先日、Amazonが出版社向けにオンデマンド出版サービス(POD)を始めたという記事を書きました。この記事を書いたときにはあまり自分に関係があることという気はしなかったのですが、しばらくして、新たな関心が沸き起こりました。実のところ、去年、このブログを始める少し前に「電子出版専門の新規出版社を立ち上げられないかなあ」と考えていました。いろいろあってこのアイデアは事実上ペンディングになっているわけですが(その後もいろいろと電子書籍のことを考え続けているのはこのブログに書いてきたとおりです)、決して消えたわけではありません。昔ながらの出版社なんてやるだけの力もありませんし興味もないのですが、形にならない人間の思いを文字にして伝えていく仕事そのものは、自分自身のライフワークの一部分であるかなとは思っているわけです。で、ふと思えば、今回のAmazonのPODは、新規参入出版社としてAmazonに打