ブラジル外務省は27日、中国電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)のブラジル北東部バイア州工場建設現場で発覚した深刻な労働環境問題を受け、同社に対する労働ビザの発給を停止したと発表した。写真はバイア州カマサリの建設現場。26日撮影(2024年 ロイター/Joa Souza) [ブラジリア 27日 ロイター] - ブラジル外務省は27日、中国電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)(002594.SZ), opens new tabのブラジル北東部バイア州工場建設現場で発覚した深刻な労働環境問題を受け、同社に対する労働ビザの発給を停止したと発表した。 同現場を巡っては、中国人労働者163人が「奴隷のような状況」で作業を行っていることが判明したと、ブラジル労働検察庁が発表していた。労働者を雇用した建設業者の金匠集団は、指摘された労働環境について事実と異なると主張している。 もっと見る