カスペルスキーは2012年4月4日、コンピュータウイルス「DNS Changer」に関する日本語の情報ページを公開し、無償駆除ツールを使ってDNS Changerの感染確認を行うよう注意を促した。 DNS Changerとは、パソコン上のDNS設定を勝手に書き換える不正プログラムのこと。DNS Changerに感染すると、ユーザーはインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)のDNSサーバーではなく、全く別のDNSサーバーを使わされることになる。 このDNS Changerを使い、不正なDNSサーバーと不正なWebサイトに誘導して大規模なネット詐欺を行っていた犯罪グループは、2011年11月にFBI(米連邦捜査局)によって逮捕・起訴された(関連記事:史上最大規模!サイバー犯罪グループを追う)。しかし、DNS Changerに感染したパソコンが世界中にまだ存在しているため、現在は、DNS