ジェトロが3月7日までの政府発表や現地報道から、ロシアによるウクライナ侵攻に対するASEAN各国の反応をまとめたところ、ほとんどの国でロシアに対する直接的な言及を避けつつ、対話による解決を要望していた(添付資料表参照)。3月2日の国連総会の緊急特別会合における、ロシアを非難する決議案(2022年3月4日記事参照)には、ベトナムとラオスを除く全てのASEANの国が賛成をしたが、ロシアに対する経済制裁を実施したのはシンガポールのみとなっている。 ASEAN加盟国の外相はウクライナ情勢について、これまでに2度の共同声明を発表したが、いずれも声明の中でもロシアの国名には言及していない。ロシアによる軍事侵攻の開始に対する1度目の共同声明(2月26日)では、深い懸念と全ての関係者に対して最大限の自制と対話を求めた。その後、現地情勢の悪化を踏まえて出された、3月3日に発表した2回目の共同声明では、人道的
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