スウェーデンでの調査により意外な結果 健康な食生活のイメージとして、植物性のものがもっとも体によく、肉類は成人病のリスクを高めるというのが、一般的なイメージではないでしょうか。 この画像はイメージです Freedigitalphotos.net by Suat Eman たとえば、赤身の肉をたくさん食べる人は、食べない人と比べた場合、2型糖尿病リスクが高くなります。また、昨今では、不飽和脂肪酸が健康に良いことが分かったため、口にする油は植物性のものがベストという考えが浸透しています。 ところが、動物性の脂肪で2型糖尿病のリスクを下げることができるという驚きの報告が発表されました。スウェーデンで45歳から74歳の26,930人を、14年間にわたって追跡調査したところ、脂肪分の高い乳製品を食べている人の2型糖尿病の発症率が他の人よりも低かったというのです。 高脂肪の乳製品をたくさん食べている人