金星食を見る 太陽が隠れる→日食 金星が隠れる→金星食 月が太陽を隠すことを日食と言うが、月が星を隠すこともある。これを「星食」と呼んでいる。とくに惑星を隠す惑星食は珍しい現象であり、見る者を魅了する。その惑星食を、今年は2回も日本で見ることができる。1回目が7月15日に起こった白昼の木星食、2回目が8月14日、東の空に昇ったばかりの金星が月に隠される「金星食」だ。今回は、2003年5月29日の白昼に起こって以来、実に9年ぶりの現象となる。 細い月から現れるヴィーナスの宝石 まだ空が暗い時間帯での現象なので、肉眼でも潜入と出現のようすはわかる。沖縄本島北部では、金星が月の南縁をかすめることになり、月の山に隠されて金星が明滅するようすが見られるかもしれない。 月の背後に隠れる直前と出てきた直後は、金星がまるで細い月から滴り落ちる雫か、イヤリングのように見えて、感動的な美しさだ。双眼鏡で見ると
金環日食まであと5日。21日に予想される天気マップを発表しました。 きょう発表の予想天気マップはこちらです! 北海道は北部と東部は晴れる所があるでしょう。 東北南部と関東も大体晴れて、日食を楽しめる所が多い見込みです。 近畿も晴れる所が多いでしょう。 そのほかは雲の多い予想ですが、 雲の広がるタイミングがずれることもありますので、毎日チェックして下さい。 さて、金環日食の楽しみ方ですが、日食グラスを使って見る以外に ピンホール(針で開けたような小さな穴)を利用して楽しむ方法もあります! その方法とは・・・? 厚紙など光を通さない薄いシートに小さな穴を開けて、 日食中の太陽の光を当てるというもの。 そうすると、影の中に、穴を通って映った太陽の光が欠けた太陽の形になるのです。 自分で厚紙やうちわなどに穴を開けてできます。 そして、クラッカーでも。『写真提供 国立天文
金環日食が起きるとどうなるのでしょうか。 太陽がリング状に見られるようになることは、第一話の「【金環日食】本州では129年ぶり、金環日食を見よう」でもお話しました。 今回第五話では、どのようにリング状になっていくのか、その他にどんな現象が見られるのかをお話します。 月食は地球の影が投影されているので、欠けているところがぼんやりとしていますが、 日食は月の影が投影されているので、太陽はシャープなまま欠けていきます。 右上から凹み、だんだんと太陽が欠けていきます。 あらかじめ準備した専用の日食グラスで見てみましょう。 数分間見ているだけでも、徐々に欠けていくのがわかります。 金環日食では、皆既日食のように空が暗くなったりはしませんが、東京都心では最大食分(欠ける大きさの割合)は約0.97。面積でいうと90%近く隠れます。 普段よりも太陽の光量が大きく減少するのは間違いありませ
アストロアーツは5月21日の金環日食に向け、日食の様子をiPhoneでシミュレーションできる「金環アプリ2012」を4月から無料公開している。5月4日には、地図ビューの追加などが行われたVer.1.1.0が公開された。 金環アプリ2012では、携帯端末のGPS情報をもとに任意の場所での日食の経過時刻を表示したり、カメラ画像の風景に重ねて日食時の太陽が見える高度や方向を確認できるようになっている。同社では、「5月21日の金環日食は、朝の早い時間に見られます。太陽がまだ低いので、当日になって見上げてみると建物のかげだった、なんていうことにもなりかねません」として、事前の観察ポイント確認などに役立つアプリとしている。
県内で173年ぶりに観測が期待される金環日食当日の5月21日に、相模原市と市教育委員会が公立小学校の登校時間を臨時変更することで調整していることが24日、分かった。研究施設がある「宇宙のまち」として、貴重な天体ショーを子どもたちに安全に体験してもらう狙い。市内で観測予定の同日午前7時31~36分に備え、各校ごとに1時間ほど繰り上げるか繰り下げる。25日にも正式発表する。 市内72ある公立小学校では午前8時から8時15分ごろの到着が主流といい、金環出現と登校の時間帯が重なる。今回の措置は、空を見上げながら登校する子どもたちが交通事故に巻き込まれたり、遅刻が続出したりして学校生活が混乱するのを防ぐ目的。登校を早めるか遅らせるかは各校ごとに校長が判断する。 宇宙航空研究開発機構など宇宙科学の研究拠点を抱え、小惑星探査機「はやぶさ」のふるさとを自任する市として、子どもの宇宙に対する関心を高める
【2012年4月11日 アストロアーツ/ウェザーニューズ】 アストロアーツ金環日食特設サイトで、これまでの日食の画像や図解などの資料を公開しました。報道・広報資料として、また個人のブログや観望会のパンフレットなどでもお使いいただけます。日食を安全に楽しく見るためのコラボグッズもご紹介。 5月21日に、日本国内で25年ぶりの「金環日食」が見られます。今回は大阪〜名古屋〜東京と大都市圏を金環食帯が横切るため8300万人もの人が金環日食を体験できます。また、日本中どこでも大きく欠けた部分日食が見られることから、日本中を巻き込んだ一大天文イベントとなります。 アストロアーツでは、5月21日の金環日食をより多くの人に楽しんでもらえるよう、無償で利用できる日食画像・図版・動画などの金環日食広報素材を用意しました。報道、放送、出版、教育、広報、天文普及などに活用ください。 アストロアーツ 金環日食特設サ
4D2Uドームシアター公開のご案内 [ 定例公開 ] [ 団体向け公開 ] [ 国立天文台以外での公開 ] 4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2Uプロジェクト)では、天体や天体現象を空間3次元と時間1次元の4次元で可視化するために、4次元可視化実験システム「4次元デジタル宇宙シアター(4D2Uドームシアター)」を開発しました。 天文学の対象である宇宙の空間と時間のスケールは莫大です。さまざまな空間スケールでそれぞれの構造があり、空間に対応した時間スケールで変化しています。そのような宇宙の構造の進化を最先端のコンピュータで描き出し、また最近の観測データを用いて、宇宙を文字通り「目のあたり」にすることを目指しています。 4D2Uドームシアターでは、プロジェクトで開発したソフトウェアである、インタラクティブ4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」を用いて、地球から宇宙の大規模構造までの莫
印刷 東京タワーのそばを月食で半分程度が欠けた月がかすめていった=10日夜、東京都港区、山本裕之撮影皆既月食となり赤みを帯びた月=10日午後11時8分、高橋洋撮影 月が地球の影にすっぽり隠れる皆既月食が10日夜、全国各地の好天だった場所で観測された。東京都港区の東京タワーの足元では、東日本大震災で変形したタワーの先端を赤銅色の月がかすめていく様子が見られた。この先端部は、震災前から計画されていた交換工事が年明けにも始まる予定。 国立天文台によると、次に国内で皆既月食が見られるのは2014年10月8日で、全国で観測できる。来年6月4日には最大4割ほどが欠ける部分月食がある。 関連リンク10日夜、全国で皆既月食 各地で観測会(12/7)皆既月食、16日夜明け前に 国内半年ぶり、関東以西で(6/14)
【2011年6月7日 アストロアーツ】 小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還1周年を記念して、過去の「はやぶさ」関連ニュースを全て集めてみました。「サンプルリターン計画MUSES-C」として初めて登場した1999年の第一報から最新状況まで、イベントのお知らせや後継機情報も逃さず網羅しています。さらに、「星ナビ」の関連記事掲載号リストや映画公式サイトまで、様々な「はやぶさ」情報にリンクしています。 ■ 天文ニュース 2013年にリストアップを終了しています。最新情報は天文ニュースをご覧ください。 小惑星イトカワのサンプル分析 2012/06/13 - イトカワ粒子の海外研究テーマが決定 2012/03/01 - 微粒子に刻まれたイトカワの表層環境 2012/01/25 - イトカワ微粒子を世界へ 研究提案を国際公募 2011/08/29 - イトカワの過去と未来が明らかに 「サイエンス」誌で論
タイムドーム明石(郷土天文館) 平成20年9月18日更新 タイムドーム明石は、郷土資料の常設展示室、プラネタリウム、区民ギャラリー、を併せた施設です。歴史や芸術、天文などに興味を持っている方の交流の場としてご利用いただけます。 イベント・新着情報 (各イベントについて詳しくは、随時、この"イベント情報"に掲載します。こまめにチェックをしてください。) ・「復元された震災の記録〜関東大震災映画フィルム〜」を上映しています。 ・9月18日(木曜日)からプラネタリウム一般投影は秋番組に切り替わります。 ・"第4日曜日はプラネタリウムへ行こう!”は特別編として9月28日午後1時から元横浜こども科学館学芸員の遠山御幸氏を招き、2009年7月に種子島から奄美大島にかけての地域で見られる皆既日食を中心に、日食の話題を様々な映像を使用して解説する「黒い太陽を求めて 〜皆既日食〜」を開催
iPhone・iPod touch用アプリ「アストロガイド2010」本日発売 【2010年6月25日 アストロアーツ】 毎日の月の満ち欠けを示す「月齢」や日食、流星群、月と惑星の接近などの「天文現象」をかんたんに調べることができるiPhone・iPod touch用アプリ「アストロガイド2010」が、本日発売されました。 「アストロガイド2010」では、2009年12月1日から2010年12月31日までのデータを収録し、とくに注目したい天文現象(74件)については、詳細な解説と美しいCG映像の表示が可能です。 また、2009年冬から2010年の年末までに見ることができる印象的な星空について、映像とナレーションで解説した「2010年の星空案内」や、2009年に最大の注目を集めた、7月22日の「トカラ皆既日食」のドキュメント映像もたっぷり収録しています。 表示した日の月齢や、天文現象を引用して
ヘリからの捜索で見つかった回収カプセル。白いパラシュートの左に、銀色に輝く円筒形のカプセル部分が落下していた=宇宙機構提供 【ウーメラ(豪州南部)=東山正宜】小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った、小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性がある回収カプセルがヘリによる上空からの捜索で見つかり、宇宙航空研究開発機構が14日、写真を公開した。現地の砂漠一帯は先住民アボリジニーの聖地に当たっており、14日午前、回収作業が始まる前に、アボリジニーの代表が状況を確認するため、ヘリで現場に向かった。 宇宙機構によると、カプセルの落下地点は豪州南部の街ウーメラの北西約200キロの地点。13日夜にヘリが付近を捜索し、カプセルからの電波と発熱による赤外線を頼りに発見した。カプセルは直径約30センチ、高さ15センチ、重さ約6キロ。パラシュートが正常に開き、大きな破損がないことが目で確認できたという。
満身創痍(そうい)になりながらも、三つの危機を乗り越え、地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」。 月より遠い天体に着陸して戻るという快挙を可能にしたのは、一人旅を続ける「同志」を励まし続けた研究者の粘りと日本の技術だった。 ◆通信途絶 はやぶさを待ちかまえていた最初の危機は2005年11月、小惑星イトカワ離陸後に起きた。地上管制室で歓声がわく中、姿勢制御用の化学エンジンがまさかの燃料漏れ。その反動で姿勢が乱れ、通信も途絶。はやぶさは行方不明になった。 探査機にとって「姿勢」は生命線だ。太陽電池パネルに日光が当たらないと、電力不足に陥る。アンテナが地球に向かなければ、交信できない。 管制室が雑音の中から、はやぶさの微弱な信号をとらえたのは7週間後。回転していたはやぶさのアンテナが、たまたま地球へ向いた時だった。「意地と忍耐と神頼みの日々だった」と、宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授(54)
2010年6月13日 約束 サンプラ担当、SV、回収隊・方探班本部、科学・輸送班 矢野 創 はやぶさへ、 いまは6月13日朝。僕は、オーストラリアのウーメラ砂漠の宿で一人、君への手紙を書いている。 君が内之浦の5月晴れの空に吸い込まれていったあの日から、もう7年が過ぎたね。今朝のウーメラも、打上げの日の内之浦みたいに雲ひとつない青空で、窓から入ってくるひんやりした風が、心地いいよ。 「はやぶさ、いってらっしゃい。」 2003年。僕は、君のお腹の中にあるサンプラに、打上げ直前まで地球の汚染物質を入れないように窒素ガスを送り続けるため、科学者として最初に内之浦に入った。打上げ12時間前にM-Vロケット先端のフェアリングに包まれた君からガスチューブを抜いて蓋をする、最後の一人でもあった。フェアリングのアクセス窓を閉じたときに君にささやいたのが、この言葉。そのとき君はまだ「MUSES-C」と呼ばれ
<NEWS NAVIGATOR> ◆「はやぶさ」はどんな旅をしてきたの? ◇未踏の小惑星を往復 7年間・60億キロの航程、きょう帰還 人類初の小惑星の岩石採取に挑んだ宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ」が13日夜、地球に帰還する。03年5月の打ち上げから約7年、総航行距離約60億キロにも及ぶ長い旅について、「なるほドリ」がはやぶさの人気キャラクター「はやぶさ君」(注1)に聞いた。【永山悦子】 なるほドリ はやぶさ君、いよいよ帰ってくるね。どんな小惑星に行ったの? はやぶさ君 地球と火星の間の軌道を回る小惑星イトカワ(注2)だよ。地球から比較的近く、まだだれも行ったことがない小惑星だったんだ。到着まで約20億キロ、2年4カ月もかかったよ。 Q 気が遠くなるね。すごいパワーのエンジンを持っているのかな。 A 「イオンエンジン」という新型のエンジンだよ。キセノンガスに電気を帯びさ
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