JP3451118B2 - 半導体不揮発性記憶装置 - Google Patents
半導体不揮発性記憶装置Info
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Description
えた半導体不揮発性記憶装置に関わり、特に単一電源電
圧で駆動される半導体不揮発性記憶装置の書き換え動作
とメモリセルの状態読み出し(ベリファイ)動作の高速
化およびその装置の小型化を可能とした半導体不揮発性
記憶装置に関する。
セル)をアレイ状に配置し、メモリセル群のコントロー
ルゲート共通線すなわち同一ワード線に接続する該メモ
リセル群(以下、セクタという)の電気的書き換え(電
気的消去,電気的書込み)を行う半導体不揮発性記憶装
置において、ワード線に負の電圧を印加することにより
ワード線単位の消去を可能とする方式が提案されてい
る。これについては例えば、シンポジウム オン ブイ
エルエスアイ テクノロジー ダイジェスト オブテク
ニカル ペーパーズ(Symposium on VLSI Technology D
igest of TechnicalPapers)pp77−78 1991、シンポジウ
ム オン ブイエルエスアイ サーキッツダイジェスト
オブテクニカル ペーパーズ(Symposium on VLSI Ci
rcuitsDigest of Technical Papers)pp85−86 1991、さ
らに、書込み動作時に負の電位をワード線に印加する方
式として、テクニカル ダイジェスト オブ インタナ
ショナル エレクトロン デバイス ミーティング(Te
chnical Digest of International Electron Device Me
eting)pp.599−602 1992、同誌 991−9931992、に記載
されている。
するワードデコーダ回路を階層化構造、すなわちメイン
デコーダ回路とサブワードデコーダ回路により構成する
方式が提案されている。これについては、第1にインタ
ナショナル ソリッドステイト サーキッツ カンファ
レンス ダイジェスト オブ テクニカル ペーパーズ
(International Solid−State Circuits Conference D
igest of TechnicalPapers)pp154−155 1992、第2にS
ymposium on VLSI Circuits Digest of Technical Pape
rs pp97−98 1993、第3にSymposium on VLSI Circuits
Digestof Technical Papers pp99−100 1993に記載さ
れている。
おけるサブワードデコーダ回路を説明するものである。
図17および図18に示す従来のサブワードデコーダ回
路は、1つのpチャンネルトランジスタと2つのnチャ
ンネルトランジスタで構成され、図19に示す従来の回
路は、2つのpチャンネルトランジスタと2つのnチャ
ンネルトランジスタで構成され、これらの回路において
W11〜W1jがワード線である。
路(WD11,WD1jなど)は、第1のアドレス信号群
から生成されるブロック選択アドレス信号Bipとその
相補アドレス信号BBipおよび、第2のアドレス信号
群から生成されるブロック内選択信号GAj,GBj,
GCjを入力とする回路である。同図においてVPMは
pチャンネルトランジスタの基板電圧であり、VERは
nチャンネルトランジスタの基板電圧およびソース電位
である。図18に示す従来のワードデコーダ回路は、ブ
ロック選択アドレス信号として、Bipとその相補アド
レス信号BBipおよび、ブロック内選択信号Gjを入力と
する回路である。また、図19に示す従来の回路(WD
11,WD1jなど)は、ブロック選択アドレス信号と
して、Bipとその相補アドレス信号BBipおよび、
ブロック内選択信号Gjを入力とする回路である。な
お、VNNはnチャンネルトランジスタの基板電圧であ
る。
ワードデコーダ回路において、メモリセルのしきい値を
下げる書き換え動作は、nチャンネルトランジスタのソ
ース側から供給される負電圧をワード線に印加すること
により行われる。例えば、図17の回路において、GC
1を負電圧にすることにより(Bip=0V,BBip=5
V,GC1=−13V,〜GCj=0V,GA1〜GA
j=0V,GB1〜GBj=−13V,VPM=5V,
VER=−13V)、ワード線W11に負電圧が印加さ
れる。
該ワード線に接続されているメモリセルの浮遊ゲート中
の電子が放出され、メモリセルのしきい値が下がる。ま
た、これらの半導体不揮発性記憶装置においては、メモ
リセルのしきい値を下げる書き換え動作の後、メモリセ
ルのしきい値状態を確認する動作、すなわちベリファイ
動作が行われる。この動作については例えば、Internat
ional Solid−StateCircuits Conference Digest of Te
chnical Papers pp60−61 1990に記載されている。この
動作では、ワード線に電源電圧より低い正の電圧(ベリ
ファイ電圧)を印加し、メモリセルに電流が流れるか流
れないかを判定することによりメモリセルのしきい値を
検証しようとするものである。
回路においては、ワード線に印加されるベリファイ電圧
はpチャンネルトランジスタのソース側から供給され
る。例えば、図17の回路において、信号Bipを電源
電圧より低い正の電圧にすることによりワード線にベリ
ファイ電圧が印加される(Bip=3.6V ,BBip
=0V,GA1=0V,〜GAj=3.6V,GB1=
0V,〜GBj=3.6V,GC1〜GCj=0V,V
PM=3.6V,VER=0V )。
ーダ回路の別な従来例として、特開平5−174595 号があ
る。図20は上記従来例を説明するもので、サブワード
デコーダ回路がインバータ回路により構成されている。
路(WD11,WD1jなど)は、pチャンネルトラン
ジスタとnチャンネルトランジスタの各1つで構成さ
れ、各トランジスタの共通ドレインにワード線(W11
〜W1j)が接続されている。pチャンネルトランジス
タのソースには第1のアドレス信号群から生成されるブ
ロック選択アドレス信号Bipが印加され、各トランジ
スタの共通ゲートに第2のアドレス信号群から生成され
るブロック内選択信号Gjが印加される。なお、nチャ
ンネルトランジスタのソース電位は、常に接地電圧Vs
sである。
電位は、ブロック選択アドレス信号Bipの正の電圧
(例えば電源電圧Vccまたは高電圧Vpp)と接地電圧
Vssである。
9に示す従来のサブワードデコーダ回路では、メモリセ
ルのしきい値を下げる書き換え動作と、その後のベリフ
ァイ動作とを行うために、トランジスタ数が3つないし
4つで構成されており、レイアウト面積が大きく、高集
積化が要求される半導体不揮発性記憶装置には適さない
という問題点があった。
ーダ回路はトランジスタ数が最小の2つで構成されてい
るが、ワード線に印加できる電圧がブロック選択アドレ
ス信号Bipの正の電圧(例えば電源電圧Vccまたは
高電圧Vpp)と接地電圧Vssであり、メモリセルの
しきい値を下げる書き換え動作で必要である負電圧のワ
ード線電位は供給できないという問題点があった。
に単一電源電圧で駆動される半導体不揮発性記憶装置の
書き換え動作とメモリセルの状態読み出し(ベリファ
イ)動作の高速化およびその装置の小型化を可能とした
半導体不揮発性記憶装置を提案することである。
成するために、それぞれがコントロールゲート,ドレイ
ンおよびソースを有する複数の不揮発性半導体メモリセ
ルをアレイ状に配置したメモリセルアレイと、複数のメ
モリセルのコントロールゲートが共通に接続されたワー
ド線と、複数のメモリセルのドレインが共通に接続され
たデータ線とを有し、メモリセル群の共通ゲートすなわ
ちワード線に接続する該メモリセル群(セクタ)の電気
的書き換え(消去,書き込み)を行う半導体不揮発性記
憶装置で、メモリセルのしきい値を下げる書き換え動作
中に、少なくとも一回メモリセルの状態を読み出し(ベ
リファイ)し、その情報に基づいて該記憶装置で該書き
換え動作の継続,停止を制御し、該ワード線の電位が書
き換え時に負電圧からベリファイ時に電源電圧以下の正
電圧が印加される半導体不揮発性記憶装置において、ワ
ード線を駆動するサブワードデコーダ回路をインバータ
回路で構成し、それぞれのソースには第1のアドレス信
号群から生成されるブロック選択アドレス信号を供給
し、ゲートには第2のアドレス信号群から生成されるゲ
ート選択アドレス信号を供給する。共通ドレインに接続
されたワード線に各動作(例えば、読み出し,消去,書
き込み,ベリファイ)時に必要な電位をブロック選択ア
ドレス信号の電圧から供給する。
ーダ回路をインバータ回路で構成することにより、レイ
アウト面積を縮小でき、半導体不揮発性記憶装置の高集
積化に適する。
ワードデコーダ回路のそれぞれのソースにブロック選択
アドレス信号を印加することで、各動作時に必要なワー
ド線電位の印加方式に自由度を持たせることができ、特
にメモリセルのしきい値を下げる一連の動作が行える。
発性記憶装置のサブワードデコーダ回路構成を示す回路
ブロックである。
Wi2〜Wijは階層構成のワード線であり、アクセスが2
段階で制御される。一般にワード線をWijで表すと、添
字iはワード線を選択する第1のアドレス信号群から生
成されるブロック選択アドレス信号を、jはワード線を
選択する第2のアドレス信号群から生成されるゲート選
択アドレス信号を示している。例えば、W12は、ワード
線を選択する第1のアドレス信号群から生成されるブロ
ック選択アドレス信号が“1”で、かつワード線を選択
する第2のアドレス信号群から生成されるゲート選択ア
ドレス信号が“2”のときに活性化される。
デコーダ回路WD11〜WDijはインバータ回路で構成さ
れる。ワード線W11〜W1jへの印加電圧は、第1のアド
レス信号群から生成されるブロック選択アドレス信号B
1pおよびB1nにより供給される。第2のアドレス信
号群から生成されるゲート選択アドレス信号G1は選択
ブロック内のワード線を選択するアドレス信号であり、
サブワードデコーダ回路WD11〜WDi1のゲート入
力信号である。
ールゲートに電源電圧Vccを印加し、選択されたメモ
リセルのセル電流の有無により行われる。例えば、フラ
ッシュメモリでは浮遊ゲート(フローティングゲート)
中に電子を注入した場合、メモリセルのしきい値が高く
なり、メモリセルのセル電流は流れない。一方、フロー
ティングゲート中の電子を放出させた場合にはしきい値
が低くなり、セル電流が流れる。
ロールゲートすなわちワード線の電位を基板,ソース,
ドレイン電圧より高い電圧を印加することにより、ファ
ウラー ノードハイム(Fowler−Nordheim)トンネル現
象を利用してフローティングゲートに電子を注入する。
また、ワード線印加電圧を高電圧,ドレイン印加電圧を
高い電圧とすることにより、アバランシュによるホット
エレクトロンが発生しフローティングゲートに電子を注
入することができる。
−Nordheimトンネル現象を利用して、コントロールゲー
トすなわちワード線の電位を基板,ソース,ドレイン電
圧より低い負の電圧を印加することにより、フローティ
ングゲートの電子を放出できる。
出動作については例えば、Technical Digest of Intern
ational Electron Device Meeting,pp.560−563 1987、
同誌pp.991−993 1992、あるいはSymposium on VLSI Te
chnology Digestof Technical Papers pp77−78 1991に
記載されている。
電子の注入あるいはフローティングゲートからの電子の
放出により、メモリセルのしきい値を変化させることが
できるが、フラッシュメモリにおいてはこれらの動作に
より得られたメモリセルのしきい値が記憶情報に対応し
ているかどうか確認する動作がある。すなわち、上述し
たように高いしきい値においてはワード線に電源電圧V
ccを印加してもセル電流が流れない値にする必要があ
り、一方、低いしきい値においてはセル電流が流れる値
にする必要がある。
ァイ)には電源電圧の変動も考慮してワード線電位を読
み出し時の電源電圧Vccでなく、高いしきい値のベリ
ファイには読み出し可能上限電源電圧Vccmax 以上の
電位を、低いしきい値のベリファイには読み出し可能下
限電源電圧Vccmin 以下の電位をワード線に供給す
る。
ロールゲートすなわちワード線に印加する電位は複数の
電圧値が必要である。
線に印加されるわけであるが、本発明においてはサブワ
ードデコーダ回路を簡単なインバータ回路で構成しつ
つ、図1に示したように、通常電源電圧のような固定電
圧が印加されるインバータ回路の端子にブロック選択ア
ドレス信号Bip、Binを入力することによりこの種
々の電圧をワード線に印加可能とするものである。な
お、具体的動作については後述する。
なサブワードデコーダ回路を示したものである。すなわ
ち、1個のサブワードデコーダ回路はpチャネルトラン
ジスタWDpとnチャネルトランジスタWDnにより構
成される。
が、公知のCMOS(相補型MOS)集積回路の製造技
術により、p型単結晶シリコンのような半導体基板上に
おいて形成される。nチャネルトランジスタは、かかる
半導体基板表面に形成されたソース領域,ドレイン領域
およびソース領域とドレイン領域との間の半導体基板上
に薄い厚さのゲート絶縁膜を介して形成されたポリシリ
コン等から生成されるゲート電極によって構成される。
pチャネルトランジスタは、上記半導体基板表面に形成
されたn型ウェル領域に形成される。さらに、負の電圧
を扱うnチャネルトランジスタは、深いn型ウェル領域
(以下、nisoとする)中のp型ウェル領域拡散層に形成
される。これによって通常のnチャネルトランジスタの
共通の基板には、接地電位Vssが供給される。pチャ
ネルトランジスタの共通の基板すなわちn型ウェル領域
は、電源電圧Vccあるいは、それ以上の高い電圧に接
続される。また、niso中に形成されるnチャネルトラン
ジスタの共通の基板すなわちp型ウェル領域は、接地電
位Vssあるいは、負の電圧に接続される。niso電位
は、電源電圧Vccまたは接地電位Vssに接続され
る。
に形成されるnチャネルトランジスタである。全てのサ
ブワードデコーダ回路WD11〜WDij内のpチャネルお
よびniso中に形成したnチャネルトランジスタの基板は
各々共通とし、pチャネルトランジスタの基板電圧は電
圧VBP、nチャネルトランジスタの基板電圧は電圧V
NNに接続される。基板を共通化することにより、ウェ
ル領域の分離が不要となり、レイアウト面積を低減でき
る。電圧VBPはワード線に印加される電圧より高い電
圧を、電圧VNNはワード線に印加される電圧より低い
電圧を印加すればよく、各動作モードで切り替えられ
る。例えば、読み出し動作においては電圧VBPは外部
電源電圧Vcc,電圧VNNは接地電圧Vssとし、メ
モリセルのしきい値を下げる動作中(ベリファイ動作を
含む)においては電圧VBPは外部電源電圧Vcc,電
圧VNNは負の電圧とすればよい。
ードデコーダ回路が適用されるメモリアレイ回路図を示
す。一般にメモリセルをMijm で表すと、添字のiはワ
ード線を選択する第1のアドレス信号群から生成される
ブロック選択アドレス信号に、jはワード線を選択する
第2のアドレス信号群から生成されるゲート選択アドレ
ス信号に、mはデータ線を選択するアドレス信号に対応
している。
て、ワード線Wijには、メモリセルMij1〜Mijmが接続
され、データ線Dmには、メモリセルM11m〜Mijmが接
続されている。また、メモリセルのソースは共通ソース
線CSに接続されている。
くとも2つ以上のメモリセルを1つブロックとし(例え
ばM111〜M1j1)そのドレインをローカルドレイ
ン配線DL11,DL1m,DLi1,DLimに接続した上
で、信号S1D,SiDをゲート入力とするドレイン選択
トランジスタS1D1,S1Dm,SiD1,SiDmを介して
データ線D1〜Dmに接続した回路図である。すなわ
ち、メモリセルとデータ線との接続を図3に比べ階層化
した構成となっている。
にメモリセルと共通ソース線CSとの接続を階層化した
構成で、1つのブロックを構成するメモリセルのソース
をローカルソース配線SL11,SL1m,SLi1,SLim
に接続し、これらのローカルソース線と共通ソース線C
Sとの接続を信号S1S,SiSをゲート入力とするソー
ス選択トランジスタS1S1,S1Sm,SiS1,SiSmを
介して行った構成となっている。
ーダ回路と上述したメモリアレイ回路とのレイアウト構
成例を示すものである。メモリアレイマット数には特に
制限されないが、この実施例では2つのメモリアレイマ
ットMAT1,MAT2を有する場合を例として示す。
これらの図においてワード線をWijk およびサブワード
デコーダ回路WDijk で表すと、添字のiはワード線を
選択する第1のアドレス信号群から生成されるブロック
選択アドレス信号に、jはワード線を選択する第2のア
ドレス信号群から生成されるゲート選択アドレス信号
に、kはメモリマットに対応している。
イアウト構成は、サブワードデコーダ回路WDijkをワ
ード線Wijkと1対1に対応して配置した場合を示して
いる。
イアウト構成は、サブワードデコーダ回路WDijk の添
字jが偶数の場合、駆動するワード線をメモリアレイマ
ットMAT1およびMAT2の両マットのワード線Wij
1およびWij2とする。添字jが奇数の場合、サブワード
デコーダ回路はメモリアレイマットの一方のワード線の
みを駆動する。このように構成することにより、図6に
示した構成に比べサブワードデコーダ回路のレイアウト
ピッチを緩和することができ、ワード線のピッチが小さ
い場合でも、サブワードデコーダ回路とのレイアウトの
整合性をとることが可能である。
ように、メモリアレイ回路に選択トランジスタを持つ場
合のサブワードデコーダ回路のレイアウト構成例を示す
ものである。なお、この実施例では1つのメモリアレイ
マットのみを示した。
する第1のアドレス信号群から生成されるブロック選択
アドレス信号すなわち添字iと選択トランジスタSiD
およびSiSの添字iが対応している。
さらにいくつかのサブブロックに分割し、ブロック選択
アドレス信号を複数の信号で構成した例である。すなわ
ち、図8に示した構成例では1つのブロックはブロック
選択アドレス信号Bip,Binで選択されるが、図9
に示した例ではBi1p,Bi1nあるいはBikp,Bikn
により選択される。このような構成をとることによって
ブロック選択アドレス信号Bi1p,Bi1nあるいはBik
p,Biknの寄生容量を1/kに低減できる。
ーダ回路の動作を説明する図でワード線や各信号の電位
関係を示す図である。
1n側であり、ブロック内選択信号G1が選択されてい
る状態を示す。このとき、ブロック信号B1pの電位は
外部電源電圧Vcc,ブロック信号B1nの電位は接地
電圧Vss,ブロック信号B2pおよびB2nの電位は
接地電圧Vss,ゲート信号G1の電位は接地電圧Vs
s,ゲート信号G2の電位は外部電源電圧Vccであ
る。
ーダ回路を構成するpチャンネルトランジスタWDp1
1を介して、B1pの電位Vccが印加される。選択ブ
ロック内の非選択ワード線W12は、nチャンネルトラ
ンジスタWDn12を介して、B1nの電位Vssが印
加される。一方非選択ブロックでは、選択ゲート信号G
1を入力とするサブワードデコーダ回路に接続されるワ
ード線W21の電位は、pチャンネルトランジスタWD
p21を介して、B2pの電位Vss近くまで放電され
る。その電圧は、pチャンネルトランジスタのしきい値
であり、0.5V程度となり、低レベルとみなせる。ま
た、非選択のワード線W22の電位は、nチャンネルト
ランジスタWDn22を介して、B2nの電位Vssま
で放電される。このような電位関係をサブワードデコー
ダ回路に印加することにより選択的に1本のワード線
(この場合W11)に読み出し動作に必要な電圧Vcc
を印加することができる。
位をpチャンネルトランジスタWDp21により完全に
は接地電位Vssにできないが、ワード線を選択する前
にnチャンネルトランジスタWDn21を介して接地電
位Vssにしておけば問題とならない。この方式として
例えば、選択ゲート信号G1を電源電圧Vccにしてお
けばワード線を接地電位Vssにできる。その後、選択
ゲート信号G1を接地電位Vssにすれば選択的にワー
ド線W11に電源電圧Vccを印加することができる。
すなわちワード線に高電圧、例えば、12Vを印加する
には、同様にしてブロック信号B1pおよびブロック内
選択信号G2の電位を12Vにすればよい。これによ
り、選択的に1本のワード線(例えばW11)に12Vの
高電圧を印加することができる。なお、この場合サブワ
ードデコーダ回路を構成するpチャンネルトランジスタ
の共通基板電圧VBPも12V以上の高電圧にする必要
がある。
述したように読み出し上限電源電圧Vccmax 以上の電
位、例えば、電源電圧Vccの1.2〜1.5倍の電圧を
ワード線に印加する。この場合でもブロック信号B1p
およびブロック内選択信号G2の電位を1.2〜1.5V
ccとすることにより可能となる。
作、図12は低いしきい値をベリファイする動作でのサ
ブワードデコーダ回路の動作を説明する図でワード線や
各信号の電位関係を示す図である。
クは第1のアドレス信号群から生成されるブロック選択
アドレス信号である添字のiが1であるB1pおよびB
1nを選択し、選択ワード線はW11である。
係は次のとおりである。選択ブロックの選択ワード線W
11には、サブワードデコーダ回路を構成するnチャン
ネルトランジスタWDn11を介して、B1nの電位であ
る負の電圧例えば−8Vを印加する。選択ブロック内の
非選択ワード線W12にはpチャンネルトランジスタW
Dp12を介して、B1pの電位Vccを印加する。ま
た、ブロック内選択信号G1の電位を電源電圧Vcc
に、ブロック内選択信号G2の電位を負の電圧−8Vに
する。非選択ブロックのB2p,B2nの電位は接地電
圧Vssとし、選択ゲート信号G1を入力とするサブワ
ードデコーダ回路に接続されている非選択のワード線W
21はnチャンネルトランジスタWDn21を介してB
2nの電位である接地電圧Vssに、非選択のワード線
W22の電位はpチャンネルトランジスタWDp22を
介して、B2pの電位Vssに放電される。なお、サブ
ワードデコーダ回路を構成するnチャンネルトランジス
タの共通基板電圧VNNは負の電圧、ここでは−8Vに
設定する。このため、nチャンネルトランジスタWDn
12 にはバックバイアスが印加されるが、ゲート信号
G2の電圧が電源電圧Vccであるため充分オン状態と
なり、接地電圧Vssをワード線W21に供給できる。
電源電圧Vccである必要は必ずしもなく、電源電圧V
ccより高い電圧でもかまわない。例えば、前述した高
いしきい値をベリファイする際に用いられる電圧(1.
2〜1.5Vcc)でもかまわない。このように、サブ
ワードデコーダ回路に上述した電位関係を印加すること
により選択的に1本のワード線(この場合W11)に、
しきい値を下げる動作で必要となる負電圧を印加するこ
とができる。
作での電位関係は次のとおりである。
ベリファイ動作とを高速に切り替えを行うために、ゲー
ト選択アドレス信号Gjは、しきい値を下げる動作での
電圧と等しくする。これにより、少なくともゲート選択
アドレス信号の電位の切り替えをなくし、サブワードデ
コーダ回路の切り替え動作を高速に行うことができる。
サブワードデコーダ回路を構成するnチャンネルトラン
ジスタWDn11を介して、B1nの電位であるベリフ
ァイ電圧、例えば1.2V を印加する。選択ブロック内
の非選択ワード線W12にはpチャンネルトランジスタ
WDp12を介して、B1pの電位Vssを印加する。
非選択ブロックのB2p,B2nの電位は接地電圧Vs
sとし、非選択のワード線W21にはnチャンネルトラ
ンジスタWDn21を介してB2nの電位である接地電
圧Vss、一方の非選択のワード線W22の電位はpチ
ャンネルトランジスタWDp22を介して、B2pの電
位Vssを印加する。また、選択側のゲート信号G1の
電位を電源電圧Vccとすることで、バックバイアスが
印加されているnチャンネルトランジスタWDn11を
オン状態とし、ベリファイ電圧である1.2Vをワード
線W11に供給できる。
は、電源電圧Vccである必要は必ずしもなく、電源電
圧Vccより高い電圧でもかまわない。例えば、前述し
た高いしきい値をベリファイする際に用いられる電圧
(1.2〜1.5Vcc)でもかまわない。このように、
サブワードデコーダ回路に上述した電位関係を印加する
ことにより、選択的に1本のワード線(この場合W1
1)に低いしきい値をベリファイする動作で必要となる
電圧を印加することができる。
路を簡単なインバータ構成としても、そのn,pチャン
ネルトランジスタのソース端子およびゲート端子に適当
な電位関係を与えることにより、不揮発性メモリにおい
て必要とされる種々のワード線電圧を印加することが可
能となる。
を制御するワードデコーダ回路全体の具体例を示す図で
ある。同図において、特に制限はないが電圧変換回路は
公知のラッチ型電圧変換回路を用いている。ブロック選
択アドレス信号Binを駆動するドライバ回路の前段の
回路が2段の構成をとっているのは、トランジスタの最
小ソース・ドレイン間耐圧BVdsmin を確保するため
である。電圧VFFの電位は、メモリセルのしきい値を
下げる動作中(ベリファイ動作を含む)には、負の電圧
例えば−4V程度とし、それ以外の動作では接地電位V
ssである。内部信号AXBは、第1のアドレス信号群
を入力とするアドレスバッファの出力信号の相補アドレ
ス信号である。内部信号AXGは、第2のアドレス信号
群を入力とするアドレスバッファの出力信号の相補アド
レス信号である。内部信号WWVはメモリセルのしきい
値を下げる動作中(ベリファイ動作を含む)、highに活
性する信号であり、内部信号WWVBはその否定信号で
ある。内部信号WVBは低いしきい値をベリファイする
動作と電圧切り替え動作で、low に活性する信号であ
り、内部信号CWWVBはしきい値を下げる動作と電圧
切り替え動作で、lowに活性する信号である。また、内
部信号REVは読み出し動作中等でhighに活性し、上述
したワード線を選択前にnチャンネルトランジスタを介
して接地電位Vssにリセットさせる信号である。
作中(ベリファイ動作を含む)のタイミング波形を示
す。同図において、t1までがスタンバイ状態であり、
t1以降のタイミングでしきい値を下げる動作モードに
入る。t1から内部信号WWV,WWVB,CWWV
B,REVが活性され、ゲート選択アドレス信号の非選
択信号Gjが接地電圧Vssとなり、ブロック選択アド
レス信号Bipおよび選択ブロック内の選択ワード線の
電位が電源電圧Vccとなる。t2より、内蔵電源発生
回路の起動信号が活性し、電圧VBPPが1.2V に,
VGPが5Vに、VNNが負電圧の−8V,VFFが負
電圧の−4Vに立ち上がる。VGP電圧5Vは前述した
高いしきい値をベリファイする際に用いられる電圧
(1.2〜1.5Vcc)である。
択アドレス信号Binおよび非選択のゲート信号Gjが
負電圧の−8V,選択のゲート信号Gjが5Vとなり、
選択ブロックの選択ワード線の電位を負電圧の−8V、
選択ブロックの非選択ワード線の電位を上述したドレイ
ン電圧の影響を防止する電圧すなわち電源電圧Vccと
することができる。t2からt3間は、第1回目のしき
い値を下げる動作である。t3では、内部信号WVBが
活性され、ブロック選択アドレス信号BipおよびBi
nが接地電圧Vssとなり、選択ブロック内の全てのワ
ード線が接地電圧Vssにリセットされる。
活性され、選択ブロックアドレス信号Binがベリファ
イ電圧1.2V となり、選択ワード線のみにベリファイ
電圧1.2V が供給される。t5では、内部信号CWW
VBが非活性となり、選択ブロックアドレス信号Bin
が接地電圧Vssとなり、選択ワード線が接地電圧Vs
sにリセットされる。t5からt6間では、ベリファイ
動作の結果を受けて、しきい値を下げる動作を継続する
か、または、所望のしきい値に達し動作を停止するかの
判定が装置内部または外部で行われる。同図において
は、t6以降はしきい値を下げる動作を繰り返し行う場
合であり、内部信号WVBが再び活性となり、選択ブロ
ック内の選択ワード線が負電圧−8V、選択ブロック内
の非選択ワード線が電源電圧Vccとなる。その後、t
3以降を繰り返し行う。
を示す。同図は、4回連続に別のワード線を選択する場
合を示した例である。t1までがスタンバイ状態であ
り、t1〜t2が1回目、t3〜t4が2回目、t5〜
t6が3回目、t7以降が4回目のワード線選択であ
る。1回目および2回目のワード線選択は第1ブロック
Bipで、3回目および4回目のワード線選択は第2ブ
ロックBipで、選択される。また、1回目および3回
目のワード線選択は第1ゲートGjで、2回目および4
回目のワード線選択は第2ゲートGjで、選択される。
〜t7間では内部信号REVがhighに活性され、各々の
ワード線を選択前に、あらかじめサブワードデコーダ回
路のnチャンネルトランジスタを介して、ワード線の電
位を接地電位Vssにリセットする。
作中(ベリファイ動作を含む)のタイミング波形を示
す。同図において、t1までがスタンバイ状態である。
t2〜t3およびt8以降がしきい値を上げる動作であ
り、t5〜t6間でベリファイ動作となる。t1まで、
t3〜t4,t6〜t7間では内部信号REVがhighに
活性され、ワード線を選択前に、サブワードデコーダ回
路のnチャンネルトランジスタを介して、ワード線の電
位を接地電位Vssにリセットする。t2〜t3,t5
〜t6,t8以降では、内蔵電源発生回路の起動信号が
活性し、電圧VBPおよびVGPがt2〜t3,t8以
降12Vとなり、t5〜t6間では5Vとなる。
果を受けて、しきい値を上げる動作を継続するか、また
は、所望のしきい値に達し動作を停止するかの判定が装
置内部または外部で行われる。同図においては、t7以
降はしきい値を上げる動作を繰り返し行う場合である。
を駆動するサブワードデコーダ回路において、2つのブ
ロック選択アドレス信号をワード線の電圧を制御するイ
ンバータ回路の電源電圧として用いることにより、サブ
ワードデコーダ回路の占有面積が小さくなり、高集積化
が要求される半導体不揮発性記憶装置に適用できるとい
う顕著な効果と、外部電源電圧が単一電源化の要求され
る半導体不揮発性記憶装置の書き換え時間の高速化が図
れるという顕著な効果とを有する。
回路ブロック図。
れる第1のメモリアレイ回路図。
れる第2のメモリアレイ回路図。
れる第3のメモリアレイ回路図。
アレイ回路との第1のレイアウト構成例を示す図。
アレイ回路との第2のレイアウト構成例を示す図。
サブワードデコーダ回路の第1のレイアウト構成例を示
す図。
サブワードデコーダ回路の第2のレイアウト構成例を示
す図。
動作を示す説明図。
ワードデコーダ回路の動作を示す説明図。
動作でのサブワードデコーダ回路の動作を示す説明図。
ワードデコーダ回路図。
ファイを含む)のタイミング波形図。
ファイを含む)のタイミング波形図。
路図。
路図。
路図。
路図。
〜Wij…ワード線、B1p〜Bip…ブロック選択ア
ドレス信号、B1n〜Bin…ブロック選択アドレス信
号、G1〜Gj…ゲート選択アドレス信号、CS…共通
ソース線、D1〜Dm…データ線、M111〜Mijm
…メモリセル、S1D1〜SiDm…ドレイン側選択ト
ランジスタ、S1D〜SiD…ドレイン側選択トランジ
スタのゲート信号、S1S1〜SiSm…ドレイン側選
択トランジスタ、S1S〜SiS…ドレイン側選択トラ
ンジスタのゲート信号、MAT…メモリアレイマット、
WDp11〜WDpij…サブワードデコーダ回路のp
チャネルトランジスタ、WDn11〜WDnij…サブ
ワードデコーダ回路のnチャネルトランジスタ、Vss
…接地電圧、Vcc…電源電圧、VBP…Bipの正側
の電圧、WDpij の基板電圧、VBPP…低いしきい値ベ
リファイ時のワード線電圧、VNN…Bin,Gjの0V
または負側の電圧、WDnijの基板電圧、VGP…G
jの正側の電圧、VFF…しきい値を下げる動作中は負
側の電圧、その他の動作では0V、AXB…行アドレス
信号、AXG…列アドレス信号、WWV,WWVB,W
VB,CWWVB,REV…内部信号、GA1〜GA
j,GB1〜GBj,GC1〜GCj…第1,第2,第
3のゲート選択アドレス信号、VER…WDnijの基
板電圧、VPM…WDpijの基板電圧、BBip…B
ipの否定信号。
Claims (8)
- 【請求項1】電気的に消去及び書き込み可能な複数の不
揮発性メモリセルをアレイ状に配置したメモリセルアレ
イと、 上記不揮発性メモリセルのコントロールゲートが接続さ
れるワード線と、 上記ワード線を駆動するワード線駆動回路とを有し、 上記メモリセルアレイは複数のブロックに分割され、 上記ワード線駆動回路は、第1導電型トランジスタと、
そのソース・ドレイン経路が上記第1導電型トランジス
タのソース・ドレイン経路と直列接続された第2導電型
トランジスタとを含み、 上記第1導電型トランジスタのソース及び上記第2導電
型トランジスタのソースにはそれぞれ第1アドレス信号
から生成される第1選択信号が供給され、 上記第1導電型トランジスタのゲート及び上記第2導電
型トランジスタのゲートにはそれぞれ第2アドレス信号
から生成される第2選択信号が供給され、 上記第1アドレス信号により上記複数ブロックのいずれ
かが選択され、 上記第2アドレス信号により上記選択ブロックに含まれ
るワード線のいずれかが選択され、 上記第1導電型トランジスタのソース・ドレイン経路と
上記第2導電型トランジスタのソース・ドレイン経路は
上記第2選択信号により互いに相補的に導通され、 選択ブロックの上記第1導電型トランジスタのソース及
び上記第2導電型トランジスタのソースの一方は選択ワ
ード線に供給すべき第1電位とし、他方は非選択ワード
線に供給すべき第2電位とし、 非選択ブロックの上記第1導電型トランジスタのソース
及び上記第2導電型トランジスタのソースの双方ともに
非選択ワード線に供給すべき第2電位とし、 上記各ブロックには、同一の上記第2選択信号を供給す
ることを特徴とする半導体不揮発性記憶装置。 - 【請求項2】上記第1導電型トランジスタと上記第2導
電型トランジスタはインバータ回路を構成し、 上記第1導電型トランジスタのゲートに供給される第2
選択信号の電電位と上記第2導電型トランジスタのゲー
トに供給される第2選択信号の電位とが等しいことを特
徴とする請求項1に記載の半導体不揮発性記憶装置。 - 【請求項3】選択ブロックに含まれるワード線の上記ワ
ード線駆動回路の上記第1導電型トランジスタのソース
及び上記第2導電型トランジスタのソースに供給される
第1選択信号の電位は、それぞれ正の上記第1電位及び
上記第1電位よりも低い上記第2電位であり、 選択ワード線の上記ワード線駆動回路の上記第1導電型
トランジスタのゲート及び上記第2導電型トランジスタ
のゲートに供給される第2選択信号の電位は上記第2電
位であり、非選択ワード線の上記ワード線駆動回路の上
記第1導電型トランジスタのゲート及び上記第2導電型
トランジスタのゲートに供給される第2選択信号の電位
は上記第1電位であることを特徴とする請求項1に記載
の半導体不揮発性記憶装置。 - 【請求項4】選択ブロックに含まれるワード線の上記ワ
ード線駆動回路の上記第1導電型トランジスタのソース
及び上記第2導電型トランジスタのソースに供給される
第1選択信号の電位は、それぞれ正の上記第1電位及び
負の上記第2電位であり、 選択ワード線の上記ワード線駆動回路の上記第1導電型
トランジスタのゲート及び上記第2導電型トランジスタ
のゲートに供給される第2選択信号の電位は上記第1電
位であり、非選択ワード線の上記ワード線駆動回路の上
記ワード線駆動回路の上記第1導電型トランジスタのゲ
ート及び上記第2導電型トランジスタのゲートに供給さ
れる第2選択信号の電位は上記第2電位であることを特
徴とする請求項1に記載の半導体不揮発性記憶装置。 - 【請求項5】電気的に消去及び書き込み可能な複数の不
揮発性メモリセルをアレイ状に配置したメモリセルアレ
イと、 上記不揮発性メモリセルのコントロールゲートが接続さ
れるワード線と、 上記ワード線を駆動するワード線駆動回路とを有し、 上記メモリセルアレイは複数のブロックに分割され、 上記ワード線駆動回路は、第1ノードと上記ワード線と
の間にソース・ドレイン経路を有する第1導電型トラン
ジスタと、上記ワード線と第2ノードとの間にソース・
ドレイン経路を有する第2導電型トランジスタとを含
み、 上記第1ノード及び上記第2ノードにはそれぞれ第1ア
ドレス信号から生成される第1選択信号が供給され、 上記第1導電型トランジスタのゲート及び上記第2導電
型トランジスタのゲートにはそれぞれ第2アドレス信号
から生成される第2選択信号が供給され、 上記第1アドレス信号により上記複数ブロックのいずれ
かが選択され、 上記第2アドレス信号により上記選択ブロックに含まれ
るワード線のいずれかが選択され、 上記第1導電型トランジスタのソース・ドレイン経路と
上記第2導電型トランジスタのソース・ドレイン経路は
上記第2選択信号により互いに相補的に導通され、 選択ブロックの上記第1ノード及び上記第2ノードの一
方は選択ワード線に供給すべき第1電位とし、他方は非
選択ワード線に供給すべき第2電位とし、 非選択ブロックの上記第1ノード及び上記第2ノードの
双方ともに非選択ワード線に供給すべき第2電位とし、 上記各ブロックには、同一の上記第2選択信号を供給す
ることを特徴とする半導体不揮発性記憶装置。 - 【請求項6】上記第1導電型トランジスタと上記第2導
電型トランジスタはインバータ回路を構成し、 上記第1導電型トランジスタのゲートに供給される第2
選択信号の電電位と上記第2導電型トランジスタのゲー
トに供給される第2選択信号の電位とが等しいことを特
徴とする請求項5に記載の半導体不揮発性記憶装置。 - 【請求項7】選択ブロックに含まれるワード線の上記ワ
ード線駆動回路の上記第1ノード及び上記ノードに供給
される第1選択信号の電位は、それぞれ正の上記第1電
位及び上記第1電位よりも低い上記第2電位であり、 選択ワード線の上記ワード線駆動回路の上記第1導電型
トランジスタのゲート及び上記第2導電型トランジスタ
のゲートに供給される第2選択信号の電位は上記第2電
位であり、非選択ワード線の上記ワード線駆動回路の上
記第1導電型トランジスタのゲート及び上記第2導電型
トランジスタのゲートに供給される第2選択信号の電位
は上記第1電位であることを特徴とする請求項5に記載
の半導体不揮発性記憶装置。 - 【請求項8】選択ブロックに含まれるワード線の上記ワ
ード線駆動回路の上記第1ノード及び上記第2ノードに
供給される第1選択信号の電位は、それぞれ正の上記第
1電位及び負の上記第2電位であり、 選択ワード線の上記ワード線駆動回路の上記第1導電型
トランジスタのゲート及び上記第2導電型トランジスタ
のゲートに供給される第2選択信号の電位は上記第1電
位であり、非選択ワード線の上記ワード線駆動回路の上
記ワード線駆動回路の上記第1導電型トランジスタのゲ
ート及び上記第2導電型トランジスタのゲートに供給さ
れる第2選択信号の電位は上記第2電位であることを特
徴とする請求項5に記載の半導体不揮発性記憶装置。
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