トルコのエルドアン大統領を「今世紀のヒトラー」と呼ぶ エネス・カンター・フリーダムは昨シーズンにセルティックスで35試合に出場したが、シーズン途中にロケッツにトレードされて契約解除となって以降はNBAから遠ざかっている。 その彼は祖国であるトルコ政府から追われる身だ。トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領の独裁にカンターは以前から批判してきた。トルコでは2016年にクーデター未遂事件が起き、その黒幕とされるイスラム教指導者はアメリカに保護されている。その指導者の支持者はトルコ政府から指名手配され、カンターもその一人として母国に戻れない状況が続いていた。 トルコ政府が多くの人を指名手配し、拘束する状況に対し、カンターはエルドアン大統領を「今世紀のヒトラー」と呼んできた。そのカンターは以前から国際指名手配されてきたが、今年になって状況はさらに進んだ。トルコ政府は『最重要指名手配犯』の一