マスク100円「高くない」 世界で争奪戦、高騰不可避?―露店販売者が現状語る 2020年04月19日07時23分 露店でマスクを販売する業者=17日(関係者提供、一部画像処理しています) 新型コロナウイルスの影響でマスクの品薄が続き、ドラッグストアなどでの入手は困難だ。一方、繁華街などの路上には、希少なマスクを大量に積み上げ、使い捨てを1枚100円ほどで販売する露店業者がいる。従来の感覚からは高額に思えるが、その話からは、今後の価格高騰を避けられない現状がうかがえる。 <マスク・消毒液不足問題> 関西地方の街頭でマスクを売るある業者は4月上旬、警察に事情を聴かれたが、輸入証明書を提出して事なきを得た。法律で禁止された高値転売は、メーカーや卸業者から仕入れたマスクによる通常の取引は対象外となるからだ。 街頭で販売されるマスクの価格は不織布タイプで1枚100円前後が多く、新型コロナ感染拡大前の