JP6637348B2 - 包装体、及び商品収容体の運搬方法 - Google Patents
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Description
図1〜図5に示すように、本実施形態に係る商品収容体1は、商品としての歯ブラシ2と、この歯ブラシ2を収容する容器3とを備えている。図6に示すように、歯ブラシ2は、棒状の柄21と、この柄21の端部に植毛された多数の毛を有するブラシ部22と、を備えている。柄21の長手方向の中間部には、柄21を握ったときに主として親指を配置可能な面を有する配置部23が形成されている。配置部23には、凹凸が形成され、これによって親指の滑りを防止している。なお、以下では説明の便宜のため、歯ブラシ2の柄21の延びる方向を長手方向、長手方向においてブラシ部22が設けられている側を先端側、それとは反対側を後端側と称することとする。
次に、上記のよう構成された商品収容体1を組立てて、包装体を作製する方法について、図7及び図8を参照しつつ説明する。まず、2つの商品収容体1を互いに収容部30同士が向き合うように配置し、一方の商品収容体(以下、説明の便宜上第1商品収容体1Aという)の第1収容部31の第2側壁312と、他方の商品収容体(以下、説明の便宜上第2商品収容体1Bという)の第1収容部31の第2側壁312と、を接触させる(説明の便宜上、図8では第2側壁312間にわずかに隙間を形成しているが、実際は接触している)。さらに、第1商品収容体1Aの第1収容部31の底壁315を、第2商品収容体1Bのフランジ部35に接触させる。このとき、両商品収容体1A,1Bの第1収容部31の高さは同じであるため、第2商品収容体1Bの第1収容部31の底壁315も、第1商品収容体1Aのフランジ部35に接触する。また、各商品収容体1A,1Bの第3収容部33同士も、同様に接触させる。
<3.特徴>
以上のように、本実施形態によれば、複数の商品収容体1が結束部材5で保持され、一体化しているため、例えば、複数の商品収容体1を収容箱6に収容する際、商品収容体1がばらばらになるのを防止することができる。その結果、多数の商品収容体1を迅速に収容することができる。これにより、商品収容体1を複数個ずつまとめて収容するための中サイズの収容容器が不要となり、コストを削減することができる。さらに、結束部材5で結束される複数の商品収容体1のうち、隣接する各商品収容体1A,1Bは、収容部30同士が向き合い、且つ第1、第3収容部31,33の側壁同士が接触するように配置されるため、全体としてコンパクトな形態となる。したがって、中サイズの収容容器を用いる場合と比べ、多くの商品収容体1を収容箱6に収容することができる。特に、第1収容部31の側壁のうち、斜壁を構成する側壁312同士を接触させるため、接触面積を大きくすることができる。さらに、一方の商品収容体1Aの収容部31,33の底壁315,335が他方の商品収容体1Bのフランジ部35に接触するため、隣接する2つの商品収容体1A,1B同士の接触面積を増やすことができ、隣接する両商品収容体1A,1Bを安定的に保持することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、以下の変形例は、適宜組み合わせ可能である。
上記実施形態では、各商品収容体1において、形状の異なる複数の収容部31〜34を一体化して設けているが、収容部30の形態は、これに限定されない。すなわち、収容部30は、少なくとも一部が、少なくとも2対の対向する側壁、及び底壁を有し、商品を収容するカップ状に形成されていればよく、隣接する商品収容体1において、一方の商品収容体1の収容部30の底壁と他方の商品収容体のフランジ部35とが接した状態となればよい。また、いずれかの収容部30の一部に斜壁が形成され、この斜壁同士が接触するように構成されていればよい。したがって、例えば、第1側壁311と第2側壁312のいずれか一方のみを斜壁とすることもできる。そして、これ以外の形態については、適宜変更可能であり、収容部30の形状、位置、数などを必要に応じて変更することができる。したがって、上記実施形態のように、厳密な側壁及び底壁を有さない第2及び第4収容部32,34のような収容部を一部に含んでいてもよい。また、例えば、収容部30の位置は、幅方向に必ずしも偏在させなくてもよい。
結束される商品収容体1の数は特には限定されず、所望の数にすることもできる。このとき、必ずしも、端部に配置される商品収容体1の蓋部36が外部を向かなくてもよい。すなわち、例えば、図12に示すように、少なくとも1つの収容体対10を設け、この収容体対10に1つの商品収容体1を接触させた上で、結束部材5で結束することもできる。すなわち、収容体対10に取り付けられた1つの商品収容体1は、収容部30側が外部を向く。このとき、結束部材5は、外部に向く収容部30のうち、例えば、第3収容部33が設けられた位置に巻き付けることができる。ただし、収容箱6への収容時に、外部を向いた収容部30が、他の包装体100に引っ掛かりにくく、また、当該収容部30が、他の包装体100と接触して凹みなどが生じることを防ぐこともできるという観点から、前記結束された複数の商品収容体1のうち、端部に配置されている商品収容体1は、前記蓋部36が外部を向くように配置されていることが好ましい。
また、商品収容体1の結束方法は特には限定されず、例えば、図13に示すように、収容体対10を幅方向に並べた上で、結束部材5により結束することもできる。
結束部材5についても特には限定されず、帯状、紐状など、複数の収容体対10に巻き付けてこれらを保持できるものであれば、材質も含め、特には限定されないが、安定的に商品収容体1を結束させることができるという観点から、紙製のものが好ましく、特に、収容部がブリスターである場合、ブリスターに凹みなどが生じにくいという観点からも、紙製の結束部材5が好ましい。例えば、複数の結束部材5を用いることもできる。
フランジ部35の形態も特には限定されない。上記実施形態では、フランジ部35をフランジ本体351と周縁部352とで構成したが、一の平坦面で構成することもでき、そのすべてまたは一部に蓋部36を取り付けることができればよい。また、フランジ部35の形状も、長方形に限定されず、商品に適応した形状であればよい。収容部30、フランジ部35を形成する材料は特には限定されず、種々の材料で形成することができ、また、透明以外の半透明であったり、または着色されていてもよい。但し、透明、半透明であれば、内部の商品が視認できるため、好ましい。
上記実施形態では、商品として歯ブラシ2を例としたが、これに限定されず、一方向に延びる長尺状の商品であれば、本発明に係る包装体に適用することができる。
2 歯ブラシ
30 収容部
35 フランジ部
5 結束部材
6 収容箱
Claims (6)
- 商品をそれぞれ収容する複数の商品収容体と、
前記複数の収容体を束ねる結束部材と、
を備え、
前記各商品収容体は、
少なくとも一部に、少なくとも2対の対向する側壁、及び底壁を有し、前記商品を収容するカップ状に形成された少なくとも1つの収容部と、
前記収容部の開口周縁に連結されるフランジ部と、
前記フランジ部に取り付けられ、前記収容部の開口を塞ぐ平坦状の蓋部と、
を有し、
前記収容部の2対の側壁のうち、一方の一対の側壁の延びる第1方向と、他方の一対の側壁の延びる第2方向とが略直交しており、
前記一方の一対の側壁の第1方向の長さが、前記他方の一対の側壁の第2方向の長さよりも長く形成され、
前記一方の一対の側壁の少なくとも一方の側壁は、前記フランジ部から底壁にいくにしたがって、前記側壁同士が近接するように、少なくとも一部が傾斜した斜壁を構成し、
前記複数の商品収容体のうち、少なくとも一対の隣接する商品収容体同士は、
前記斜壁の少なくとも一部同士が接し、且つ、一方の商品収容体の前記収容部の底壁と他方の商品収容体のフランジ部とが接した状態で配置され、
当該配置状態を保持するように、前記結束部材により、前記複数の商品収容体が結束されている、包装体。 - 前記結束された複数の商品収容体のうち、端部に配置されている商品収容体は、前記蓋部が外部を向くように配置されている、請求項1に記載の包装体。
- 前記各商品収容体において、
前記フランジ部の前記第1方向の一端部から前記収容部までの長さは、前記フランジ部の第1方向の長さの1/3以下であり、
前記フランジ部の前記第1方向の他端部から前記収容部までの長さは、前記フランジ部の第1方向の長さの1/3以下である、請求項1または2に記載の包装体。 - 前記各商品収容体において、
前記フランジ部の前記第1方向の一端部から前記フランジ部の第1方向の長さの1/3以内に位置する前記収容部の少なくとも一部の高さと、
前記フランジ部の前記第1方向の他端部から前記フランジ部の第1方向の長さの1/3以内に位置する前記収容部の少なくとも一部の高さと、
が略同一である、請求項3に記載の包装体。 - 前記各商品収容体において、前記収容部は、前記フランジ部の前記第2方向の一方側または他方側のいずれかに偏在して配置されている、請求項1から4のいずれかに記載の包装体。
- 底面及び4つの側面を有する直方体状の内壁面を有する収容箱を準備するステップと、
前記収容箱の底面に対し、垂直方向に、請求項1から5のいずれかに記載の複数の包装体を配置するステップと、
前記収容箱の開口を閉じるとともに、前記収容箱を搬送するステップと、
を備えている、商品収容体の運搬方法。
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