ホームページには一時「現在アクセス集中などにより一時的に閲覧できません。申し訳ありませんが、しばらくしてからご利用くださいますようお願いします」と表示されていた。午後1時までにはホームページが閲覧できるようになり、追加利上げと長期国債買い入れの減額計画が明らかになった。 日銀は金融政策決定会合の結果の公表時間を定めていない。結果を待つ人たちは一時閲覧できなくなったことで「とてもいら立っていた」と、みずほ証券金融市場部の大森翔央輝チーフデスクストラテジストは、当時の様子を話す。 結果の公表が遅くなっていたため、トレーダーは追加利上げがほとんど確実だと感じていたという。公式声明文を確認してポジション調整を行いたかったが、ウェブサイトがダウンしていたと、大森氏は英語での電話取材で述べた。