【ラグビーW杯】バッテリー貸し、宿舎までタクシー同乗…山中とまさかの珍道中
Number最新号「新しい金メダリストのつくり方」では、スケボーの堀米雄斗を筆頭に新しいタイプのアスリートの「育ち方」を大特集。その特集内で、2つの日本代表チームで世界を驚かせた2人の“鬼コーチ”による対談が実現した。男子ラグビーのエディー・ジョーンズと、女子バスケットボールのトム・ホーバス。強烈な個性を持つ名将同士が語り合った記事「日本人よ、“悪魔”を解き放て!」について、司会を務めた生島淳氏が綴った。 エディーとトム。 11月から始まるテストマッチに備えてイギリスにいるエディー・ジョーンズ氏(現イングランド代表HC)と、アメリカに帰国していたトム・ホーバス氏のふたりの対談が実現したのは、オンラインのおかげである。コロナ禍の前だったら、企画として思いつかなかったかもしれない。 このふたり、面識はなかったにもかかわらず、挨拶を終えると、いきなり話が転がり出した。 まず、エディーさんが問う。
「勝つ」と「勝ち続ける」の間には雲泥の差がある。偶然勝てることはあるが、偶然勝ち続けることは絶対にできない。経営でもスポーツでも、組織で結果を出し続けるためには、秀でた文化とシステム、人づくりが必要だ。大学ラグビーで前人未到の9連覇を継続中の帝京大学ラグビー部を率いる岩出雅之監督と、同大ラグビー部OBで岩出監督の教えを受け継ぎ、トップリーグのサンゴリアス主将として日本選手権2連覇を達成し、スーパーラグビー・サンウルブズでも主将として活躍する流大選手に、「逆境時のリーダーシップ」をテーマに語り合ってもらった。 (写真:厚地健太郎) 劣勢でも心に余裕を持てるようメンタルを鍛える 帝京大学ラグビー部といえば、逆境に強いことで知られています。今年1月のラグビー大学選手権決勝、帝京大学対明治大学戦でも、後半13分まで13点差で負けていましたが、それをひっくり返して21対20の1点差で勝ちきり、9連覇
順天堂大学大学院医学研究科 整形外科・運動器医学の金子和夫教授、川崎隆之准教授、祖父江省吾医員らの研究グループは、ラグビー競技においてタックルした選手の頭部位置が相手選手の進行方向を遮るように衝突した場合、脳振盪を含めた頭頚部の外傷発生頻度が約30倍高くなることを見いだしました。本調査結果は、他競技に比べて脳振盪の発生頻度が高いラグビーの指導者、コーチ、選手自身に広く認識されるべき内容であり、ラグビーにおける頭頚部外傷の減少や発生の予防に大きく貢献できるものと期待されます。本研究成果はイギリスのスポーツ医学雑誌「British Journal of Sports Medicine」で2017年11月21日に公開されました。 【本研究成果のポイント】 タックルした選手の頭部位置が相手選手の進行方向を遮るように衝突した場合、脳振盪をはじめとした頭頚部外傷の発生頻度が30倍高いことを明らかにした
【村上晃一】 1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。 ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。 87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2023年の7回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」、「とどけ!ボール、つながれ!僕らの言葉」(あかね書房)などがある。
あれから2年 南アフリカ戦から2年。「もう2年」なのか、「まだ2年」なのか、改めて振り返ってどんな気持ちをもっていますか。 あれから2年。記憶はまだまだ鮮明ですが、もう随分と時間が経ったなあという気も、同時にしています。あの一戦で、日本のラグビーの歴史は間違いなく変わったと言ってよいのだろうと思います。 こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、そもそも、私たち中継クルーが日本を発つ時は、いや、あの南アフリカ戦が終わるまでは、メディアでもあまりラグビーが取り上げられていなかったですから。 変わったのはメディアでの取り上げられ方ももちろんですが、その後のテストマッチのマッチメークなども、南アフリカ戦の前後でぜんぜん違っていると思います。2016年のウェールズ戦などは、あの試合の後、とんとん拍子に話が進んだと聞いていますし。それははっきりと現れていると思います。 あの大会自体も、日本の戦いが
ラグビーテストマッチ、フランス対日本。トライを決めてチームメートと喜ぶ堀江翔太(右、2017年11月25日撮影)。(c)AFP/FRANCK FIFE 【11月26日 AFP】ラグビーテストマッチは25日、仏パリ郊外のナンテール(Nanterre)で行われ、日本は23-23でフランスと引き分けた。同地のUアリーナ(U Arena)で11月のテストマッチ最終戦に臨んだフランスは、幸運にも6連敗を逃れている。 ジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)ヘッドコーチ(HC)率いる日本は試合の大半を支配し、トライ数も3本対2本でフランスを抑え込んだが、田村優(Yu Tamura)が終盤にコンバージョンを外し、金星を逃した。 元オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)のジョセフHCは「1勝1分け(トンガに勝利)となったこの遠征に非常に満足している。ただ、今回の引き分
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