「もののけ姫」の舞台化に挑むアレクサンドラ・ルターさん(右)と鈴木敏夫さん 宮崎駿監督のアニメ映画「もののけ姫」が4月、英国の若手劇団「ホール・ホグ・シアター」によってロンドンと東京・渋谷で舞台化されることになった。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーらが5日発表した。宮崎アニメが舞台化されるのは初めて。 もののけ姫は、室町時代を舞台に、人と深き森の神々との宿命的な抗争を描く。1997年公開のヒット作だ。 劇団のアートディレクターであるアレクサンドラ・ルターさんが、映画の美しさやはかなさのある物語性に感銘を受け、宮崎監督に舞台化の許諾を求めた。鈴木プロデューサーによると、英国のアニメ制作者からの紹介があり、宮崎監督が劇団のダンスをおさめたテスト映像を見た上でOKを出したという。神はパペット(操り人形)で表現する予定。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です