猿人と原人の足跡発見 150万年前、同時期に残る―ケニア 時事通信 社会部2024年11月29日04時10分配信 ケニア北部・トゥルカナ湖沿岸で発見された約150万年前の猿人足跡の一つ(米チャタム大などの国際研究チーム提供) アフリカ・ケニア北部、トゥルカナ湖沿岸の約150万年前の地層から、同時期に残ったとみられる猿人と原人の足跡を発見したと、米チャタム大やストーニーブルック大などの国際研究チームが29日付の米科学誌サイエンスに発表した。異なる種の古人類がどのように共存して暮らしていたかを探る貴重な手掛かりだという。 〔写真特集〕猿人・原人・類人猿 連続した足取りが分かる足跡のほか、脇に点在する足跡があり、それぞれ猿人の「パラントロプス・ボイセイ」と、より進化した原人の「ホモ・エレクトス」が残したと推定された。 他の場所で見つかっている頭骨や骨格の化石から、ボイセイは小柄でも頑丈な顎で植物