JP2994120B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デコーダ回路を備えた
半導体記憶装置に係り、特にデコード出力駆動用のCM
OS(相補性絶縁ゲート型)インバータ回路を有するデ
コーダ回路に関する。
半導体記憶装置に係り、特にデコード出力駆動用のCM
OS(相補性絶縁ゲート型)インバータ回路を有するデ
コーダ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のナンド型マスクROM
(読み出し専用メモリ)におけるメモリセルアレイの一
部およびロウデコーダの一部を示す回路図である。61
…は書込みデータに対応してエンハンスメント型あるい
はデプレッション型に形成されたMOSトランジスタか
らなるメモリセル、62…は複数個(本例では8個)の
メモリセルがナンド論理回路を形成するように接続され
たメモリセルブロック、63…はブロック選択用のエン
ハンスメント型トランジスタ、64…はブロック選択用
のデプレッション型トランジスタ、65…はブロック選
択線、66…はワード線、67はナンドゲートからなる
メイン・ロウデコーダ、68…はブロック選択信号φsi
(i=1,2,3,4 )のいずれか1つとメイン・ロウデコーダ
出力とが入力するブロック選択用のノアゲートである。
69…はワード線選択信号φwi(i=1,2,…,8)のいずれ
か1つとメイン・ロウデコーダ出力とが入力するワード
線選択用ノアゲート、70…は上記ノアゲート69…の
出力が入力するワード線駆動用のCMOSインバータで
ある。
(読み出し専用メモリ)におけるメモリセルアレイの一
部およびロウデコーダの一部を示す回路図である。61
…は書込みデータに対応してエンハンスメント型あるい
はデプレッション型に形成されたMOSトランジスタか
らなるメモリセル、62…は複数個(本例では8個)の
メモリセルがナンド論理回路を形成するように接続され
たメモリセルブロック、63…はブロック選択用のエン
ハンスメント型トランジスタ、64…はブロック選択用
のデプレッション型トランジスタ、65…はブロック選
択線、66…はワード線、67はナンドゲートからなる
メイン・ロウデコーダ、68…はブロック選択信号φsi
(i=1,2,3,4 )のいずれか1つとメイン・ロウデコーダ
出力とが入力するブロック選択用のノアゲートである。
69…はワード線選択信号φwi(i=1,2,…,8)のいずれ
か1つとメイン・ロウデコーダ出力とが入力するワード
線選択用ノアゲート、70…は上記ノアゲート69…の
出力が入力するワード線駆動用のCMOSインバータで
ある。
【0003】この場合、一般に、ナンド型マスクROM
では、ワード線66…のピッチが比較的小さいので、パ
ターン・レイアウトの都合上、ワード線1本を1個のワ
ード線駆動回路で駆動することが困難であり、通常は、
ワード線2本または4本を1個のワード線駆動回路で駆
動するように構成している。また、一般に、上記ワード
線駆動回路は、パターン・レイアウトの都合上、非常に
簡単な構成でなければならず、CMOSインバータ70
が用いられており、これに伴って、その前段にプリ・ド
ライバー兼用のノアゲート69が挿入されている。
では、ワード線66…のピッチが比較的小さいので、パ
ターン・レイアウトの都合上、ワード線1本を1個のワ
ード線駆動回路で駆動することが困難であり、通常は、
ワード線2本または4本を1個のワード線駆動回路で駆
動するように構成している。また、一般に、上記ワード
線駆動回路は、パターン・レイアウトの都合上、非常に
簡単な構成でなければならず、CMOSインバータ70
が用いられており、これに伴って、その前段にプリ・ド
ライバー兼用のノアゲート69が挿入されている。
【0004】また、上記ナンド型マスクROMでは、メ
モリセルブロック62とビット線71とのコンタクト数
を減少させるために、例えば4個のメモリセルブロック
62で1つのビット線コンタクトを共用している。そし
て、この4個のメモリセルブロック62を択一的に選択
するために、各メモリセルブロック62の一端とビット
線コンタクトとの間にブロック選択用のエンハンスメン
ト型トランジスタ63およびデプレッション型トランジ
スタ64を直列に接続し、各メモリセルブロック62の
他端と接地ノードとを選択的に接続するように回路構成
している。
モリセルブロック62とビット線71とのコンタクト数
を減少させるために、例えば4個のメモリセルブロック
62で1つのビット線コンタクトを共用している。そし
て、この4個のメモリセルブロック62を択一的に選択
するために、各メモリセルブロック62の一端とビット
線コンタクトとの間にブロック選択用のエンハンスメン
ト型トランジスタ63およびデプレッション型トランジ
スタ64を直列に接続し、各メモリセルブロック62の
他端と接地ノードとを選択的に接続するように回路構成
している。
【0005】上記ナンド型マスクROMの読み出し時
に、メイン・ロウデコーダ67の出力が“L”レベルに
なり、ブロック選択信号φsi(i=1,2,3,4 )のいずれか
1つが1つが低レベル“L”になる(残りの3つは高レ
ベル“H”のままである。)と、ブロック選択用ノアゲ
ート68…群のいずれか1つの出力が“H”レベルにな
り、残りの3つの出力は“L”レベルである。これによ
り、1つのビット線コンタクトを共用する4個のメモリ
セルブロック62のいずれか1つが選択され、残りの3
個のメモリセルブロック62は選択されず、他のメモリ
セルブロック62に対して影響しなくなる。一方、ワー
ド線選択信号φwi(i=1,2,…,8)のいずれか1つが
“L”レベルになる(残りの7つは“H”レベルのまま
である。)と、ワード線選択用ノアゲート69…群のい
ずれか1つの出力が“H”レベルになり、残りの7つの
出力は“L”レベルである。これにより、CMOSイン
バータ70…群のいずれか1つの出力(選択出力)が
“L”レベルになり、残りの7つの出力(非選択出力)
は“H”レベルである。
に、メイン・ロウデコーダ67の出力が“L”レベルに
なり、ブロック選択信号φsi(i=1,2,3,4 )のいずれか
1つが1つが低レベル“L”になる(残りの3つは高レ
ベル“H”のままである。)と、ブロック選択用ノアゲ
ート68…群のいずれか1つの出力が“H”レベルにな
り、残りの3つの出力は“L”レベルである。これによ
り、1つのビット線コンタクトを共用する4個のメモリ
セルブロック62のいずれか1つが選択され、残りの3
個のメモリセルブロック62は選択されず、他のメモリ
セルブロック62に対して影響しなくなる。一方、ワー
ド線選択信号φwi(i=1,2,…,8)のいずれか1つが
“L”レベルになる(残りの7つは“H”レベルのまま
である。)と、ワード線選択用ノアゲート69…群のい
ずれか1つの出力が“H”レベルになり、残りの7つの
出力は“L”レベルである。これにより、CMOSイン
バータ70…群のいずれか1つの出力(選択出力)が
“L”レベルになり、残りの7つの出力(非選択出力)
は“H”レベルである。
【0006】従って、メモリセルブロック62における
8個のメモリセル61のうち7個の非選択セルはオンに
なり、残りの1個の選択セルはエンハンスメント型であ
るかデプレッション型であるかに対応してオフまたはオ
ンになる。この結果、選択状態のメモリセルブロック6
2から、選択セルの書込みデータに対応して“H”レベ
ルまたは“L”レベルの読み出し出力が得られる。
8個のメモリセル61のうち7個の非選択セルはオンに
なり、残りの1個の選択セルはエンハンスメント型であ
るかデプレッション型であるかに対応してオフまたはオ
ンになる。この結果、選択状態のメモリセルブロック6
2から、選択セルの書込みデータに対応して“H”レベ
ルまたは“L”レベルの読み出し出力が得られる。
【0007】しかし、上記したような構成では、CMO
Sインバータ前段のプリ・ドライバー兼用ノアゲート6
9およびその出力配線領域72のパターン面積がかなり
大きいので、ロウデコーダがメモリチップ上で占める面
積の割合が大きくなり、チップサイズの縮小化を図る上
で障害となっていた。
Sインバータ前段のプリ・ドライバー兼用ノアゲート6
9およびその出力配線領域72のパターン面積がかなり
大きいので、ロウデコーダがメモリチップ上で占める面
積の割合が大きくなり、チップサイズの縮小化を図る上
で障害となっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
デコーダ回路は、半導体チップ上で複数個のCMOSイ
ンバータによりそれぞれデコード出力線を駆動するよう
にパターン構成する場合に、複数個のCMOSインバー
タの前段にそれぞれプリ・ドライバー回路を必要とし、
このプリ・ドライバー回路およびその出力配線領域のパ
ターン面積がかなり大きくなり、デコーダ回路が半導体
チップ上で占める面積の割合が大きくなり、チップサイ
ズの縮小化を図ることが困難であるという問題があっ
た。
デコーダ回路は、半導体チップ上で複数個のCMOSイ
ンバータによりそれぞれデコード出力線を駆動するよう
にパターン構成する場合に、複数個のCMOSインバー
タの前段にそれぞれプリ・ドライバー回路を必要とし、
このプリ・ドライバー回路およびその出力配線領域のパ
ターン面積がかなり大きくなり、デコーダ回路が半導体
チップ上で占める面積の割合が大きくなり、チップサイ
ズの縮小化を図ることが困難であるという問題があっ
た。
【0009】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、半導体チップ上で複数個のCMOSインバー
タによりそれぞれデコード出力線を駆動するようにパタ
ーン構成する場合に、CMOSインバータの前段にプリ
・ドライバー回路が不要になり、このプリ・ドライバー
回路およびその出力配線領域を省略し、チップ上で占め
るパターン面積の割合を著しく小さくし、チップサイズ
の縮小化とチップコストの低減化を図り得る半導体記憶
装置を提供することを目的とする。
たもので、半導体チップ上で複数個のCMOSインバー
タによりそれぞれデコード出力線を駆動するようにパタ
ーン構成する場合に、CMOSインバータの前段にプリ
・ドライバー回路が不要になり、このプリ・ドライバー
回路およびその出力配線領域を省略し、チップ上で占め
るパターン面積の割合を著しく小さくし、チップサイズ
の縮小化とチップコストの低減化を図り得る半導体記憶
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、各ゲートが複数のワード線のそれぞれに接続されノ
ア型マスクROMを構成する複数個のメモリセルトラン
ジスタと、ゲートがブロック選択線に接続されたブロッ
ク選択用トランジスタとをそれぞれ有する複数のメモリ
セルブロックと、メイン・デコーダと、上記メイン・デ
コーダの出力信号とブロック選択信号とが入力し、これ
らの信号に基づいて上記ブロック選択線を駆動するブロ
ック選択線駆動回路と、それぞれPチャネルMOSトラ
ンジスタとNチャネルMOSトランジスタとからなり、
PチャネルMOSトランジスタのソースには上記メイン
・デコーダの出力信号が供給され、NチャネルMOSト
ランジスタのソースには所定電位が供給され、両MOS
トランジスタのゲートにはワード線選択信号が供給さ
れ、両MOSトランジスタのドレインが上記複数のワー
ド線のうち対応する1つのワード線に接続された複数の
CMOSインバータとを備えたデコーダ回路を具備する
ことを特徴とする。
は、各ゲートが複数のワード線のそれぞれに接続されノ
ア型マスクROMを構成する複数個のメモリセルトラン
ジスタと、ゲートがブロック選択線に接続されたブロッ
ク選択用トランジスタとをそれぞれ有する複数のメモリ
セルブロックと、メイン・デコーダと、上記メイン・デ
コーダの出力信号とブロック選択信号とが入力し、これ
らの信号に基づいて上記ブロック選択線を駆動するブロ
ック選択線駆動回路と、それぞれPチャネルMOSトラ
ンジスタとNチャネルMOSトランジスタとからなり、
PチャネルMOSトランジスタのソースには上記メイン
・デコーダの出力信号が供給され、NチャネルMOSト
ランジスタのソースには所定電位が供給され、両MOS
トランジスタのゲートにはワード線選択信号が供給さ
れ、両MOSトランジスタのドレインが上記複数のワー
ド線のうち対応する1つのワード線に接続された複数の
CMOSインバータとを備えたデコーダ回路を具備する
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】CMOSインバータ群を選択するモードでは、
その2つの電源ノードに対応して“H”/“L”レベル
が印加されるので、CMOSインバータ群が通常の動作
をし、デコード出力線選択信号入力に応じてデコード出
力線群を選択的に駆動する。これに対して、CMOSイ
ンバータ群を選択しないモードでは、その2つの電源ノ
ードにそれぞれ“H”レベルまたは“L”レベルが印加
されるので、CMOSインバータ群の各出力は“H”レ
ベルまたは“L”レベルになり、デコード出力線群を選
択しなくなる。
その2つの電源ノードに対応して“H”/“L”レベル
が印加されるので、CMOSインバータ群が通常の動作
をし、デコード出力線選択信号入力に応じてデコード出
力線群を選択的に駆動する。これに対して、CMOSイ
ンバータ群を選択しないモードでは、その2つの電源ノ
ードにそれぞれ“H”レベルまたは“L”レベルが印加
されるので、CMOSインバータ群の各出力は“H”レ
ベルまたは“L”レベルになり、デコード出力線群を選
択しなくなる。
【0012】従って、CMOSインバータ群の前段にプ
リ・ドライバー回路群が不要になり、その出力配線領域
群を省略し、チップ上で占めるパターン面積の割合を著
しく小さくし、チップサイズの縮小化とチップコストの
低減化を図ることができる。
リ・ドライバー回路群が不要になり、その出力配線領域
群を省略し、チップ上で占めるパターン面積の割合を著
しく小さくし、チップサイズの縮小化とチップコストの
低減化を図ることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の途中で考えられたもので
あり、ナンド型CMOSマスクROMに使用されている
デコーダ回路およびメモリセルアレイの一部を示す回路
図である。
に説明する。図1は、本発明の途中で考えられたもので
あり、ナンド型CMOSマスクROMに使用されている
デコーダ回路およびメモリセルアレイの一部を示す回路
図である。
【0014】図1に示した半導体記憶装置は、図6を参
照して前述した従来例と同様に、半導体チップ上で複数
個のCMOSインバータ10によりそれぞれワード線6
6を駆動するようにパターン構成されているが、従来例
と比べて次の点(a)、(b)が異なる。
照して前述した従来例と同様に、半導体チップ上で複数
個のCMOSインバータ10によりそれぞれワード線6
6を駆動するようにパターン構成されているが、従来例
と比べて次の点(a)、(b)が異なる。
【0015】(a)ワード線選択用ノアゲート群および
その出力配線領域が省略され、ワード線駆動用のCMO
Sインバータ10…群の入力ノードにはワード線選択信
号φwi(i=1,2,…,8)が入力する。
その出力配線領域が省略され、ワード線駆動用のCMO
Sインバータ10…群の入力ノードにはワード線選択信
号φwi(i=1,2,…,8)が入力する。
【0016】(b)CMOSインバータ10…群は、高
電位側電源ノードに“H”レベルが印加されるが、低電
位側電源ノードにメイン・ロウデコーダ出力が印加され
ている。換言すれば、図2に示すように、PチャネルM
OSトランジスタ21のソースノードには電源電位Vcc
が印加され、NチャネルMOSトランジスタ22のソー
スノードにメイン・ロウデコーダ出力が印加されてい
る。
電位側電源ノードに“H”レベルが印加されるが、低電
位側電源ノードにメイン・ロウデコーダ出力が印加され
ている。換言すれば、図2に示すように、PチャネルM
OSトランジスタ21のソースノードには電源電位Vcc
が印加され、NチャネルMOSトランジスタ22のソー
スノードにメイン・ロウデコーダ出力が印加されてい
る。
【0017】なお、その他の部分は従来例と同じであ
り、図6中と同一符号を付している。即ち、61…は書
込みデータに対応してエンハンスメント型あるいはデプ
レッション型に形成されたMOSトランジスタからなる
メモリセル、62…は複数個(本例では8個)のメモリ
セルがナンド論理回路を形成するように接続されたメモ
リセルブロック、63…はブロック選択用のエンハンス
メント型トランジスタ、64…はブロック選択用のデプ
レッション型トランジスタ、65…はブロック選択線、
67はナンドゲートからなるメイン・ロウデコーダ、6
8…はブロック選択信号φsi(i=1,2,3,4 )のいずれか
1つとメイン・ロウデコーダ出力とが入力するブロック
選択用のノアゲート、71はビット線である。
り、図6中と同一符号を付している。即ち、61…は書
込みデータに対応してエンハンスメント型あるいはデプ
レッション型に形成されたMOSトランジスタからなる
メモリセル、62…は複数個(本例では8個)のメモリ
セルがナンド論理回路を形成するように接続されたメモ
リセルブロック、63…はブロック選択用のエンハンス
メント型トランジスタ、64…はブロック選択用のデプ
レッション型トランジスタ、65…はブロック選択線、
67はナンドゲートからなるメイン・ロウデコーダ、6
8…はブロック選択信号φsi(i=1,2,3,4 )のいずれか
1つとメイン・ロウデコーダ出力とが入力するブロック
選択用のノアゲート、71はビット線である。
【0018】上記ナンド型マスクROMの読み出し時
に、メイン・ロウデコーダ出力が“L”レベルになり、
ブロック選択信号φsi(i=1,2,3,4 )のいずれか1つが
1つが“L”レベルになる(残りの3つは“H”レベル
のままである。)と、従来例と同様に、ブロック選択用
ノアゲート68…群のいずれか1つの出力が“H”レベ
ルになり、残りの3つの出力は“L”レベルである。こ
れにより、1つのビット線コンタクトを共用する4個の
メモリセルブロック62のいずれか1つが選択され、残
りの3個のメモリセルブロック62は選択されず、他の
メモリセルブロック62に対して影響しなくなる。
に、メイン・ロウデコーダ出力が“L”レベルになり、
ブロック選択信号φsi(i=1,2,3,4 )のいずれか1つが
1つが“L”レベルになる(残りの3つは“H”レベル
のままである。)と、従来例と同様に、ブロック選択用
ノアゲート68…群のいずれか1つの出力が“H”レベ
ルになり、残りの3つの出力は“L”レベルである。こ
れにより、1つのビット線コンタクトを共用する4個の
メモリセルブロック62のいずれか1つが選択され、残
りの3個のメモリセルブロック62は選択されず、他の
メモリセルブロック62に対して影響しなくなる。
【0019】この時、CMOSインバータ10…群の低
電位側電源ノードにメイン・ロウデコーダ67の出力レ
ベル“L”が印加されるので、CMOSインバータ10
…群は選択されたモードになる。即ち、ワード線選択信
号φwi(i=1,2,…,8)のいずれか1つが“H”レベルに
なる(残りの7つは“L”レベルのままである。)と、
CMOSインバータ10…群のいずれか1つの出力(選
択出力)が“L”レベルになり、残りの7つの出力(非
選択出力)は“H”レベルである。
電位側電源ノードにメイン・ロウデコーダ67の出力レ
ベル“L”が印加されるので、CMOSインバータ10
…群は選択されたモードになる。即ち、ワード線選択信
号φwi(i=1,2,…,8)のいずれか1つが“H”レベルに
なる(残りの7つは“L”レベルのままである。)と、
CMOSインバータ10…群のいずれか1つの出力(選
択出力)が“L”レベルになり、残りの7つの出力(非
選択出力)は“H”レベルである。
【0020】従って、従来例と同様に、メモリセルブロ
ック62における8個のメモリセル61のうち7個の非
選択セルはオンになり、残りの1個の選択セルはエンハ
ンスメント型であるかデプレッション型であるかに対応
してオフまたはオンになる。この結果、選択状態のメモ
リセルブロック62から、選択セルの書込みデータに対
応して“H”レベルまたは“L”レベルの読み出し出力
が得られる。
ック62における8個のメモリセル61のうち7個の非
選択セルはオンになり、残りの1個の選択セルはエンハ
ンスメント型であるかデプレッション型であるかに対応
してオフまたはオンになる。この結果、選択状態のメモ
リセルブロック62から、選択セルの書込みデータに対
応して“H”レベルまたは“L”レベルの読み出し出力
が得られる。
【0021】これに対して、メイン・ロウデコーダ出力
が“H”レベルの場合には、CMOSインバータ10…
群の各低電位側電源ノードに“H”レベルが印加され、
CMOSインバータ10…群は選択されない状態にな
る。この時、ワード線選択信号φwi(i=1,2,…,8)のい
ずれか1つが“H”レベルになる(残りの7つが“L”
レベルのままである。)と、“L”レベルが入力する7
個のCMOSインバータ10においては、Pチャネルト
ランジスタ21がオン状態になり、その出力ノード23
がVcc電位になる。これに対して、“H”レベルが入力
する1個のCMOSインバータ10においては、Pチャ
ネルトランジスタ21がオフ状態になるが、Nチャネル
トランジスタ22がオン状態になり、その出力ノード2
3がVcc−VTHN (VTHN はNチャネルトランジスタの
閾値)になる。ここで、上記出力ノード23に接続され
ているワード線66がカップリング・ノイズなどを受け
た場合には、上記ワード線66の電位がVcc−VTHN よ
りも高くなるが、CMOSインバータ10は、例えば図
3に示すような構造を有しており、N型半導体基板20
内のPチャネルトランジスタ用のドレイン領域24とP
ウェル25内のNチャネルトランジスタ用のドレイン領
域26とが共通に接続されて出力ノード23となってい
るので、Pチャネルトランジスタ用のソース領域27お
よびNチャネルトランジスタ用のソース領域28にそれ
ぞれVcc電位が印加され、N型半導体基板20にバイア
スとしてVcc電位が印加されている状態において、出力
ノード23の電位がVcc+VF (VF はPチャネルトラ
ンジスタ用のドレイン領域24とN型半導体基板20と
の接合による電圧降下)よりも高くなることはない。
が“H”レベルの場合には、CMOSインバータ10…
群の各低電位側電源ノードに“H”レベルが印加され、
CMOSインバータ10…群は選択されない状態にな
る。この時、ワード線選択信号φwi(i=1,2,…,8)のい
ずれか1つが“H”レベルになる(残りの7つが“L”
レベルのままである。)と、“L”レベルが入力する7
個のCMOSインバータ10においては、Pチャネルト
ランジスタ21がオン状態になり、その出力ノード23
がVcc電位になる。これに対して、“H”レベルが入力
する1個のCMOSインバータ10においては、Pチャ
ネルトランジスタ21がオフ状態になるが、Nチャネル
トランジスタ22がオン状態になり、その出力ノード2
3がVcc−VTHN (VTHN はNチャネルトランジスタの
閾値)になる。ここで、上記出力ノード23に接続され
ているワード線66がカップリング・ノイズなどを受け
た場合には、上記ワード線66の電位がVcc−VTHN よ
りも高くなるが、CMOSインバータ10は、例えば図
3に示すような構造を有しており、N型半導体基板20
内のPチャネルトランジスタ用のドレイン領域24とP
ウェル25内のNチャネルトランジスタ用のドレイン領
域26とが共通に接続されて出力ノード23となってい
るので、Pチャネルトランジスタ用のソース領域27お
よびNチャネルトランジスタ用のソース領域28にそれ
ぞれVcc電位が印加され、N型半導体基板20にバイア
スとしてVcc電位が印加されている状態において、出力
ノード23の電位がVcc+VF (VF はPチャネルトラ
ンジスタ用のドレイン領域24とN型半導体基板20と
の接合による電圧降下)よりも高くなることはない。
【0022】即ち、図1に示した半導体記憶装置のよう
にナンド型CMOSマスクROMにおけるメモリセルブ
ロックのメモリセルを選択するためのデコーダ回路で
は、CMOSインバータ10の前段にプリ・ドライバー
回路が不要になり、その出力配線領域を省略でき、従来
例のデコーダ回路のパターン面積の約60〜70%で実
現することが可能になる。これにより、チップ上で占め
るパターン面積の割合を著しく小さくし、チップサイズ
の縮小化とチップコストの低減化を図ることができる。
にナンド型CMOSマスクROMにおけるメモリセルブ
ロックのメモリセルを選択するためのデコーダ回路で
は、CMOSインバータ10の前段にプリ・ドライバー
回路が不要になり、その出力配線領域を省略でき、従来
例のデコーダ回路のパターン面積の約60〜70%で実
現することが可能になる。これにより、チップ上で占め
るパターン面積の割合を著しく小さくし、チップサイズ
の縮小化とチップコストの低減化を図ることができる。
【0023】図4は、この発明の一実施例の構成を示す
ものであり、この発明をノア型マスクROMに実施した
場合にメモリセルブロックのメモリセルを選択するため
のデコーダ回路を示す回路図である。なお、複数個のメ
モリセルがノア論理回路を形成するように接続されたメ
モリセルブロックのメモリセルを選択する方式のノア型
マスクROMの一例としては、シャープ技報,第40号
・1988年,p.71−75,“大容量 16Mb
CMOSマスクROM”,堀田他 に開示されている。
ものであり、この発明をノア型マスクROMに実施した
場合にメモリセルブロックのメモリセルを選択するため
のデコーダ回路を示す回路図である。なお、複数個のメ
モリセルがノア論理回路を形成するように接続されたメ
モリセルブロックのメモリセルを選択する方式のノア型
マスクROMの一例としては、シャープ技報,第40号
・1988年,p.71−75,“大容量 16Mb
CMOSマスクROM”,堀田他 に開示されている。
【0024】図4のデコーダ回路において、入力ノード
にワード線選択信号φwi(i=1,2,…,8)が入力するワー
ド線駆動用のCMOSインバータ10…群は、図5に示
すように、NチャネルMOSトランジスタ22のソース
ノードには接地電位Vssが印加されるが、PチャネルM
OSトランジスタ21のソースノードにはメイン・ロウ
デコーダ出力が印加される。65…はブロック選択用ト
ランジスタを選択するためのブロック選択線、66…は
メモリセル選択用のワード線、41はノアゲートからな
るメイン・ロウデコーダ、42…はブロック選択信号φ
si(i=1,2,3,4)のいずれか1つとメイン・ロウデコー
ダ出力とが入力するブロック選択用のナンドゲート、4
3…は上記ブロック選択用のナンドゲート42…の後段
に接続されたブロック選択用のインバータ回路である。
にワード線選択信号φwi(i=1,2,…,8)が入力するワー
ド線駆動用のCMOSインバータ10…群は、図5に示
すように、NチャネルMOSトランジスタ22のソース
ノードには接地電位Vssが印加されるが、PチャネルM
OSトランジスタ21のソースノードにはメイン・ロウ
デコーダ出力が印加される。65…はブロック選択用ト
ランジスタを選択するためのブロック選択線、66…は
メモリセル選択用のワード線、41はノアゲートからな
るメイン・ロウデコーダ、42…はブロック選択信号φ
si(i=1,2,3,4)のいずれか1つとメイン・ロウデコー
ダ出力とが入力するブロック選択用のナンドゲート、4
3…は上記ブロック選択用のナンドゲート42…の後段
に接続されたブロック選択用のインバータ回路である。
【0025】上記ノア型マスクROMの読み出し時に、
メイン・ロウデコーダ出力が“H”レベルになり、ブロ
ック選択信号φsi(i=1,2,3,4)のいずれかが“H”レ
ベルになる(残りは“L”レベルのままである。)と、
ブロック選択用ナンドゲート42…群のいずれかの出力
が“L”レベルになり、残りの出力は“H”レベルであ
る。これにより、ブロック選択用のインバータ回路43
…群のいずれか1つの出力が“H”レベルになって対応
するメモリセルブロック(図示せず)が選択され、残り
の出力(“L”レベル)が与えられるメモリセルブロッ
クは選択されず、他のメモリセルブロックに対して影響
しなくなる。
メイン・ロウデコーダ出力が“H”レベルになり、ブロ
ック選択信号φsi(i=1,2,3,4)のいずれかが“H”レ
ベルになる(残りは“L”レベルのままである。)と、
ブロック選択用ナンドゲート42…群のいずれかの出力
が“L”レベルになり、残りの出力は“H”レベルであ
る。これにより、ブロック選択用のインバータ回路43
…群のいずれか1つの出力が“H”レベルになって対応
するメモリセルブロック(図示せず)が選択され、残り
の出力(“L”レベル)が与えられるメモリセルブロッ
クは選択されず、他のメモリセルブロックに対して影響
しなくなる。
【0026】この時、CMOSインバータ10…群のP
チャネルトランジスタ21のソースノードにメイン・ロ
ウデコーダの出力レベル“H”が印加されるので、CM
OSインバータ10…群は選択された状態になる。一
方、ワード線選択信号φwi(i=1,2,…,8)のいずれか1
つが“L”レベルになる(残りの7つは“H”レベルの
ままである。)と、CMOSインバータ10…群のいず
れか1つの出力(選択出力)が“H”レベルになり、残
りの7つの出力(非選択出力)は“L”レベルである。
チャネルトランジスタ21のソースノードにメイン・ロ
ウデコーダの出力レベル“H”が印加されるので、CM
OSインバータ10…群は選択された状態になる。一
方、ワード線選択信号φwi(i=1,2,…,8)のいずれか1
つが“L”レベルになる(残りの7つは“H”レベルの
ままである。)と、CMOSインバータ10…群のいず
れか1つの出力(選択出力)が“H”レベルになり、残
りの7つの出力(非選択出力)は“L”レベルである。
【0027】従って、メモリセルブロックにおける8個
のメモリセル(図示せず)のうち7個の非選択セルはオ
フになり、残りの1個の選択セルは書込みデータに対応
してオンまたはオンになる。この結果、選択状態のメモ
リセルブロックから、選択セルの書込みデータに対応す
る読み出し出力が得られる。
のメモリセル(図示せず)のうち7個の非選択セルはオ
フになり、残りの1個の選択セルは書込みデータに対応
してオンまたはオンになる。この結果、選択状態のメモ
リセルブロックから、選択セルの書込みデータに対応す
る読み出し出力が得られる。
【0028】これに対して、メイン・ロウデコーダ出力
が“L”レベルの場合には、CMOSインバータ10…
群のPチャネルトランジスタ21のソースノードに
“L”レベルが印加され、CMOSインバータ10…群
は選択されないモードになる。この時、ワード線選択信
号φwi(i=1,2,…,8)のいずれか1つが“H”レベルに
なる(残りの7つが“L”レベルのままである。)と、
“H”レベルが入力する7個のCMOSインバータ10
においては、Nチャネルトランジスタ22がオン状態に
なり、その出力ノード23が接地電位Vssになる。これ
に対して、“L”レベルが入力する1個のCMOSイン
バータ10においては、Nチャネルトランジスタ22が
オフ状態になるが、Pチャネルトランジスタ21がオン
状態になり、その出力ノードが|VTHP |(VTHP はP
チャネルトランジスタの閾値)になる。ここで、出力ノ
ード23に接続されているワード線66がカップリング
・ノイズなどを受けた場合には、上記ワード線66の電
位が|VTHP |よりも低くなるおそれがある。しかし、
図3に示したCMOSインバータ10の構造から分かる
ように、Pチャネルトランジスタ用のソース領域27お
よびNチャネルトランジスタ用のソース領域28にそれ
ぞれ接地電位Vssが印加され、Pウェル25にバイアス
として接地電位Vssが印加されている状態において、出
力ノード23の電位が−VF (VF はPウェル25とN
チャネルトランジスタ用のドレイン領域26との接合に
よる電圧降下)よりも低くなることはない。
が“L”レベルの場合には、CMOSインバータ10…
群のPチャネルトランジスタ21のソースノードに
“L”レベルが印加され、CMOSインバータ10…群
は選択されないモードになる。この時、ワード線選択信
号φwi(i=1,2,…,8)のいずれか1つが“H”レベルに
なる(残りの7つが“L”レベルのままである。)と、
“H”レベルが入力する7個のCMOSインバータ10
においては、Nチャネルトランジスタ22がオン状態に
なり、その出力ノード23が接地電位Vssになる。これ
に対して、“L”レベルが入力する1個のCMOSイン
バータ10においては、Nチャネルトランジスタ22が
オフ状態になるが、Pチャネルトランジスタ21がオン
状態になり、その出力ノードが|VTHP |(VTHP はP
チャネルトランジスタの閾値)になる。ここで、出力ノ
ード23に接続されているワード線66がカップリング
・ノイズなどを受けた場合には、上記ワード線66の電
位が|VTHP |よりも低くなるおそれがある。しかし、
図3に示したCMOSインバータ10の構造から分かる
ように、Pチャネルトランジスタ用のソース領域27お
よびNチャネルトランジスタ用のソース領域28にそれ
ぞれ接地電位Vssが印加され、Pウェル25にバイアス
として接地電位Vssが印加されている状態において、出
力ノード23の電位が−VF (VF はPウェル25とN
チャネルトランジスタ用のドレイン領域26との接合に
よる電圧降下)よりも低くなることはない。
【0029】即ち、上記実施例の半導体記憶装置も、前
記図1に示した半導体記憶装置と同様に、デコーダ回路
のCMOSインバータの前段にプリ・ドライバー回路が
不要になると共にその出力配線領域を省略でき、チップ
上で占めるパターン面積の割合を著しく小さくし、チッ
プサイズの縮小化とチップコストの低減化を図ることが
できる。
記図1に示した半導体記憶装置と同様に、デコーダ回路
のCMOSインバータの前段にプリ・ドライバー回路が
不要になると共にその出力配線領域を省略でき、チップ
上で占めるパターン面積の割合を著しく小さくし、チッ
プサイズの縮小化とチップコストの低減化を図ることが
できる。
【0030】
【発明の効果】上述したように本発明の半導体記憶装置
によれば、複数個のCMOSインバータによりそれぞれ
デコード出力線を駆動するようにパターン構成する場合
に、CMOSインバータの前段にプリ・ドライバー回路
が不要になり、このプリ・ドライバー回路およびその出
力配線領域のパターン面積を省略し、チップ上で占める
面積の割合を著しく小さくし、チップサイズの縮小化と
チップコストの低減化を図ることができる。
によれば、複数個のCMOSインバータによりそれぞれ
デコード出力線を駆動するようにパターン構成する場合
に、CMOSインバータの前段にプリ・ドライバー回路
が不要になり、このプリ・ドライバー回路およびその出
力配線領域のパターン面積を省略し、チップ上で占める
面積の割合を著しく小さくし、チップサイズの縮小化と
チップコストの低減化を図ることができる。
【図1】本発明の途中で考えられた半導体記憶装置の回
路図。
路図。
【図2】図1中のCMOSインバータを示す回路図。
【図3】図2のCMOSインバータの構造を示す断面
図。
図。
【図4】本発明の半導体記憶装置の実施例を示す回路
図。
図。
【図5】図4中のCMOSインバータを示す回路図。
【図6】従来のマスクROMにおけるロウデコーダを示
す回路図。
す回路図。
10…CMOSインバータ、21…PチャネルMOSト
ランジスタ、22…NチャネルMOSトランジスタ、4
1…メイン・ロウデコーダ、42…ブロック選択用ナン
ドゲート、43…ブロック選択用インバータ回路、61
…メモリセル、62…メモリセルブロック、63…ブロ
ック選択用のエンハンスメント型トランジスタ、64…
ブロック選択用のデプレッション型トランジスタ、65
…ブロック選択線、66…ワード線、67…メイン・ロ
ウデコーダ、68…ブロック選択用ノアゲート、71…
ビット線。
ランジスタ、22…NチャネルMOSトランジスタ、4
1…メイン・ロウデコーダ、42…ブロック選択用ナン
ドゲート、43…ブロック選択用インバータ回路、61
…メモリセル、62…メモリセルブロック、63…ブロ
ック選択用のエンハンスメント型トランジスタ、64…
ブロック選択用のデプレッション型トランジスタ、65
…ブロック選択線、66…ワード線、67…メイン・ロ
ウデコーダ、68…ブロック選択用ノアゲート、71…
ビット線。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11C 11/40 - 11/419 G11C 17/00 306
Claims (1)
- 【請求項1】 各ゲートが複数のワード線のそれぞれに
接続されノア型マスクROMを構成する複数個のメモリ
セルトランジスタと、ゲートがブロック選択線に接続さ
れたブロック選択用トランジスタとをそれぞれ有する複
数のメモリセルブロックと、 メイン・デコーダと、上記メイン・デコーダの出力信号
とブロック選択信号とが入力し、これらの信号に基づい
て上記ブロック選択線を駆動するブロック選択線駆動回
路と、それぞれPチャネルMOSトランジスタとNチャ
ネルMOSトランジスタとからなり、PチャネルMOS
トランジスタのソースには上記メイン・デコーダの出力
信号が供給され、NチャネルMOSトランジスタのソー
スには所定電位が供給され、両MOSトランジスタのゲ
ートにはワード線選択信号が供給され、両MOSトラン
ジスタのドレインが上記複数のワード線のうち対応する
1つのワード線に接続された複数のCMOSインバータ
とを備えたデコーダ回路 とを具備することを特徴とする
半導体記憶装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30597491A JP2994120B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 半導体記憶装置 |
KR1019920021845A KR960003967B1 (ko) | 1991-11-21 | 1992-11-20 | 디코더 회로 |
US08/214,158 US5446700A (en) | 1991-11-12 | 1994-03-17 | Decoder circuit having CMOS inverter circuits |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30597491A JP2994120B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05144270A JPH05144270A (ja) | 1993-06-11 |
JP2994120B2 true JP2994120B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=17951546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30597491A Expired - Fee Related JP2994120B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-21 | 半導体記憶装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2994120B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3451118B2 (ja) * | 1993-12-15 | 2003-09-29 | 株式会社日立製作所 | 半導体不揮発性記憶装置 |
US5563528A (en) * | 1995-05-02 | 1996-10-08 | Xilinx, Inc. | Multiplexer for programmable logic device |
JPH1116365A (ja) * | 1997-06-20 | 1999-01-22 | Oki Micro Design Miyazaki:Kk | アドレスデコーダおよび半導体記憶装置、並びに半導体装置 |
US5875150A (en) * | 1997-08-08 | 1999-02-23 | Miller; Mark E. | Micropower read-only-memory integrated circuit |
US6137318A (en) * | 1997-12-09 | 2000-10-24 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Logic circuit having dummy MOS transistor |
US6118726A (en) * | 1998-02-02 | 2000-09-12 | International Business Machines Corporation | Shared row decoder |
US6038634A (en) * | 1998-02-02 | 2000-03-14 | International Business Machines Corporation | Intra-unit block addressing system for memory |
US6246630B1 (en) | 1998-02-02 | 2001-06-12 | International Business Machines Corporation | Intra-unit column address increment system for memory |
US6002275A (en) * | 1998-02-02 | 1999-12-14 | International Business Machines Corporation | Single ended read write drive for memory |
US6653998B2 (en) * | 2000-12-19 | 2003-11-25 | Winbond Electronics Corp. | LCD driver for layout and power savings |
US7203097B2 (en) * | 2004-07-27 | 2007-04-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of operating a semiconductor device and the semiconductor device |
KR100610009B1 (ko) * | 2004-07-27 | 2006-08-08 | 삼성전자주식회사 | 저전력 소모를 위한 반도체 장치 |
GB0421254D0 (en) * | 2004-09-24 | 2004-10-27 | Johnson Matthey Plc | Membrane electrode assembly |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59155954A (ja) * | 1983-02-24 | 1984-09-05 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体メモリ装置 |
NL8500434A (nl) * | 1985-02-15 | 1986-09-01 | Philips Nv | Geintegreerde geheugenschakeling met blokselektie. |
US4837747A (en) * | 1986-11-29 | 1989-06-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Redundary circuit with a spare main decoder responsive to an address of a defective cell in a selected cell block |
KR880008330A (ko) * | 1986-12-30 | 1988-08-30 | 강진구 | 스테이틱 램의 프리차아지 시스템 |
JP2560020B2 (ja) * | 1987-02-18 | 1996-12-04 | 株式会社日立製作所 | 半導体記憶装置 |
JP3016392B2 (ja) * | 1987-08-28 | 2000-03-06 | 株式会社日立製作所 | スタティック型ram |
US4843261A (en) * | 1988-02-29 | 1989-06-27 | International Business Machines Corporation | Complementary output, high-density CMOS decoder/driver circuit for semiconductor memories |
JP2626030B2 (ja) * | 1989-02-27 | 1997-07-02 | 日本電気株式会社 | 半導体記憶装置 |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP30597491A patent/JP2994120B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-11-20 KR KR1019920021845A patent/KR960003967B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1994
- 1994-03-17 US US08/214,158 patent/US5446700A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05144270A (ja) | 1993-06-11 |
KR930010997A (ko) | 1993-06-23 |
US5446700A (en) | 1995-08-29 |
KR960003967B1 (ko) | 1996-03-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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