名作映画の劇中で流れる音楽を、すべてオーケストラがその場で生演奏するという新しい趣向の上映会が東京都内で開かれ、迫力あふれる映画を楽しみました。 23日に東京・千代田区のコンサートホールで開かれた上映会では、アメリカの人気映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に合わせて、新日本フィルハーモニー交響楽団の84人編成のオーケストラが音楽を演奏しました。 映画の劇中の音楽は、通常のクラシック曲とは違い、場面に合わせて突然盛り上がったり、逆に急に曲が止まったりするため、指揮者は場面が切り替わるタイミングなどが表示される特別なモニターを見ながら、オーケストラを指揮する工夫がされています。 オーケストラが生演奏することで、通常の上映では味わうことのできない臨場感が生まれるということで、上映のあと、およそ5000人の観客から大きな拍手が起こっていました。 上映会を見た男性は「生演奏の迫力は、普通では味わ