健常者の社会は、発達障害をはじめとする障害の当事者に「名誉健常者」というロールモデルを押し付けているのではないか?という問題意識から始まった一連の議論をざっくりまとめました。 →その後の補足的な議論を、こちら http://togetter.com/li/88947 でまとめています。 →別の方のまとめ http://togetter.com/li/95598
▽マウスの脳内物質の減少確認 広島大大学院医歯薬学総合研究科の内匠(たくみ)透教授(神経科学)のグループが、自閉症特有の染色体異常を持たせることに成功したマウスの脳内で化学物質「セロトニン」が減少していることを確認した。自閉症とセロトニンの関係は既に指摘されているが、このマウスを使ったメカニズム解明や治療薬開発に期待ができるという。 セロトニンは精神バランスに関係し、不足するとうつ病などの原因になるとされる。自閉症との関係も診療データなどから指摘されていた。 内匠教授たちはこのマウスの脳を解析。生後1〜3週間の発達期の小脳や大脳皮質、中脳、海馬など脳の全部位で、通常のマウスよりセロトニンが40〜5%程度少ないことが分かった。このことが新しい環境への適応が難しく探索行動が鈍いなど、自閉症でみられるような行動特性の原因となっている可能性があるとしている。 内匠教授は「このマウスを使ってさらに自
甲府市の市立小学校で9月上旬、4年生の担任の40代の男性教諭が、国語の授業で児童に点字を教える際に「殺される前に殺せ」という言葉を含む文章を翻訳させていたことが27日、市教育委員会への取材で分かった。 保護者の指摘を受けて学校は事実を確認し「不適切だった」と判断。教諭と校長が授業を受けた児童全員の家庭を訪問して謝罪した。教諭は「軽率だった」と話しているという。 市教委によると、教諭は点字の翻訳をさせる際、児童の関心を引くため、スパイによる暗号解読になぞらえた設定の教材を作成。「命を狙われている」「早く逃げろ」などと書かれた点字の文章を、担任するクラスの児童30人に配ったという。 市教委は「関心を引くための手段が不適切で、配慮が欠けていた」と話している。
社会性やコミュニケーション能力の発達障害といわれる自閉症。自閉症の子どもたちは,会話が困難で対人相互作用に問題があり,手をヒラヒラ振ったり何かを凝視したりするなど,決まった行動や同じ質問を際限なく繰り返す。かつて自閉症はまれな病気だと考えられていたが,1990年代に「自閉症スペクトラム」として定義が広がり診断基準が変わってから,診断数が急増している。 だが現在,この病気には厳密な臨床治験を通った治療法がない。そのため期待を抱かせるような未試験の代替療法が広がっている。インターネットで検索すれば,お子さんの障害を改善できるとか,治すことさえできるとうたった治療法がたくさん見つかるだろう。そして米国では,実に75%の親が我が子の症状を改善してくれるなら何でもいいから方法を見つけたいという願いに負けて,代替療法を選んでいるという。このような治療法の多くは,安全性や有効性が確かめられていないばかり
親類らと別荘周辺の落ち葉掃きをする上原喜久司さん(右)=長野県軽井沢町で2010年11月21日、鈴木敦子撮影 寝たきりの一人娘をもつ前橋市の男性が、重い障害があっても滞在できる会員制の別荘を長野県軽井沢町に建ててから、今秋で3年を迎えた。男性の妻が介護疲れで無理心中を図ろうとしたことをきっかけに、「誰でも気分転換できる施設がほしい」と別荘建設を構想。仲間の支援と借金を元手にオープンした。会員は1000人を超えた。【鈴木敦子】 軽井沢の雑木林に「あずさの森の別荘」が建つ。敷地面積は約4000平方メートル。柱にはヒノキを使い、庭には桜を植えた。「娘の発病で悲しみと絶望の中に落とされたが、家族や仲間が支え合う素晴らしさを知った」。前橋市文京町4の獣医師、上原喜久司さん(60)はこの3年間を振り返った。 長女梓(あずさ)さん(28)が発病したのは90年10月、当時小学3年生だった。早朝、梓さんがベ
◇元教諭とIT会社開発 県内のベンチャー企業2社が、発達障害を持つ子供向けの予定管理ソフト「たすくスケジュール」を開発し、携帯電話iPhone(アイフォーン)に機能を追加する「アプリ」として販売を始めた。物事を整理したり時間感覚を身につけることが苦手でも、音声や絵を使って直感的に予定を管理できるよう工夫を凝らしている。【高橋直純】 開発したのは発達障害児の教育支援会社「たすく」(鎌倉市)と、地域ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを提供するIT会社「インフォ・ラウンジ」(横浜市都筑区)。たすくは特別支援学校の元教諭たちが08年に起業した。鎌倉市の教室で発達障害児への個別指導などを行い、県内外から約100人が通う。孤立しがちな親同士の交流を深めるSNSでインフォ社のシステムを使っており、アプリの共同開発につながった。 発達障害児は並行しての複数の作業を苦手とする場合が多いとさ
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