「世紀の彗星(すいせい)」になるのではと注目を集めたアイソン彗星が29日未明、太陽に最も近づいたが、米航空宇宙局(NASA)は太陽の熱によって、ばらばらに崩壊して蒸発した可能性があるとの見方を示した。12月上旬には長い尾が肉眼で見えるかもしれないと期待されていた。太陽系の遠方からやってきたアイソン彗星は29日午前4時ごろ、太陽の直径より短い約110万キロまで太陽の表面に近づき、強い重力や熱にさ
11月下旬ごろ、明け方の東の空の低いところでマイナス1等級の水星と1等級の土星が大接近する。日を追うごとに水星が上から、土星が下から近づいてきて26日に最接近して交差する。日の出1時間前で高度5度未満と低いので、東の空がひらけたところで見てみよう。空がほんのり明るくなったら、双眼鏡があると見つけやすい。 話題のアイソン彗星(C/2012 S1)も、このころにすぐそばを通りすぎる。 ムックやDVD映像、シミュレーションソフト(Windows、Mac対応)で、詳しい見え方や観察のポイントを確かめましょう。 → 「アストロガイド 星空年鑑 2013」 ムック版のほか、ダウンロード購入できる電子版(Windowsのみ)や、手軽で便利なiPhone版もあります。 ≫ 「アストロガイド 星空年鑑 2014」は、 ≫ こちらのページをご覧ください 天文ソフトで現象を再現 ステラナビゲータ 美しい表示と豊
11月11日と14日に撮影したアイソン彗星。増光しているのがわかる。クリックで投稿ギャラリーのページへ(撮影:大分市にてOITA9565さん) 大彗星となる可能性を謳われながら増光ペースが鈍っていたアイソン彗星(C/2012 S1)。11月29日の太陽最接近後が本番とはいえ、ひと足先に肉眼等級に達したラブジョイ彗星(C/2013 R1)にすっかり主役の座を奪われていた感があったが、ここ2、3日でひと晩ごとに約1等級という急増光を見せ、15日までに5等級に到達(米アリゾナ州での観測)。あっという間にラブジョイ彗星の光度に並び追いぬく勢いだ。現時点では双眼鏡で観望でき、空の条件が最良なら肉眼でも見える明るさだ。 どこまで光度が上がるのか、さらなる急変はあるのか。期待と不安が入り交じり、一刻も目を離せない状況となっている。 18日明け方、スピカを目印にアイソンを見よう 明るいとはいえ、ふだん星を
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