四国初のサッカーJ1昇格を決めたJ2徳島ヴォルティスの水上パレードが14日、徳島市中心部を流れる新町川であった。選手ら42人が周遊船に乗り込み、約2500人のファンが川べりや橋の上に駆けつけた。 周遊船は市の観光名物のひとつ。水上パレードは最終戦まで昇格を競った2011年にも計画したが、その時は昇格を果たせず、2年ごしで実現した。 乗船後、津田知宏選手(27)は「両岸から多くの人がおめでとうと言ってくれた。心からうれしい」と喜んだ。徳島県吉野川市の会社員山名剛さん(49)は「船上の選手たちの姿を見て、昇格の実感がより湧いた」と話していた。
徳島市立 J1昇格の舞台で自分たちも 拡大 ヴォルティスに続け‐。徳島市立が「国立」を目指し、2年ぶり13度目の全国舞台に挑戦する。地元のJ2・徳島ヴォルティスが、8日に東京・国立競技場で行われたプレーオフ決勝で京都を下し、四国勢初のJ1昇格を決めた。ヴォルティスのジュニアユース出身選手も数多く在籍する徳島市立イレブンは大いに刺激を受け、4強入りの目標に向けて闘志満々だ。 先輩たちの快挙を目の当たりにして、燃えないはずがない。「自分たちもヴォルティスに続きたい。目指すは国立、ベスト4です」。GK高橋理駆主将(3年)は堂々と目標を口にした。 地元のJクラブ、徳島ヴォルティスがJ1昇格を果たした。国立を舞台に戦ったプレーオフ決勝で京都を撃破。徳島市立イレブンも昇格争いを固唾(かたず)をのんで見守っていただけに、聖地から届いたニュースに大興奮。同じ場所で自分たちも戦いたいという思いを強くした。
ユースから上がってプレーしていた名古屋グランパスから徳島へ移籍したのは2010年のこと。「高校時代からお世話になった名古屋とJ1の舞台で戦いたい。名古屋に行くのが楽しみです」と語った津田。 軽やかにつながれてきた言葉が、ふいに途切れた。ピッチで流し切ったはずの涙が、津田知宏の涙腺を再び刺激している。 「試合が終わった瞬間は2年前の悔しさを思い出して、ちょっとグッときて……その思いだけと言っていいぐらいの気持ちで、自分はやってきましたので」 用意された椅子に腰を下ろした津田は、表情にうっすら戸惑いの色が浮かべていた。これから何を聞かれるのか、彼には分かっている。 「そりゃあもう、落ち込みました。こんなことはいままでないっていうぐらいに」 昨年春、キャンプ地宮崎で津田は苦しんでいた。 来るべき2012年のJ2リーグへ備えて、津田が所属する徳島ヴォルティスは宮崎でキャンプを行なっていた。シーズン
四国初のJ1昇格を果たした徳島。前半戦15位から驚異の巻き返しを見せ、ついに悲願を達成した 【写真:アフロスポーツ】 12月8日、東京メトロ副都心線・北参道駅で下車して、歩き出す。約1キロの道のりだが、正直に言うと道に迷い、経過すること25分。もはやそこにあることが当たり前で、もうすぐ大改修工事に突入して跡形もなくなるなど信じられない。そんな巨大構造物が視界に姿を現した。 国立霞ヶ丘競技場。1964年の東京五輪を目指して建造されたこの建物は、2度目の東京五輪を機に生まれ変わることとなる。各種大会がこの建物で行われるのも今年度で最後になるのだなという感慨を持ちながら立ち止まり、ちょっと見上げてみた。つまり、J1昇格プレーオフ決勝戦も、2度目にして早くも「ラスト国立」ということになったわけだ。 J2の3位から6位チームがノックアウト方式で対戦し、「最後の昇格切符」を争うJ1昇格プレーオフ。今季
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く