JPH06508805A - 差込み式ハンドル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 差込み式ハンドル 発明の背景 本発明は、全体に、ハンドルの技術に関し、更に詳細には、粉石鹸等のパッケー ジ用のハンドルに関する。

最初、石鹸又は洗剤の粉はどのような種類のハンドルも持ち運び手段もなしに販 売されていた。これらのパッケージは重く且つ高張るものであり、店頭から家庭 への持ち帰りは、大抵の場合、厄介な仕事であった。石鹸又は洗剤の粉の販売上 のこの大きな問題点には、パッケージ用の持ち運びハンドルの開発にすぐに結び ついた。代表的には、このようなハンドルはパッケージの頂部にホチキス止め又 は糊付けされた小さなプラスチック製のストリップであった。これらの小さなハ ンドルは、今日の産業上の発展がそれらを陳腐化するまでは良好に機能していた 。

洗剤粉は、従来は、その密度を小さくするため空気でふわふわにされていた。こ れは、製品の量を誇張しようとしてなされていたのでなく、溶解性の問題のため 必要であったのである。単に、洗剤は、その固有の密度で販売された場合には、 家庭用洗濯機では適切に溶解しなかったのである。後に、当該技術分野において 、固有の密度で十分に溶解する洗剤がもたらされた。これらの新たな洗剤は、工 業規格になることが予想された。新たな洗剤は高度に濃縮されており、しかしな がら、製品を洗濯毎に正確に計量することが必要とされる。この使用毎の計量を 容易にするため、製造者によっては、洗剤のパッケージに洗剤の計量スコップを 一つ入れておくことが選択された。このスコップで効果的にすくうために製品に 適切に近づくため、パッケージの上部全体をヒンジ止めし、フラップをなして開 くようにしなければならないということがわかった。しかしながら、開放時には 頂部にあるハンドルは無用のものとなる。

従って、細長いプラスチック製ストリップを構成し、パッケージの頂部全体に亘 って延びるハンドルが開発された。パッケージの側部へのハンドルの取付けはリ ベットで行われた。高濃度洗剤の新たなパッケージで使用できるハンドルが提供 されたけれども、これには大きな制限及び欠点があった。

これらの欠点の一つはパッケージの輸送にある。リベットは、これがなければ平 らなパッケージの表面から突出する。このようにして、少数のパッケージしか積 み重ねることができず且つ少数しか輸送できない。これは、パッケージに洗剤を 充填した後、及び充填前、即ち、パッケージが板紙等でできた折畳まれていない 平らな部品である場合、の両方についていえる。

更に、リベット付は工程には時間がかかる。このようにして、所与の時間中に少 数のパッケージしか製造されない。この非効率は、最終消費者が支払いを行わね ばならない製品の全体的なコストに加えられる。

更に、リベット止めハンドルは、環境に悪影響を与えるということがわかった。

詳細に述べると、紙のリサイクルを行おうとする場合、リベットを紙パッケージ から取り外すのは困難である。従って、リベット止めノーンドルはこれらのパッ ケージをリサイクルしようとする意欲を挫いてしまう。

発明の概要 かくして、本発明の目的は、粉石鹸等のカートン用の新規な持ち運びハンドルを 提供することである。

本発明の別の目的は、リベット、ホチキス針、又は他のこのような取付は手段を 使用することを必要としない、濃縮石鹸又は洗剤粉のカートン用の持ち運びノー ンドルを提供することである。

本発明の更に別の目的は、高濃度石鹸又は洗剤粉のような粒状材料の収容及び輸 送用の新規なパッケージを提供することである。

これらの目的及び他の目的は、全体に平らな細長い差込み式ハンドルによって達 成される。この差込み式ハンドルは、消費者が握るための細長いハンドル区分を 有する。ハンドル区分の各端部からはハンドル区分よりも幅狭の細長いネック区 分が延びる。差込み式ハンドルの夫々の端は、ネック区分に取付けられた返しヘ ッドによって形成されている。各返しヘッドは、一つ又はそれ以上の返しを有す る。返しヘッドを石鹸又は洗剤の粉のカートンの側部上の適切に配置された孔に 挿入すると、これらの返しは孔のリップに捕捉され、これによってハンドルのカ ートンとの係合を維持する。これによって、新規な石鹸又は洗剤の粉パッケージ が提供される。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明の差込み式ハンドルを係合支持位置で示す、粉石鹸等を収容し 持ち運ぶためのパッケージの斜視図である。

第２図は、高濃度洗剤粉パッケージ用の従来のリベット止めハンドルの斜視図で ある。

第３図は、本発明の差込み式ハンドルの斜視図である。

第４図は、粉石鹸のカートンの側部に配置されたハンドル孔の上リップへの差込 み式ハンドルの係合を示す、一部を破線で示す概略拡大図である。

第５図は、差込み式ハンドルの返しヘッドをハンドル孔に挿入する方法を示す概 略拡大図である。

第６図は、ハンドルの輸送−陣列位置を示し、更に、ハンドルを係合させ、持ち 運び位置に配置する方法を破線で示す、本発明の粉石鹸パッケージの斜視図であ る。

第７図は、ハンドルを陳列位置に維持する差込み式ハンドル保持フランジを示す 、一部を破線で示す、概略拡大図である。

第８図は、粉石鹸パッケージのブランクを折畳まれておらず且つ差込み式ハンド ルが取付けられた状態で示す平面図である。

第９図は、折畳まれたカートンの周りに有効に１８００曲げられた差込み式ハン ドルの二重刻み線を示す、差込み式ハンドルが取付けられ、輸送のため折畳まれ 且つ糊付けされた粉石鹸パッケージのブランクの平面図である。

第１０図は、返しをヘッド毎に三つ有する変形例の差込み式ハンドル形体を示す 概略平面図である。

実施例 本発明によれば、石鹸又は洗剤の粉、又は他の粒状材料を収容し持ち運ぶのに使 用される種類のカートン用の持ち運び手段を提供するのに差込み式ハンドルを使 用するのがよいということがわかった。ハンドルの端に配置された返しヘッドは 、カートンの孔を通して挿入される。

返しは、孔の上リップによって捕捉され、ハンドルがカートンによって確実に係 合されるようにする。カートンに差込み式ハンドルをこのように装着したとき、 従来技術のパッケージよりも多くの利点を持つ新規なパッケージが実現される。

第１図は、本発明に従ってつくられた改良パッケージ１の好ましい実施例を示す 。パッケージ１は、カートン３を有し、このカートン内には石鹸又は洗剤の粉製 品が収容されている。カートン３は全体に箱状の形体である。

従って、カートン３は矩形の底と向き合った矩形の頂部５と、右側の幅狭の矩形 の側部と向き合った左側の幅狭の矩形の側部７と、後側の幅広の矩形の側部と向 き合った前側の幅広の矩形の側部９とを有する。先ず最初に、ミシン目の付いた シーム１１を破ることによってカートン３内の製品に近づくことができる。次い で、後側の幅広の矩形の側部に曲げ部を形成することによって頂部５をヒンジ止 めする。このようにして、製品内に入った計量カップを最初に取り出し、その後 、製品の量を使用毎に正確に計量するのに使用する。

容器３用の持ち運び手段は、全体に平らな細長い差込み式ハンドル１３によって 提供され、このハンドルは、使用の際に、頂部５全体に亘って延びる。一般に、 ハンドルは、弾性プラスチック材料でできた単一の部品でつくられている。この 目的で多くのプラスチックが適しているが、リサイクルされたポリエチレンが特 に有用である。これは、新たな材料よりも引っ張り強度が大きいということがわ かっているためである。

更に第１図を参照すると、ハンドル１３は、側部７に頂部５近くに配置されたハ ンドル挿入孔２１内に延びている。同様に、同じ孔が右側の幅狭の矩形の側部に も配置されている。孔とハンドル１３の形体との組み合わせによりハンドル１３ とカートン３との係合が維持される。

第２図は、新たな高濃度洗剤に関する従来のパッケージを示す。パッケージ１と 同様に、従来のパッケージ２３は、ヒンジ止めされた頂部２６上に亘って延びる 細長いハンドル２５を有する。ハンドル２５は左側の幅狭の矩形の側部３１に設 けられた金属製突出リベット２９及び右側の幅狭の矩形の側部３１に設けられた 同様のリベット（図示せず）によってカートン２７に取付けられている。本発明 の差込み式ハンドルは、リベットを用いた方法と関連した実際上全ての問題点を 解決する。

第３図は、本発明の差込み式ハンドル一つの形体を示す。ハンドル１３は、ハン ドル区分の第１端部３５とハンドル区分の第２端部３７との間を長さ方向に延び るハンドル区分３３を有する。ハンドル１３を握っている人の手が切れないよう にするため、縁部３９及び４１には、好ましくは、丸味が付けである。

細長いネック区分４２及び４３が端部３５及び３７から夫々長さ方向に延びてい る。ネック区分４２及び４３の幅はハンドル区分３３の幅よりも小さいというこ とは容易に理解されよう。ハンドル区分３３から遠いネック区分４２及び４３に 返しヘッド４５及び４７が夫々取付けられている。

返しへソド４５には、横方向返し４９及び５１が設けられ、これらの返しはネッ ク区分４２の横方向に延び、更に、ハンドル区分３３に向かって後方に延びる。

同様に、返しヘッド４７は横方向返し５３及び５５を有する。

返しヘッド４５及び４７の最も幅広の横方向幅は、ハンドル区分３３の幅とほぼ 等しい。返しヘッド端部分５７及び５９はテーバしており、角度が減少した端６ １及び６３を夫々構成する。

第４図は、ハンドルとカートンとを係合状態に維持する本発明による方法を示す 。簡単にするため、返しヘッド４５の係合だけを示す。しかしながら、返しヘッ ド４７は同じ方法で係合されている。返しヘッド４５は、ハンドル孔２１に挿入 されるということがわかる。ハンドル１３を引き上げると、返し４９及び５１が 側部７の下と係合し、孔２１の上リップ７１上に捕捉される。

返しヘッド４５は、端６１から孔２１の下リップ７３までの距離が常に孔２１の 直径よりも大きい大きさになっているということが重要であることがわかった。

返しヘッド４７は同じ大きさでなければならない。返しヘッドがこのようにつく られてい′る場合には、顕著に改善された落下試験の結果が実現される。この現 象についての正確な理由は完全にはわかっていないけれども、返しヘッド先端の 撓みがこれに寄与していると考えられる。特定的には、ハンドル１３に作用する 上方への応力により返しヘッド４５が撓み、返しヘッド４５の長さが不十分であ る場合に先端が孔から飛び出してしまう。

再び第３図を参照すると、孔への返しヘッドの挿入を容易にするため、一対の切 断挿入刻み目線７５及び７７が設けられている。これらの切断挿入刻み目線は、 間隔を隔てられ且つ真っ直ぐに配向された一連の短い刻み目線から成るのがよい 。刻み目線７５は、端６１に近い端区分５７からネック区分４２に沿って後方に ハンドル区分３３に向かって延びる。同様に、刻み目線７７は端６３から後方に ネック区分４３に向かって延びる。第５図に示すように、返しヘッド４５は、最 初、孔２１に挿入される前に、刻み目線７５に沿って長さ方向に延びている。刻 み目線７５は、プラスチック材料に固有の記憶の幾分かをなくす機能を果たす。

従って、返しヘッドは長期間に亘って折畳まれた状態のままである。この方法に より、機械式挿入装置に必要とされる正確さの度合いが小さくされ、これによっ て、挿入速度を従来技術のリベット止めハンドルについて得られた挿入速度より も更に高速にすることができる。

第３図は、保持フランジ７９及び８１を示す。これらのフランジは、ネック区分 ４２にハンドル区分３３と返しヘッド４５との間の位置で取付けられている。同 様の保持フランジ８３及び８５がネック区分４３に取付けられている。ハンドル 区分３３には単一の刻み目線８７及び二重刻み目線８９が設けられている。第６ 図及び第７図を参照して簡単に理解されるように、保持フランジ７９．８１．８ ３、及び８５、及び刻み目線８７及び８９は、互いに、ハンドル１３を備えたパ ッケージの輸送及び陳列を容易にするように機能する。特定的には、側部９の幅 に従って間隔を隔てられた刻み目線８７及び８９によりハンドル１３はカートン ３の周りを包囲できる。フランジ７９．８１．８３、及び８５は、消費者がハン ドルを引き出して返しを係合させるまで、ハンドル１３をこのぴったりとした状 態に保持する。ネック区分４２及び４３は、消費者がハンドル１３をカートン３ の隅部９１及び９３上で適正な持ち運び位置まで引くことができるように十分な 長さを与える。孔の形状が丸いため、ハンドル１３を容易に廻すことができる。

カートン３から突出するリベットがないため、パッケージの積み重ねを更に容易 に行うことができる。これは、パッケージの組み立て及び充填前並びにその後の 両方で行うことができる。

カートン３のようなカートンは、代表的には、第６図のライナ９４のような板紙 等でできた裏打ちライナで裏打ちされた外容器を有する三部品構造である。第８ 図に示すように、外容器は、始めは、ハンドル１３が取付けられるべき折畳まれ ていない板紙ブランク９５である。

次いで、ブランクを折畳んでカートン３にしたとき、側部の内側が裏打ちされ且 つ強化されるようにライナをブランク９５の底に糊付けする。本発明によれば、 ライナは、返しヘッドを係合した状態に維持するのを助ける機能並びに内容物が 孔から徐々に出ることのないようにする機能を有する。変形例では、ライナを、 返しヘッド用のポケットを形成し且つ孔の周りに強度を与えるパッチに変えても よい。

最終的には、ブランク９５は、第６図に示すように、帰伏９９が側部７の下に部 分的に延びるように折畳まれ且つ糊付けされる。ハンドル１３の端６１を糊代９ ９の下に糊付けできないため、第３図に明瞭に示すように、ネック区分４２は必 然的にネック区分４３よりも短い。

ネック区分４２及び４３は、ハンドル１３が輸送−陣列位置にあるときに第６図 に示すように前に廻しであるのでなくカートン３の後ろに廻して取付けられてい る場合には、同じ長さであってもよい。しかしながら、このようにすると、消費 者がハンドルの存在に気がつかないというコストを払うことになる。

しかしながら、一般に、カートン３は製品の包装の直前まで完全には形成されて いない。更に、カートンの組み立てと製品の包装は別の設備で行われるのが一般 的である。こうした場合には、パッケージは明白な理由により箱状にされていな い形体で輸送される。しかしながら、効率を高めるため、パッケージは縁１０３ 及び１０５に沿って曲げられ（第９図に示すように）糊代９９に沿って糊付けさ れている。この場合、多くのこのようなパッケージを互いに積み重ねることがで きる。ハンドル１３が縁１０３の周りに効果的に１８０°曲げられるように、一 対の刻み目線１０７及び１０９が隣接し且つ互いに平行であるように二重刻み目 線８９が形成されている。

８７のような単一の刻み目線は、カートンを折畳んだときに保持フランジを外す ような変形や追加の応力を保持フランジに加えることなくこの１８０曲がりに付 けることはできない。

第１０図は、本発明の差込み式ハンドルの変形例の形体を示し、この変形例では 、返しヘッド１１５の中央部に第３の内返し１１１が舌形状の切断された刻み目 線１１３から形成されている。この方法により、落下試験の結果が二返し形体よ りも幾分改善された３返しハンドル１１７が形成される。しかしながら、３返し ハンドルは機械式挿入装置での挿入が困難であることがわかった。

更に、粉石鹸のパッケージの代表的な重量は追加の強度を必要としない。従って 、１３のような２返しハンドルが本発明の代表的な予想される用途についてバラ ンスの点で好ましい。しかしながら、３返しハンドルが好ましい他の用途が考え られ、本発明はこうした用途もまた包含せんとするものである。

かくして、カートンに本発明によるハンドルを備えた場合、粉石鹸等を収容し持 ち運ぶための新規なバッケ−ジが提供されるということがわかる。好ましいパッ ケージは、製造速度、貯蔵及び輸送についての効率、及びリサイクル性を含む実 際止金ての点で従来のパッケージよりも優れている。以上の説明を読めば、当業 者には多くの変形例が明らかになるであろうが、これらの変形例は以下の請求の 範囲に定義した本発明の範囲内にある。

Ｆｉｇ、　９ 国＋Ｒｖ４査報告　ＩＩＩｒＴ／ＩＩ（ＣＮ／ＭＡＱ１１ＴｈＩＩｌ−翻４−賑 −−一り一打一−−１ｔ＊鹸−曜１−１−−−−１−一一■−−鴎−−瞳慢慟− −−−−−■−一一一駿ｉけ一化７１＋ｅ　−−−「１ｖ１ｗ　個−一一−ｒｓ 　ｔｈｅ　Ｆ轡デ剥１式１）％ｗ　ＥＯＰ−ｅ＋＋ｎｗ　−−ｐ１ｓｅｔ＝＝ｍ ｗｗｌ　−鹸一一−ｍ町−ｔｐｗａｍｈｒａｍｐｗｐａｓａａｉｉ義０４／１２ ／９１フロントページの続き （７２）発明者　マトソン、ラリ−ジエームズアメリカ合衆国ノースカロライナ 州、シャーロット、ポーンウッド、レーン、４６３２（７２）発明者　ゴールド スタイン、ラルフ　ニス。

アメリカ合衆国サウスカロライナ州、レイ（７２）発明者　ウォレンス、ロナル ド　ハワードアメリカ合衆国オハイオ州、レバノン、ハート、ロード、８００ （７２）発明者　ガン、チャールズ　ロイドアメリカ合衆国インディアナ用、ロ ーレンスバーブ、モンテレー、サークル、１８５４５（７２）発明者　ディビス 、へロルド アメリカ合衆国オハイオ州、レディング、ハニーヒル、コート、２６０９ （７２）発明者　アブケ、ロバート　ジョセフアメリカ合衆国オハイオ州、シン シナチ、モツキングバード、レーン、８７０５

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．全体に均等な厚さを持つストラップ状の平らな可撓性材料でできた単一の部 品でできた、粉石鹸等を収容し持ち運ぶためのカートンで使用するための、差込 み式ハンドルにおいて、 第１端部と第２端部との間を長さ方向に延びる細長いハンドル区分と、 前記ハンドル区分の前記第１端部から長さ方向に延びる、前記ハンドル区分の幅 よりも幅狭の第１の細長いネック区分と、 前記ハンドル区分から遠方で前記第１ネック区分に取付けられた第１返しヘッド とを有し、該第１返しヘッドは、前記差込み式ハンドルの第１の幅狭の端を構成 するテーパした第１端部分を有し、更に、前記第１返しヘッドは、返しの第１の 対を有し、前記第１の対の単一の返しが前記第１返しヘッドの各側に配置され、 前記第１返しヘッドの横方向に延び、更に、前記第１ネック区分に隣接して前記 ハンドル区分に向かって後方に延び、更に、前記ハンドル区分の前記第２端部か ら長さ方向に延びる、前記ハンドル区分の幅よりも幅狭の第２の細長いネック区 分と、 前記ハンドル区分から遠方で前記第２ネック区分に取付けられた第２返しヘッド とを有し、該第２返しヘッドは、前記差込み式ハンドルの第２の幅狭の端を構成 するテーパした第２端部分を有し、更に、前記第２返しヘッドは、返しの第２の 対を有し、前記第２の対の単一の返しが前記第２返しヘッドの各側に配置され、 前記第２返しヘッドの横方向に延び、更に、前記第２ネック区分に隣接して前記 ハンドル区分に向かって後方に延びている、ことを特徴とする差込み式ハンドル 。
2. ２．前記返しヘッドの各々に配置された内返しを更に有し、該内返しは前記返し ヘッドの各々の舌形状の刻み目線によって形成されている、請求項１に記載の差 込み式ハンドル。
3. ３．前記第１及び第２の返しヘッドの前記返しが夫々のネック区分の横方向に前 記ハンドル区分の幅とほぼ等しい複合幅まで延びている、請求項１又は２に記載 の差込み式ハンドル。
4. ４．一対の保持フランジを前記ハンドル区分と隣接した返しヘッドとの間の位置 に前記ネック区分の各々に更に有し、単一のフランジが前記ネック区分の各々の 各側で横方向に延びる、請求項１、２、又は３に記載の差込み式ハンドル。
5. ５．前記可撓性材料が弾性プラスチック材料である、請求項１乃至４のうちのい ずれか一項に記載の差込み式ハンドル。
6. ６．前記ハンドル区分が、丸味の付いた縁部を有する、請求項１乃至５のうちの いずれか一項に記載の差込み式ハンドル。
7. ７．前記第１ネック区分が前記第２ネック区分よりも長い、請求項１乃至６のう ちのいずれか一項に記載の差込み式ハンドル。
8. ８．一対の挿入刻み目線を更に有し、前記対をなした刻み目線のうちの一方の刻 み目線は、前記差込み式ハンドルの第１端部から第１ネック区分に沿って後方に 長さ方向に延び、前記対をなした刻み目線のうちの他方の刻み目線は、同様に、 前記差込み式ハンドルの第２端部から第２ネック区分に沿って後方に長さ方向に 延びる、請求項１乃至７のうちのいずれか一項に記載の差込み式ハンドル。
9. ９．前記弾性プラスチック材料はリサイクルしたポリエチレンである、請求項４ に記載の差込み式ハンドル。
10. １０．弾性プラスチック材料の単一の部品から形成された全体に平らな細長い差 込み式ハンドルであって、その第１端に第１返しヘッドを有し且つその第２端に 第２返しヘッドを有し、前記返しヘッドの各々は、少なくとも一つの返しを有し 、更に、前記ハンドルの隣接した端の近くの点から前記ハンドルの中央に向かっ て後方に長さ方向に延びる挿入刻み目線を有する、差込み式ハンドルを提供する 工程と、 前記返しヘッドを前記挿入刻み目線に沿って長さ方向に曲げる工程と、 長さ方向に曲げた返しヘッド前記孔に挿入する工程と、前記返しを前記孔のリッ プに係合させる工程とを有する、細長い持ち運びハンドルの端を、孔を構成する 表面に取り付けるための方法。