Japanese international tighthead Kensuke Hatakeyama addresses the media at Kingston Park this week. Giving his thoughts on his move to the North East
2015年12月29日、イングランドのプレミアシップの強豪バースが公式HPで、「ナキ」ことラグビー日本代表NO8アマナキ・レレィ・マフィ(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス)の加入を発表した。 ◇マフィの選択はフランスではなくイングランドだった マフィはワールドカップ中から、フランスのプロリーグからオファーがあることを認めており、「移籍先がわかったら話すよ」と答えていた。また11月のトップリーグのカンファレンスでは、「自分を評価しているチームに移籍する」とも話していた。 そんなマフィが選択したのはスーパーラグビーでもなく、フランスリーグでもなくイングランド・プレミアシップの強豪バースだった。1865年創設の伝統あるクラブで、優勝回数は2位の6回。昨シーズンもリーグ戦を2位で突破したが、残念ながら、プレーオフ決勝ではサラセンズに敗れて準優勝に終わった。 そんなバースは、今シーズン
ラグビーW杯での日本代表の大活躍。大会そのものは10月31日まで続くが、日本では代表の帰国後、さらに大きなフィーバーが起きている。大会での代表の活躍を伝えるスポーツ関係の雑誌はほぼ完売の勢い、代表のレプリカジャージなど関連グッズはもはやどこを探しても入手できない。 従来のラグビーW杯では、日程が決勝トーナメントに入った途端に「寂しい思い」をして来たが、今回はかつて体験したことがない高揚感が続いている。 イギリスの小売統計が高い伸びを示した 一方、今年のロンドンの冬の到来は心なしか早い。ロンドン中心部にあるW杯公式グッズ店では、イングランド代表のグッズが山積み、半額に下げても誰も見向きもしない。ラグビー関連グッズを片付けて、さっさとクリスマス商戦に備える動きを見せているお店もある。 英国では10月22日、小売売上高統計が発表された。前月比1.9%増加と、およそ2年ぶりの高い伸びを示した。政府
スポーツというのは不思議なものだ。子どもの頃、僕は不運なことにラグビーをやる学校に入ってしまった。僕はラグビーがとことん嫌いだった。僕の学校の校庭はひどい粘土質で、ほんのちょっとでも雨が降れば、すぐにどろどろの沼地のようになった。 そんな校庭で、ほとんど誰も好きじゃないラグビーのために、僕たちは泥の中でダイブさせられた。ラグビーとはまず間違いなく汚いもの、そして時には寒くて痛いものだった。 イングランドでは、ラグビーといえば上流階級の子供のいく私立学校でやるものと決まっている。だから、公立学校である僕たちの学校がラグビーをするのは、上流の学校のまねごとをしていますよと宣言しているようなものだ。そのせいでまわりの学校の子供たちからは嫌われ、嫌がらせをされることもあった(嫌がらせされないのはラグビー部の部員だけだった)。 その悲惨な学校に11歳で入学するまで、僕たちのほとんどはラグビーなんて一
勝利の瞬間は全員が総立ち。トライはもはや見えなかった。緊迫が続いた数秒後、これまで聞いたことのないような音が会場を包む。周囲で応援していた地元ファンの信じられないという驚いた笑顔が一斉にこちらを向き、ハグやら握手を求められた。「勝った......」五感が完全にどうかした。信じられない思いに会場にいた多くの日本人は気が付かないうちに泣いていた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く