『島田神助(暴力団)と橋下徹(売春弁護士)と読売(マスコミ)の親密な黒いトライアングル』 2011年『さいごの色街 飛田』(筑摩書房)はルポライターの井上理津子が12年間をかけて取材した労作でノンフィクションとしては異例のヒット作となったが、2015年には新潮文庫から文庫本もだされている。 実力も人気も№1のコメディアン島田神助が飛田遊郭に通っていて、飛田新地の管理売春業者の顧問をしている面白い弁護士を見つけて読売系テレビに売り込んだのが政治家橋下徹の原点だった。 もともと、橋下徹が世に出てきたのは、紳助が司会を務めていた『行列のできる法律相談所』(読売系列の日本テレビ)への出演がきっかけ。茶髪のチャラい弁護士として、品の無い毒舌で司会の暴力タレント紳助と丁々発止とやりあった姿が、視聴者に強烈なインパクトを与えたが、触れてはいけない汚物(橋下徹)に光を与えたのが島田神助とテレビ(読売)だっ