KDDIの通信障害が止まらない。 昨年12月31日に最大180万人が影響するトラブルを起こして以降、年が明けてすぐの1月2日には175万人、4月15日からはiOSデバイスでメールの送受信が行えなくなるトラブルで288万人、4月27日には59万人、さらに5月29日から30日にかけて64万人が影響する障害を起こした。さらに5月29日のトラブルに関しては、データ通信のみならず、音声通話サービスにも影響があったと6月4日に明らかにされた。 いずれもシステム設計のミスや通信設備の故障、基地局の設備故障など原因は様々。しかし、4月16~19日の障害は除けば、いずれも4G LTEにトラブルが集中している。 いったい、KDDIのLTEネットワークに何が起こっているのか……。 よく言われているのが「iPhoneが売れすぎて通信設備の増強が追いついていない」というものだ。確かにiPhoneが売れているというの
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、業界最安値の月額980円で利用可能なLTE対応モバイルデータ通信サービス「OCN モバイル エントリー d LTE 980」において、2013年5月23日より、1日の合計通信量30MBを超過した際の通信速度を100kbpsから200kbpsへ増速するとともに、nanoSIMカードの提供やFOMA(3G)端末への対応を開始します。 1.背景 近年、スマートフォンやタブレット端末が急速に普及する中、データ通信料金をもっと安く抑えたい、SIMフリー・中古端末を含め多様な端末を柔軟に利用したいといったニーズが高まっており、MVNOによる格安モバイルデータ通信サービスが注目を集めています。 こうした中、NTT Comでは、業界最安値のLTE対応モバイルデータ通信サービス「OCN モバイル エントリー d LTE 980」を2013年4月8日より提
先日KDDIが「au 4G LTE」の広告について行政指導を受け、その中でiPhone 5向けLTEの75Mbps対応エリアの実人口カバー率が14%(Androidは96%)であることが判明しましたが、ソフトバンクモバイルがiPhone専用に提供している「Softbank 4G LTE」の75Mbps対応エリアは人口カバー率1%にとどまることが明らかになりました。 ◆「Softbank 4G LTE」の75Mbps対応エリアは全国13市町、政令指定都市は仙台市のみ サービスエリア | iPhone | ソフトバンクモバイル ソフトバンクモバイルの公式ページに掲載された「Softbank 4G LTE」のエリアマップによると、2013年5月23日現在、ページ下部に下り最大75Mbps対応エリアについて以下のような注意書きがあり、東名阪の主要都市を除いた全国13市町のみの展開であることが告知さ
どうしてXiはつながりにくい? ドコモのネットワーク担当者に直撃してきた2013.04.19 21:007,575 最近Xiの速度、遅くないですか? 2012年に全ての携帯端末キャリアが開始したLTEサービス。スマホやタブレットを使っていると本当にLTEの電波が入って便利だなと思う時が増えました。 一方でギズモードの編集部周りでは、「ドコモのXiは速度遅いよね」という声を徐々に聞くようになりました。さらに、追い打ちをかけるようにLTE通信速度の遅さを証明する調査結果も出てきました。 ・がんばれドコモ! 世界各国の通信キャリアのLTE通信速度比較で日本は9位 モバイルがこれだけ普及した環境で、つながりにくいXiは致命的ですよね。なによりドコモがこの問題をどう意識しているのかが気になりますよね。 そこで今回、NTTドコモの無線アクセスネットワーク部 無線企画部門 担当部長の平本義貴さんに、Xi
レクサスプランニングさんの価格表が更新されている それによると4月12日登録分から3機種のau LTE機が値下げされた価格で購入が可能であるという。 値下げの対象機種はこれまでの投げ売り3兄弟(PTL21、FJL21、SCL21)とは異なり、MNPでも頑なに6万円台を維持してきたHTL21、SOL21、SHL21となる。 それぞれ価格がMNPでHTL21、SHL21が35000円前後、SOL21が32000円前後となりそうだ。一部ネット上で噂されていたCAL21などの値下げは現時点で情報が入っていない。 HTL21 HTC J butterfly 新規 45060/機種変更 58160/MNP 35060 SHL21 AQUOS PHONE SERIE 新規 45060/機種変更 58160/MNP 35060 SOL21 Xperia VL 新規 42660/機種変更 55160/MNP
オープン・シグナル(Open Signal)という英国のネットワーク関連調査会社から、世界各国で展開されているLTEサービスの通信速度に関する調査の結果が発表されている。「スマートフォン(Android端末)ユーザーがダウンロードした計測用アプリから集めたデータを集計」というその手法や、事業者ごとの利用帯域幅の違い、さらには計測端末のばらつきなど、いろいろと留意すべき点もあるが、それでも興味深い結果が出ているので少し紹介してみたい。 [Open Signal] まず、上掲のグラフの通り、日本はこの9ヶ国/地域(スウェーデン、香港、デンマーク、加、豪、韓、独、米、日)のなかで最もスピードが遅く、下りが平均で7.1Mbpsとなっている。ただし、オープン・シグナルのサイトにあるインタラクティブチャートをみるとわかる通り、事業者別ではソフトバンクユーザーが平均が16.2Mbps、KDDIが同14.
白ロム業者で異変が起きている。auのLTE対応スマートフォンの買取価格が軒並み下落、または買取中止といった対応を見せるところが出てきている。 auがLTE対応スマートフォンにネットワーク利用制限を導入したことによる影響らしく、今後のau白ロムの売却、買取に大きく影響を与えそうだ。 買取価格を大幅に下げてきたのは秋葉原にある白ロム買取店モバイルヘッドさん。Twitter上で、またブログ内でも買取価格が下がることにも言及しているので、参考にして欲しい。 https://blog.livedoor.jp/mobilehead/archives/53879773.html また都内を中心に多くの店舗を有しているじゃんぱらさんでは、なんとauのLTE端末を全て買取中止という扱いを行っている。イオシスさんもこの動きに同調しており、買取見合わせが発生している。 https://www.janpara.c
通信業界ではLTE元年と呼ばれた2012年があと少しで終わろうとしているが、気が付けばニュースやCMなどではLTE、WiMAXといった言葉が飛び交い、店の看板には「WiFi使えます」というシールが貼られている。今回は、「さちテク」によるこれらの乱立する無線技術がどのような経緯で進化してきたのかを解説頂いた。 ——- ニュースやCMで飛び交う謎の言葉 LTE、AXGP、4G、WiMAX…… これらは、今世の中に出てきた携帯電話の最先端かつ最新鋭技術を表す言葉です。 でもこれらの言葉が気になって、調べてみようとしても、なんだか難しいことばかりでてきます。 お店に聞くと「速いんです!」「新しいんです!」「すごいんです!」「でも月7GBまでで、あっ、でも超過した場合は買い足していただければ」などと余計わけがわからなくなります。 かと言って詳しい人に聞くと、「LTEは下りにOFDMAを採用した第4世
iPhone5でパケ詰まりが大流行らしいですが原因はなんでしょうか、と言うお便りをいただきまして、元祖パケ詰まり博士の無線にゃんが解説します。なんだよパケ詰まり博士って。 検索するといろんな情報があるようですが、現象としては、どうやらau限定で、LTEと3Gの境界で報告されている例が多いようです。いろんな説が出ていて、「800MHzを豪奢にLTEに使ったので3Gが細った説」「Qualcommチップのバグ説」「個体差説」等々。ちょっとだけ考えてみます。 と言っても、たいてい、パケ詰まりなんてのはネットワークが原因でおこるものです。元祖パケ詰まりと言えば、2000年初頭に話題をさらった使い放題PHSパケット(AIR-EDGE)のパケ詰まり。あのころは固定回線常時接続が引けない集合住宅などがまだ多く、常時接続需要が一斉にAIR-EDGEに流れ込んで、盛大なパケ詰まりを発生させていました。 原因は
高帯域幅モバイルネットワーク技術の LTE は世界中で急速に普及しつつある。しかし、この高速ネットワークはバッテリー駆動型のトランスミッタとラップトップパソコン、そしてちょっとした知識があれば陥落させることが可能らしい (MIT Technology Review の記事、International Business Times UK の記事、論文 PDF、本家 /. 記事より) 。 これを指摘したバージニア工科大学の Jeff Reed 氏らによれば、LTE では基地局間や子機間とのデータ同期は 1 % 未満の制御信号に依存した設計になっている。このため、制御信号を低出力の送信機で妨害すると使用不能になってしまうと言う。さらに悪意ある人物がパワーアンプをつないだ高出力送信機を使えば簡単に広域のネットワークを陥落させることができるという。 Jeff Reed 氏らはすでにこの問題を政府の電
イー・アクセスの広告で、下り最大75MbpsのLTEサービスを東名阪の主要都市カバー率99%で提供するかのように誤解させる表示があったとして、消費者庁は景品表示法違反(優良誤認)で措置命令を出し、再発防止を求めた。 イー・アクセスの広告で、下り最大75MbpsのLTEサービスを東名阪の主要都市カバー率99%で提供するかのように誤解させる表示があったとして、消費者庁は景品表示法違反(優良誤認)で措置命令を出し、再発防止を求めた。 同庁によると、同社は3~4月に新聞や週刊誌に出した広告で、「速っ!通信速度最大75Mbps」「[EMOBILE LTEエリア]東名阪主要都市人口カバー率99%(2012年6月予定)などと表示した。 だが実際には、6月末までに下り最大75Mbps基地局を東名阪主要都市で人口カバー率99%にする開設計画はなく、東京・お台場とその周辺に7局が開設されていただけだった。 ま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く