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「神童」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 神童とは

2024-11-29

地方公立に行って後悔している - 子供はできるだけ学費の高い学校に行かせたい

炎上しそうすぎて大幅改変になった現代ビジネス記事原案を供養。

(前編)

私は小中高と地方公立を出て、浪人して都内医学部卒業している。

東大生の親の6割が年収950万円以上」というデータ話題になったが、地方出身からすると、やはり医学部も華々しい世界だった。

まず医学部では「親が医者なのは当たり前で、教授講師と話す時も、世間話最初に「親御さんは医者?」が挨拶代わりになる。私の体感では、おそらく学生の半数近くが医者の子息だった。

ハリー・ポッターになぞらえて、両親が共に医者という人を「純血」、片方が医者だと「半純血」、両方とも医者ではない人のことは「マグル」と呼ぶ文化である。「マグル」は家系医者がいない学生が、自虐的苦笑いしながら使う単語だ。

しかし、「マグル」の学生も、平均的なサラリーマン家庭出身という人はほとんどいない。みな経営者や士業の家庭で、都心のタワマンが「実家」だった。

出身高校ほとんどがいわゆる「御三家」など、都内の名門私立高校が並ぶ。入学式の日、周りが何故か全員、初対面ではありえない打ち解け方で話していて困惑したものだ。

蓋を開けてみれば元々彼らは中高の同級生だったかSAPIX鉄緑会などの有名塾で一度は顔を見知ったメンバーだったのだ。

私のように地方公立から、塾にも行かずに来たという子は全く見当たらなかった。

大学生お金がかかる。私も美容や服飾、外食旅行を楽しみたかったので、多い時は週9でバイトを3つ掛け持ちして、必死時間お金に変えた。

学費家賃生活費などは親持ちだったが、その他は自分バイト代で賄うように言われていた。

けれどここではバイトを親に推奨されるというのは珍しく、むしろ禁止」される方が普通だ。特に家庭教師OKでも、高卒フリーターと一緒に働くような飲食店などは禁止されている子が多い。

そのため、そういったバイトをしたいお嬢様は、親に隠れてこっそりやることになる。私も、友達給料明細の送付先を、私の一人暮らしの住所にするなど「協力」したことがある。

この「バイトをしたい」とはもちろん、お小遣いが欲しいという意味ではない。「人生で一度はやってみたい」「大学生っぽいことがしたい」という、興味と好奇心でやる子が多かった。

こういう子達は、1回で何十万とする美容代や旅行費も全て親の負担だ。ブランド物も親のカードで買い放題。

限度額は聞いたことがないので分からない。この顔ぶれの中で「限度額」などという貧乏くさい言葉を口にすることすら憚られた。

当然、金額理由に遊ぶ場所を決めることもまずない。味や質、美しさ……綺麗な概念ばかりで話し合いが進む中、頭の中で電卓を弾き、時給計算などしているのは私だけだった。

ここまでの話だけ聞くと、「地方出身庶民階級社会に直面してショックを受け、格差に悩む」というあらすじになりそうだが、私はそのような気持ちになったことは、実は全くない。

実際のところ、これまで属した集団の中で、大学は一番居心地がよかった。なんせ周りの人間ほとんどが私より頭が良く、私より裕福で、性格も曲がっていないのである普通暮らしていて、不快にさせられることはほとんどない。

尊敬できる人ばかりの中に混じり、今までしたことがなかったような華やかな経験を教わることは、とても刺激的で楽しく、毎日面白かった。

地方公立の狭い世界のみみっちい基準で「神童」だの「お嬢様」だのとくだらないことを言われて暮らすよりもよほどいい。周りのやっていることがバカバカしく思えて退屈することも、足を引っ張られて苛立つこともない。

まれて初めて自分が全てにおいて下位、いやほぼ底辺位置する環境に身を置いたが、劣等感を持つどころか、なんて気が楽なのだろうと感動した。

要するに「上には上がある」といっただけのよくある話なのだが、私はその「上」の存在を知って心の底から安堵したのである

(中編)

私が育ったのは地方都市のド真ん中。東京で「都会」と言うと笑われるが、下手に「田舎」と言うと顰蹙を買う、そんな街だ。近くの有名大に行かず、わざわざ地元では知名度の低い都内大学に行ったのは、その街にとことん嫌気がさしたからだった。

先祖代々続く大病院家系などではないので、決して高い身分ではないのだが、私も一応、医者の娘ではある。ちなみに、母親医者ではないので「半純血」だ。

金銭的な理由から受けられない大学もあったし、贅沢三昧という訳ではなかった。だが、本当の意味生活に困ったことはないと思う。

「全身脱毛費用自分で稼いでいる」というだけで、大学の中では十分「苦労人」のポジションだったが、それだけだ。学費家賃も、いくらかかっているのか知らないまま生きてきた。

そもそも、私の家庭ではそういうことを詮索するのはタブーだった。三階建てのまあまあ広い一軒家に住んでいたが、幼い好奇心で「この家、いくらしたの?」などと聞こうものなら、なんて下品で失礼なことを言うのかと眉を顰められた。

よって親の学歴自分大学受験をするまで知らなかったし、収入は今でも知らない。なんとなく肌感覚で予想はできるが、聞いたことはない。

わざわざ地方公立の小中高に進んだのは、習い事練習時間を確保するためだ。物心つく前からピアノヴァイオリン新体操などを習っており、そちらを人生の軸に据えたかった。そのため、進級が厳しく勉強時間を取られる中高一貫私立を避けた。

しかし、その選択のせいで、私は信じられない世界を目にしてしまう。

校内のヒエラルキートップにいたのは、我が家クローゼットより狭い団地に住むヤンキー達だ。暴力窃盗などの犯罪行為、くだらない揉め事が起こるのは日常風景だった。後ろの黒板にはデカデカ卑猥言葉が書かれ、授業中も大声で教師に反抗する。共用部の壁には穴が開き、「アスベスト発生注意!」と貼り紙がされるも、その意味理解できない生徒がまた上から穴を開けていた。

一番呆れ返ったのは中学校で、「廊下に繰り返し大便をしてそのまま片付けない人がいる」という全校集会が開かれた時だ。まるで動物園だ。

外で障害を持った通行人を取り囲んでからかい面白がって恫喝している場面にも遭遇したこともあり、これが同じ人間なのかと目を疑った。

まれからこの環境しか知らなかったにもかかわらず、私はこちらの方がよっぽど馴染めなかった。いや、大学の時と違って、馴染む努力をする気にもなれなかった、というのが正しいだろうか。

ことわっておくが最初から「知能」だの「貧富」だの、そういうことで差別意識を抱いていた訳ではない。ただ、そんな概念が生まれる前の、何も知らない子供の目からしても、違和感を覚えることがたくさんあった。

何か作業をする時、見るから効率の悪いやり方で苦労しているのが理解できなかった。建設的な話し合いができず、どれだけ分かりやす説明しても話が通じないことが不思議だった。卑猥な話で大喜びするのも、暴力で強さを誇示するのも、正直バカバカしいと思っていた。

何よりも嫌だったのが、その層に漂うあの独特な僻み根性、卑屈な被害者意識のようなものだ。

クラスナルミヤの服が流行り、皆がメゾピアノポンポネットの服を自慢する中、私はいつもラルフローレンバーバリーの服を着ていた。ナルミヤに興味もあったのだが、親の趣味で買ってもらえなかった。

その時、私は価格の差など何も知らず、愚痴のつもりでこう発言してしまう。

「みんないいなあ、うちの親、ラルフローレンばっかり買ってくるからもう飽きちゃう

たったこの程度であからさまに数人の目つきが変わり、その後も悪意を持ってこの発言拡散された。

子供が「他人の服をそうやって価格で値踏みしており、それを恥ずかしげもなく表に出す」という感性は初めて見るものだったし、それが物凄く卑しく思え、正直ドン引きしてしまった。

自分性格が良いというつもりは全くないが、もし私が逆の立場になったら、そんな態度は絶対に取らなかっただろう。そのような言動は「悪い」というよりも「恥ずかしい」からだ。

たとえ内心で反感や嫉妬は覚えたとしても、そういう行動は自ら「私は負けています可哀想な貧民です!」と宣伝して歩いているとしか思えないではないか

別に私にとって服は値段ではなく、ナルミヤは負けではなかったのに。

万事がそういった雰囲気だった。

まり勉強をしすぎるとバカにされるので、「カースト上位」のグループに属している子は実は勉強ができても、学校テストではわざと悪い点を取るなど工夫していた。実際に勉強している時間を「テレビを見ている」と嘘をつき、親から聞いた内容を覚えてから学校に行くという話も耳にしたことがある。

何もかもが面倒くさかった。先入観などなくても反射的に、彼らに対して「卑しい」という軽蔑が沸々と湧いてきて、止められなかった。

お金学力のあるなしなんてどうでもいい。ただ、それによって勝手に「見下された」「自慢された」と思い込んで攻撃性を発揮してくる、その人間性を見せられるとやはり「見下す」以外の感情が湧かない。

そういう人を表すぴったりの言葉は「育ちが悪い」しか思いつかないのだ。

そして、その思いが強くなればなるほどに、そんな低俗差別的感情を持つ自分に対してもまた同じように「卑しい」と自己嫌悪に陥った。

よく「人を見下している」「お高く止まっている」と悪口を言われたが、次第にそれが事実になってしまっていることも自分では分かっていた。

やがて進路を変更して医学の道に進んだ私は、この自らの醜さにも似たもう一つの「卑しい世界」を嫌というほど味わうことになる。

体力面の自信のなさからほとんどの医学部生が就職するような「ブランド病院」とは程遠い、「ハイポ(仕事量、労働時間が少ない)だけど治安が最悪な風俗街の病院」に就職したのだ。

(後編)

立地や将来性、指導体制などを考慮せず、「あまり働かなくていい」「給料が高い」というだけで風俗街の病院に流れ着くような医者は、まあロクな層ではない。街の治安と相応に、職員民度も低かった。

病院があるのは中途半端田舎だ。ここでは娯楽が、酒と性とギャンブルゴシップしかない。

都会で大学生活を過ごした同僚たちも、その鬱屈した思いからか、段々と空気が荒んでいった。

数ヵ月経つ頃には、口を開けば下ネタと自慢や武勇伝他人悪口や噂話、そして「女性職員容姿を採点し、デブやブスと言って大笑いする」といった、聞いているだけで気が滅入るような下卑た話題ばかりが出るようになった。

百歩譲って内輪だけの飲み会でやってくれればいいのだが、職場の男女共用のスペースで大声を出して話しているのは、流石に品性を疑ってしまう。

「このバッグは何十万円した」「今月はいくら使った」などという、赤裸々すぎる金額事情ストレートに自慢してくるのにもびっくりした。今まで出会った医者の中で、そんな恥ずかしいことを嬉々として吹聴する人間は一人もいなかった。

彼らの鬱憤の矛先は、「見下している相手」により強く向けられる。

立地が立地なので患者層もあまり良くなく、社会的地位が低かったり、生活に困っていたりする患者が多い。それをストレス解消とばかりに、裏で笑いながら蔑むのが、病院の常になっていた。

気持ちは分かる。確かに、あそこまでかけ離れた階層の人たちと関わるのは、正直つらい。頭がおかしいのかと思ってしまうようなクレーマーもいる。貧困のために清潔が行き届いておらず、吐き気を催すような悪臭涙目で耐えて処置をすることもある。病院に来ているのに、こちらが一生懸命になっても、まるで治す気がないのか?という横柄な態度を取る患者もいる。

救急車がタダだから生活保護は医療費がタダだからと、まるでタクシー無料相談のように使う人のせいで、本当に必要な人に医療が行き渡らなくなることもある。

特に槍玉に挙がるのは「せいほ(生活保護)」と「プシコ(精神疾患)」、「痴呆(認知症)」である。他にも、「ホームレス」「反社」「デブ」「ババアジジイ」「底辺」「貧乏」「キチガイ」など、診察室を一歩出れば、とても患者には聞かせられないような、ありとあらゆる差別用語が飛び交った。

バカにされるのは患者だけではない。看護師も同様だ。ある同期が看護師に怒られた時、「大学を出てないから分からないんだろ」「低学歴が」とあまりにも直接的に吐き捨てるのを聞いたことがある。

一方で看護師たちの当たりも強かった。いや、当たりが強いというか、私達とは、元々装備している語彙がそもそも違うのだ。

特に怒っている訳ではなくでも、「ちょっと邪魔!」「うるさいよ」といった風な、私達が「初対面の人に対して一度も発したことがないような言葉」を、まるで当たり前のように使ってくるのだ。

これにはかなりギョッとする。私達が急いでいても「すみませんちょっとよけてもらえますか?」と言うのは、別に敬っている訳でも遜っている訳でもなく、これしか適切な語彙が浮かばいからだ。

根本的な問題は、学歴収入の高低ではなく、培われた文化の違いなのだ。「そんな風に人間を扱う文化」に染まりたくない気持ちが勝り、同じ土俵で言い返す気にもなれない。

きっとこれは、一生分かり合えない感覚なのだろう。

病院の同僚医師たちも、私立医学部卒業している人間が多く、元々それほど育ちは悪くなかったはずだ。しかし、あまりカルチャーショックに耐えられず、段々と人格が歪んでいった……いや、歪めていくしかなかったのかもしれない。

地方にいた頃の私のように——。

医者政治家など「救う仕事」をする人間に、できるだけ庶民感覚を取り入れるための方策として、「学費を下げる」「お金が足りなくても成績優秀者が医学部や名門大学に入れる枠を作る」といったことが推奨されているのをよく見る。

しかし、ことの本質はそう単純なものではないように思える。

実際に、現状の医師たちの間でも、「国立は苦労していて性格が悪い」「私立は裏口で頭が悪い」といった論争があり、お互いに見下しているような風潮が一部ある。

それを、もっと幅広い層の人間を混ぜたからと言って、お互いに馴染めるとは思えないのだ。

同業者の間で「もし自分の子供を行かせるなら私立がいいか公立でもいいか」という話が出ることがある。この話題は、温室から一度も出たことがない人ほど「公立でもいい」と言いがちだ。

公立の良い所として、「早いうちから色々な階層の人と関わって免疫をつける」というものが挙げられるが、私はそれこそが最大のデメリットだと思っている。皮肉なことに「その経験の多さ」こそが、差別偏見選民思想を強め、分断を生むことになるのだ。

免疫どころか、触れれば触れるほどウンザリして、アレルギー反応を起こすようになってしまう。様々な階層人間存在を見せたいのなら、同級生として一緒くたに扱われるのではなく、ボランティアでもすれば十分ではないか

からこそ自分が多様な層と関わった経験があったりする人ほど「子供絶対私立」と言う。もし他が全て同じ条件なら、学費の「高い」方に行かせたいという発想すらある。

「知らなくていい世界を知らない育ちの良さ」というのは、その後いくらお金を積んでも手に入らない。一生もの財産だ。

社会の下層と徹底的に隔離され守られてきた人は、「みんな同じ人間差別は良くない」という綺麗事を良い意味で本気で信じ、汚れのない心で生きていける。

しかしたら私の親は、私を「世間知らず」にしたくなかったのかもしれない。だが私は「知ってしまった」ことを、後悔している。

もし子を持つことがあったら、我が子には私のような性根の歪んだ人間になってほしくない。

一生温室で、綺麗な世界だけ見ていられるように、可能な限り守ってあげたいと思う。

2024-11-15

嘘つきで最強のアイドルっていうと「神林&キリカシリーズ」が巧みに描けてたけど、いかんせん古代すぎるし知名度が低いのだ

主人公の一人、神林俊彦売れっ子ミステリ小説家だが、チー牛でモテない

彼の代表シリーズは、ミステリアスで正体不明美女探偵主人公で、「こんな女いねーよ」と酷評されることもしばしばある

リカ美少女アイドルで、可愛くて元気だが儚げで守ってあげたいところもある、ちょっとおバカで抜けているところもあるという盛り盛りな子だ

だがそれは演技であり、本当のキリカ東京下町育ちで幼女時代から事件に遭遇しては真実を解き明かす「深川神童」の異名を持つ切れ者美少女探偵である

儚げさもおバカさもアイドルとして売れるための戦略であり、実際のキリカ天才姉御肌で、6歳ぐらい年上の神林を表向きの探偵役にして裏では芸能界で起きる様々な事件を解き明かす

神林は、裏表の激しい生意気なメスガキにこき使われてつれーわという面持ちでいたが、次第に俺の理想ミステリアスな美女探偵ってキリカのことじゃんと、10数巻目ぐらいでキリカに恋をしだす

基本的には強気なキリカやれやれ神林の組み合わせだが、次第にキリカの生き別れの本当の親にまつわる事情ガラスの仮面的演技論が語られ物語に深みが出る

本当の親について掘り下げられるうちに、オラつき姉御肌もまた、全てではないがキリカの演技の一つであるとわかり、素の弱々しさが見えるようになり、神林が支えるようになる

杜野亜希は画業40年ぐらいになるが、単発ドラマ化一回した程度でメディアミックス縁がなくいまいち地味だ

シカンで神キリをドラマ化してくれ

2024-11-02

十で神童十五で才子二十過ぎれば増田民

少年よ、「野球」だけはやるな

 大谷フィーバー野球熱が高まり大谷自身が全国の小学校グローブ寄付するなど、減少しつつある野球人口を回復しようとする動きも活発になっている。

 しかし、未来ある子どもたちに言っておきたい。

 野球はやめておけ。

理由① レベルが高すぎる

 神童と呼ばれるレベルの子が結局プロにすら届かないのは当たり前。

 大谷レベルの才能でも甲子園には出場できていないことからもわかるように、いくら自分が強くても上の大会には進めない。だからといって強豪校に進んでしまえば9割方は応援席、よくてもベンチである

 中学高校同級生を見ていて感じるのだが、優秀な運動センスを持つ人材野球部に流れすぎていて、レッドオーシャンのものだ。そのため、ベンチで3年間を終えるような子でも、他の部活ならエース級、インハイ出場レベルになれる逸材だらけである

 このような才能が野球という無駄レベルの高い運ゲーで擦り潰されるのは日本にとっても本人にとっても損失である

理由② 運ゲーから

 超一流選手でも打率3割強、調子のいいタイミングを切り出しても4割がいいところだ。つまり大事試合で打てるか打てないかなんて運にすぎない。

 スタメンなら1試合あたり3〜5打席立てるわけだが、死ぬほど努力して打率5割のバケモンになれたとしても全打席凡退可能性は十分あるし、自分が打てても後続が3割ガチャを引けなければ点数にならない。

 プロ野球ペナントレースならある程度確率収束するだろうが、高校野球はなんとトーナメントである。血と汗と涙を流した3年間の集大成ガチャで決まってしま運ゲーというのはあまりにも馬鹿馬鹿しく、家で寝転がってソシャゲガチャでも引いていた方がよほど有意義である

理由③ 礼儀リスペクトも身につかないか

 たとえ運ゲーだとしても努力をした日々は無駄にならない! スポーツを通じて身に付けた健全精神人間性にこそ価値がある! という人もいるだろう。

 しかしこれを見てほしい。

https://video.twimg.com/ext_tw_video/972787886717222913/pu/vid/640x360/Pc24MvGUASmFbpeu.mp4

 これは稲村亜美という女性タレント始球式を行った際の映像である

 恐ろしいことに、稲村氏が始球式を終えたあと、男子中学生たちが何の許可もなく稲村氏ににじり寄り、一斉に襲いかかっている様子がわかる。

 野球で心を鍛えているはずの男子中学生たちがこの有り様なのだ

 本当に野球で鍛えられるのは礼儀でも人間性でもなく、怖い監督や先輩の目の前では逆らわないという奴隷根性と、集団で気が大きくなって一人の女の子を襲うという卑怯な「チームプレー精神なのかもしれない。

理由④ 動体視力ゲーだから

 大谷が飛び抜けて優れている点は何だろうか。

 190センチ超の恵まれた体格、鍛え上げた体、野球に全てを捧げる精神力、マンダラチャート代表されるような努力の軌跡……。

 色んな回答が返ってきそうだが、答えは「動体視力である

 どんなに筋肉を付けても、どんなに素振りをしても、ボールに目が追いつかないと打てやしない。

 投手ならともかく、打者は完全に動体視力ゲーなのだ

 しかも悲しいことに、動体視力は筋力と違って、努力より才能に因る部分が大きい。鈴木誠也選手大谷以上にゴリゴリムキムキに鍛えてメジャー活躍しているが、大谷には勝てていない。筋力で上回れても、動体視力で上回らないと野球で勝てないのだ。

 極論、野球というのは努力でも筋力でもなく、生まれつきの動体視力を比べるにすぎない、悲しいスポーツなのだ

2024-09-16

大人びた子供ちゃんとした大人になるとは限らないみたいなやつ

神童がその後割と伸びしろなくてそこそこの秀才に収まるやつとか、そういう早熟が必ずしもその後大天才になるわけじゃない話もっと聞きたい。

2024-07-25

anond:20240725163402

15世紀ヨーロッパ某国舞台に、飛び級大学進学を果たした神童ラファウが、天文学への情熱を抑えきれず、謎めいた学者ベルトとの出会いを通じて「地動説」の可能性に触れていく、地動説証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの物語

https://news.yahoo.co.jp/articles/44f605be01f18104cfbba61afef9ac603ba79c8d

舞台15世紀ヨーロッパ異端思想ガンガンあぶりに処せられていた時代

https://shogakukan-comic.jp/book?isbn=9784098607785

めちゃくちゃさも史実ですって顔してて草

2024-07-19

anond:20240719175015

25~40歳くらい?


今更道を決めても「昔は神童だった」止まりだぞ

増田にはそんな奴たくさんいる

10年以上前の事を思い出したから。

とある有名バンドライブ後に友達大手チェーンで飯を食ってた。23時頃だったと思う。

2024-07-11

[][]ヤマルすごくない?

こんな神童ボコボコ出てくるのかよ

スペイン優勝したら世代交代完全に成功だな

無冠の帝王ケインが優勝するとこも見てみたいけど

2024-06-28

anond:20240628172921

わかる。俺も普通に絵描いてるだけなのに絵をコンクールに応募されて毎回入賞して朝の朝礼で表彰されるのが恥ずかしかった。

それ以降わざと下手に描いて受賞を回避した。

それで勘違いして自分神童だと思い美大行ったら打ちのめされた

2024-06-05

幼児教育愛情について

うちの子供は、多分発育?発達?が他よりちょっと早い。

この前、保育園で送迎時間が被るママさんに、どういう教育を取り入れているのかと、ちょっと尋常じゃない様子で聞かれた。

なんちゃら式?モンテ?なんちゃらメソッド?某英語システム

矢継ぎ早に繰り出される呪文みたいな羅列。

咄嗟の時って、なかなかうまい対処ができないもので。

馬鹿正直に、いやそういう系よくわかんなくて何にも、って答えてしまったよね。

またまたそんな嘘でしょう、じゃあ何か教材?お家での過ごし方ってどういう感じ?

人の言うことを第一声「嘘でしょ」って否定から入る人、そういや昔から嫌いだわぁって思い出しながら、わー面倒臭い、と思った。

えー…教育系って言われても、あえて言うなら某ちゃれんじくらい?

とはいえ知育とか一切考えてのことじゃなく、アレは程よいおもちゃ絵本が貰えるだけだと思ってて。

月齢?発達?に合わせたおもちゃ絵本が、お金さえ払えば勝手に送られてくるって便利よねーありがたーい程度の認識で加入してる。

届いたら子供はい、って渡して、最初ちょっとだけ一緒に遊んで&読んで、後は収納に入れとくから勝手に遊んでね&眺めてね、っていう。

一緒に遊ぼう、もしくは読んでくれと持ってきたら応えるけども。

YouTubeだってなあ、結構頻繁に見せてるしなあ。

あ、でも内容だけは確かにちょっと知育意識はしてるかも知れん。知育界隈に怒られるレベル意識だけど。

動画からの吸収、割と半端なくて。ありがたいなーすげーなーと思っている。

子供動画依存するタイプじゃないのは、幸いなのかなとは思う。

ママさんの追撃に、どう答えれば角が立たんのだろうかなあと思いつつ、かといってうまい返しも出てこず。

いやいやほんと何にもしてないっす、全然そういうの分かんなくて、と愛想笑いで逃げようとしたが、正解ではなかったらしい。

子供可能性を潰すのは、虐待ですよ!」

ただ送迎時間が被るだけの接点の人間に、ガン決まりの目を向けて、そういうこと言えちゃうかー……と遠い目になった。

曖昧に笑って逃げました。

保育園知育とか教育かに傾倒するのも分からんし、幼稚園ならまだしも。

3歳くらいまでの子供の発育状況なんて、標準から余程に外れていなければ、年齢重ねりゃ誤差の範囲に収まるもんだと思っている。

可能性、なのかなあ。うーん。

言ったって、うちの子、そんな天才だとか言い出したら笑われるレベルだと思うよ…。

この年頃なんて、上も下も振れ幅大きいんだから、上にちょっと多めに振れてるのは珍しいことでも何でもないだろうと。

我が子は可愛いので、放置するつもりなんて欠片もないけれど。

知りたい学びたい吸収したい、という要求には応えているしこれからも応えるつもりだし、年齢や状況に合わせた諸々の環境は我が子が独り立ちするまできちんと整えていくつもりだ。

それは親の務めだと思っている。

十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人。

真理だと思っているんだけども。

そういうこと言うと、子供に期待しないなんて、子供可能性を信じてあげないなんて愛が無い、って言われるんだろうか。

可能性、潰してんのかなあ。

幼児教育無駄だなんて言うつもりは毛頭ないし、やりたい人はどうぞご自由に、我が家特に興味ないです、というスタンスですが。

思ったよりもなんかちょっと気にしてるのかも知んない。

2024-06-02

井の中の蛙ちゃんって眺めていて楽しいですよね。 大学という名のサラダボウルは蛙ちゃんの宝庫です。

入学当初「俺、英語ちょっと得意だから」と誇らしげに言っていた男の子がいました。彼の英語力は実際のところ、私の高校の平均以下。私の英語を聴いて、彼は「もしかして帰国子女? 」と驚いてしまいました。本物の帰国子女を見 たことがないのですね。世間知らずでかわいいな。

読書家だという子の愛読書は、私が中学卒業 したレベルの本。大学図書館に一緒に行った際 、彼女は私が借りた哲学書に目を丸くして「そ んな難しそうなのを読もうとしなくても…」と 呟いたのでした。え、読書ってこういうのじゃないの?

よく相談に乗ってあげる子は「これでも地元で は神童って言われてた」そうです。単位落とし で留年すれすれの人が神童って。よほどレベル が低い地元だったのかな。もちろん本人の前では言いませんよ、泣かせちゃうから

都会に生まれ育ち優券なお兄ちゃんや従兄弟がいる私は、上には上がいることを知っています

おかげで自分能力を買い被ったことはあり ません。謙虚さや向上心を育む環境に生まれてよかった。

十で神童十五で才子二十過ぎては只の人

ってことわざがあるくらいだから

そんなやつ、昔から腐るほどおるわけで

anond:20240602103404

2024-05-22

anond:20240522114227

十で神童十五で才子二十過ぎては只の人

2024-05-17

革命児」っていうけどさ、具体的に革命児って誰がいる?

いないよな?

神童みたいな子供だよな?

小役時代芦田愛菜とか?

2024-04-19

(僕の考えた最強の)タイパのいいゲームランキング

1位 マネーゲーム(の勝利者

 10秒クリック年収2年分チャージ。これが完璧成功すればもう二度と労働に縛られない人生が待っている。手に入れた時間で好きなように人生を生きよう!「俺は実はいつでも辞められるが?」を精神の支えにして普通に働いてもいいし、趣味仕事にするべく創作活動にのめり込んでもいい。不安から解放され、自由を手にしよう!(ただし勝利者に限る。) 「タイパ」の究極系は「注いだ時間以上の時間を得ること」であることに異論があるものがいるだろうか?(いや、いる。なぜならここは天邪鬼の集まりから)。

2位 クッキークリッカー(ただし、開始10時間以内にやめること)

 成長型ゲームの根源、本懐、トロ、ミソ、核、爆を超高速で味わえる。数字インフレさせるだけのゲームのガワを剥がした内側にあるもの、その楽しみ、成長曲線、苦行、カタルシス、味変、ルールチェンジャー、あらゆる要素を駆け抜けていける。そして訪れる静寂の如き、飽き。引き際の悟りと深みへの誘いが波のように交互に打ち寄せる。沼に飛び込みたい気持ちをグッと堪えてデータを削除したとき、きっと君は「何百日とプレイしてしまったソーシャルゲームを手放した直後」のような開放感を味わうだろう。そうだ!盆栽の最大の楽しみはそれを捨てた直後に訪れる!いくつものクローンがあるが、本質本家が極めているので本家以外を遊ぶ意味はない。人生をドブに捨てたいなら別

3位 話題体験版βテスト含む)

 この世界で一番楽しいのは可能性を空想することだ。ミロのヴィーナスサモトラケのニケ、そしてモナリザの謎。現実世界において完全でないものこそが脳内において真に完全へと近づける。βテスト体験版で「このバグ強すぎるー!!」と暴れまわったり、他ゲーの経験を活かして初心者を狩ったり、ないしはそういうスマーフ野郎チート野郎を囲んで叩く自警団を気取ったり、βの自由世界しかないモラトリアムな楽しみが確かに存在する。そしてなにより無料から人口密度が高く、ネットで皆でワイワイするのも楽しい。「これって製品版ではさ~~~」「いやいやこれは~~~」で無限に語れるぜ!未完成!それは可能性!十で神童、十五で才子、二十過ぎればセンター試験の点数をいつまでも自慢げにSNSに書いてるちょっと可愛そうな人と古事記にも書いてある。

4位 タイピングゲーム

 きっと きみたち は もう わすれれて いるだろう。 人差し指だけで 必死な顔をして 一文字ずつ丁寧に キーを叩いていたあの頃を。 タイピングゲームがなければ僕たちは今でも そんな状態毎日インターネットをやっていたかも知れないんだ。 そしたらブクマで100文字つのだって 余りにも大変で全く楽しめなかったんじゃないだろうか? コンピューターを使った仕事につくことなんて想像もできないぐらい ただキータイプするだけのことがしんどいまま人生を生きていたんじゃないか? マジでちゃん感謝したほうがいい。タイピングゲームでひたすらキーを叩きまくった時間は決して無駄じゃなかったと俺は信じているぞ。

5位 ZWIFT・リングフィットアドベンチャーWii FIT(同率)

 2画面にして映画Youtubeを見ながらやれば、運動しつつ動画を見ているので実質時間消費0で運動が出来る。あまりにも圧倒的パフォーマンス。圧倒的すぎて蛇足にならない言葉が思いつかないほどだ。

8位 前から興味のあったゲーム

 やってしまえ。どんなゲームなのか気にしてる時間無駄。やってみれば分かる。体験版でいい。とにかくやれ。脳のリソース管理的にも。

9位 A Short Hike

 一作だけならガチってもいいっぽい空気があるので一作だけガチらせてくれ。このゲームは本当にタイパがいいんだ。名前の通りちょっと短いハイキングゲームの中でするだけ。でもそこにはゲームというものの楽しみが詰まっている。箱庭の中で圧縮された個性豊かな人々の営みがあり、世界には相互作用が働いて、それぞれの人物物語がある。小さな冒険を通して少しずつ成長する主人公。少しずつ操作熟達するプレイヤー。軽やかで気持ちのよい成長曲線。少年時代を思い出させるスピードで次々に広がっていく世界。刺激される想像力が解法を閃かせ、世界の謎が次々と解き明かされる。挑戦する楽しみ、成長する喜び、小さな友情、時には挫折、そして再挑戦。人生という苦行の中から光り輝くものだけを集め直した生きる喜びの宝石箱。たった2時間程度でたどり着けるエンディングなのに、確かな満足感と高揚感を感じるのは、冒険に求めていたものがこの温かな箱庭の中に詰まっていたから。

10位 人生

 生きていれば色々と出来る。何でもは出来ないけど何かは出来る。死んでしまうと何にも出来ない。死後0秒から人間はもう何もできなくなる。生きてさえいれば、空想を広げるぐらいのことは出来る。人生のあらゆる場面が時間消費型のコンテンツなわけだからして、とにかく生きていなければ何も始まらない。一見すれば生きることのタイパがどんなに低くても、死のタイパは0なので相対的には圧倒的に生きることが勝るのだ。生きろ。まずはそこから全てが始まる。


「じゃあ誰か書こうぜ」といいつつ誰も書かないので俺が書く。ブクマ乞食と呼ばれたっていい!使命感に燃えいるから!

タイパが悪いので別にやらなくていいゲームランキング

2024-04-14

中年のぱっとしない役者子役に転生して演技で無双するみたいな漫画広告を見るけど、子役のころは神童になれるかもしれんけど、もとがパッとしない役者なんだから大人になったら普通になっちゃうんじゃないかって思ってしまう。

2024-04-12

anond:20240412160228

なんだと!俺は「責任感の神童」と呼ばれた漢だぞ

2024-03-28

anond:20240327125848

九州編集者になれなかった

 

問題なのは九州じゃない。環境のせいではなく自分能力

選択肢がなかった?自分がお勉強をさぼって都内大学に行けなかっただけ。

地域格差がある?20年前の2,000年代前半なら学習塾も増えていた。地方都市というレベルではあるが自分が住んでいた広島にも90年代ですらそれなりに塾はあった。

小5の時に夏季講習で通った塾の講師からは成績を見た後私立中受験していいんじゃないかとも言われたし教師から勉強について褒められ進学の話はあったが、増田はどうなんだ?

実のところ上澄みから見たら大したことがないレベル自分ですら教師からは光るものがあったら教師は進学を勧めてくる。

今は過疎地仕事をしているが、40年以上前中学校卒業も当たり前な地域性ながら優秀な子は都会の学校へ出させようと教師が親に頭を下げに来るなんてことはざらにあったそうだ。

昔の自分が周りを認めさせるくらい能力を磨けていれば説き伏せることはできるがそれをしなかったのは増田自身だ。

 

あと編集者という仕事についての解像度も足りていない。同人誌発行は大変な作業だが仕事としての出版業務からしたらお遊戯みたいなもの

たまたま求人覗いて募集面接あるから受けてみよで通るような業界ではない。

新卒ですら市内では1番頭がいいレベルの元神童がしのぎを削って入る枠で、中途採用にしたってそういう神童の中の勝者が応募するような枠。

そんな枠にお散歩気分で仕事に対する解像度が低い志望者が来たら困るだろうし、地方出身で血をにじむ努力をしたかと思われる採用担当からしたら増田言動侮辱しか見えないだろう。

増田立場からしたらレスバしなくてよかったよ。絶対完膚なきまでに叩き潰されていた。

 

九州編集者になれなかったんじゃない。

過去増田増田編集者にさせてくれなかったんだよ。

2024-02-24

anond:20240224102708

いやちょっと話したらお前の教養のなさは明らかや。お前はギリ大学出てるとしても親族高卒ばっかのタイプだろ?MARCH程度入ったのがおったら親族の集まりで鼻高々のスードラ階層だろ?「統計取ってるから自称理系」なんて発想発想ワイらの階層からしたらあり得んわ。→「高校まで神童だったのに専門科目でついていけなくなって別のところでマウント取って精神を保ってる無能か、学部1年生以下の統計とかを使ってるから理系自称してマウントをとる境界領域の連中かどっちかくらいしか居ないしな」

anond:20240224094926

高校まで神童だったのに専門科目でついていけなくなって別のところでマウント取って精神を保ってる無能か」←もうこれが、「社会最下層が精一杯想像してマウント取れる京大」って感じでとってもあはれやねwワイは高二まで遊んでたから高三まで別に大した成績ちゃうかったで。

anond:20240224093251

なんというか哀れすぎる

俺も京大卒なんだけど(自称)、仮にお前も本当に京大卒(自称)として京大ユングがどうとかいきなり言ってくる自称理系社会不適合のヤバいしかおらんやろ

高校まで神童だったのに専門科目でついていけなくなって別のところでマウント取って精神を保ってる無能か、学部1年生以下の統計とかを使ってるから理系自称してマウントをとる境界領域の連中かどっちかくらいしか居ないしな

そもそも京大エリートとか言ってる時点でもう哀れって感じ

まぁこの書きぶりからはおそらくそういう連中ですらなく、駅弁あたりで拗らせて京大自称してるタイプ馬鹿だろうと思うけど、お前が一番自分のことわかってるだろうし頑張ってくれや

2024-01-30

anond:20240130085238

鼻で笑うってだけで話に付き合わないとはいってないし

神童とかは「ごくまれな反例をとりあげる」の典型的な話だと思うぞ。

芦田愛菜の話とかだったら俺も聞きたい。

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