れ去りに大統領機使用か ロシアがウクライナから輸送―国連安保理 時事通信 外信部2024年12月05日10時45分配信 国連本部=米ニューヨーク(AFP時事) 【ニューヨーク時事】ロシアがウクライナ占領地域から子供を違法に連れ去っているとされる問題で、米エール大の人道研究室は「子供の輸送にロシアのプーチン大統領専用機が使われた」との調査結果を明らかにした。国連安保理が4日に開いたウクライナ情勢に関する会合で報告した。 捜査の手、緩めず ロシア大統領への逮捕状発付から1年―国際刑事裁判所 調査は米国務省の支援を受けて行われ、人道研究室は衛星画像や公式文書などを分析。その結果、2022年2月の侵攻以降にロシア人家庭の養子となったり、ロシアの国籍取得を強いられたりしたウクライナ人の子供314人を特定した。 うち一部の子供の輸送には、大統領専用機や航空宇宙軍の航空機が利用されたといい、同研究
【12月3日 AFP】北大西洋条約機構(NATO)外相会議は3日、米国のトランプ次期政権の発足を控え、ウクライナが求めている同国の加盟に向けた進展を保留する構えを示した。 ウクライナは米国で来年1月に新政権が発足するのを前に、態勢を整えようと奔走している。ドナルド・トランプ次期大統領の就任後も、米国がウクライナ支援を継続するかどうかが疑問視されているためだ。また、就任後直ちに紛争を終結させると宣言しているトランプ氏が、ウクライナに痛みを伴う譲歩を強いるのではないかとの懸念もある。 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は1日、ロシアとの停戦交渉に入るには、NATOによる安全保障上の確約と、自衛のためのさらなる武器供与が前提条件だと発言。「幻想は持っていない」としつつ、今回のNATO外相会議で、ウクライナへのNATO加盟招待が「勧告」されることを期待していると述べた。 一方、米政府関
ウクライナ北部スムイ州で、隣接するロシア西部クルスク州までの距離を示す道路標識(2024年8月13日撮影)。(c)Roman PILIPEY/AFP 【11月29日 AFP】ロシア国営テレビ・ロシア1は27日夜、西部クルスク州でウクライナ側として戦闘に参加中に捕らわれた英国人男性ジェームズ・アンダーソン氏(22)に記者が質問する映像を放映した。同州ではウクライナ軍が越境攻撃を行っている。 ロシアはウクライナ側について戦闘に加わり、捕らえられた外国人を捕虜ではなく、傭兵(ようへい)として扱っている。アンダーソン氏は「テロ攻撃」の実行および傭兵としての戦闘行為の罪で起訴された。それぞれ20年以下と15年以下の懲役刑を科される可能性がある。 映像に登場したアンダーソン氏は頭を丸刈りにされ、手錠をかけられ、囚人服を着ていた。落ち着いた様子で、従軍記者にタトゥーを見せながら、民間人は一人も殺していな
【11月28日 AFP】退任を控える米国のジョー・バイデン政権の高官は27日、ロシア軍の攻勢を受けているウクライナに対し、兵力不足に対処するため、軍の動員対象年齢の下限を25歳から18歳に引き下げるよう求める考えを示した。 バイデン政権の高官は匿名を条件に、「ウクライナは現在、戦場での損失を補うのに十分な数の兵士を動員・訓練しておらず、軍を増強しているロシアに後れを取っている」と指摘。 米政府が適切と考える動員年齢の下限について問われると、「18歳への引き下げをウクライナが検討するのは重要だと考えている」と答えた。米国では、選抜徴兵局への登録は18歳からとなっている。 ウクライナはすでに、動員年齢の下限を27歳から25歳に引き下げている。 ホワイトハウスはその後、ウクライナに対する米国の大規模な軍事支援は動員年齢のさらなる引き下げ次第だという話はしていないと主張。 その上で、米国家安全保障
【11月22日 AFP】ウクライナ国境警備隊は21日、ホラーゲームのファンに対し、チョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所の立入禁止区域に不法侵入しないよう警告した。厳重管理下にある一帯では、これまでに不法侵入で数十人が逮捕されているという。 人気のFPS(一人称視点シューティングゲーム)「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl(ストーカー2:ハート・オブ・チョルノービリ)」は、1986年に大惨事を起こした同原発の立入禁止区域が舞台。ミュータントやヒューマノイド(人間型ロボット)、モンスターがうろつく終末後の世界をプレーヤー(「ストーカー」)が探索するサバイバルゲームとなっている。 ウクライナのゲームスタジオGSCが開発した「S.T.A.L.K.E.R.」シリーズの最新作となる「S.T.A.L.K.E.R. 2」がリリースされた翌日、国境警備隊は「極限
米国務省のミラー報道官は20日、安全保障上の脅威を受けて閉鎖されたウクライナの首都キーウの米大使館について、21日にも通常業務が再開される見通しと明らかにした。同日撮影(2024年 ロイター/Sergiy Karazy) [キーウ 20日 ロイター] - 米国政府は、安全保障上の脅威を受けて閉鎖していたウクライナ首都キーウに置く大使館を20日遅くに再開したと明らかにした。 ブリジット・ブリンク駐ウクライナ米大使はⅩで「大使館は本日の一時的な避難による業務停止を経てサービスを再開した」と投稿。「米国民には引き続き警戒を怠らず、ウクライナの最新の公式情報を確認し、警報が発表された場合に避難できるよう準備することを引き続き推奨する」とした。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(左)と、ドナルド・トランプ次期米大統領(2024年11月15日作成)。(c)Attila KISBENEDEK and CHARLY TRIBALLEAU/AFP 【11月20日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は19日のFOXニュースのインタビューで、米国に軍事支援を削減されれば、ウクライナは「敗北する」との認識を示した。 ゼレンスキー氏は、「もし(軍事支援を)削減されれば、わが国は敗北するだろう」「われわれは戦う。国内での生産(体制)はあるが、勝利には不十分だ。国家を存続させるには足りないと思う」と述べた。 米国のドナルド・トランプ次期大統領は、2022年にロシアが侵攻を開始して以来、ジョー・バイデン政権がウクライナに数十億ドルを供与してきたことに懐疑的な立場を明確にしている。 トランプ氏は就任後速やかにウクライナ紛
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