FDDからブートできる「MenuetOS」とCPUキャッシュにOSが載る「KolibriOS」:リアルタイムOS列伝(46)(1/3 ページ) だんだんと連載テーマであるリアルタイムOS(RTOS)から外れつつある気もしなくもないのだが、今回ご紹介するのは「MenuetOS」と「KolibriOS」である。KolibriOSはMenuetOSからフォークしている(ただしフォーク後に開発は完全に分離)ので、まずはMenuetOSからご紹介したいと思う。【訂正あり】 【訂正】初出の記事タイトルで「FDDにOSとアプリ一式が入る」と表記しておりましたが、装置であるFDD(フロッピーディスクドライブ)にOSとアプリ一式が収まるわけではないため「FDDからブートできる」に変更しました。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー 「MenuetOS」の開発動機は「スクリプト言語の処理が遅すぎる
by David Orban アメリカのジョー・バイデン政権が2024年6月20日に、ロシア製アンチウイルスソフトであるKasperskyの国内販売を禁止することを発表し、9月29日までに他社製品に切り替えるよう要請しました。背景には、ロシア政府が自国企業を通じてアメリカの機密情報を収集し、軍事転用することに対する安全保障上の懸念があります。 Commerce Department Prohibits Russian Kaspersky Software for U.S. Customers | Bureau of Industry and Security https://www.bis.gov/press-release/commerce-department-prohibits-russian-kaspersky-software-us-customers Biden bans Ka
この記事は更新が必要とされています。 この記事には古い情報が掲載されています。編集の際に新しい情報を記事に反映させてください。反映後、このタグは除去してください。(2024年1月) KaiOSは「スマートフォンの能力とフィーチャーフォンの手ごろさを両立することを目的とする」Linuxベースのオペレーティングシステムである[2]。2016年にMozillaによって開発が中止されたFirefox OSのオープンソースコミュニティによる後継であるB2G OS(英語版) (Boot to Gecko) からフォークされた[3]。 KaiOSの主な特徴は4G LTE E、GPS、Wi-Fiへの対応と、HTML5ベースのアプリ、タッチパネルを搭載しないデバイスへのより長いバッテリー寿命と最適化されたユーザインタフェース、少ないメモリと電力使用量である[4][5]。ユーザはKaiStoreと呼ばれる専用
「QNX Neutrino」も結構長い歴史を持つリアルタイムOS(RTOS)である。もっとも、長い歴史を持つということは、いろいろな会社の事情に振り回されてきたということとニアリーイコールでもある。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー カナダの“カナタ”で創業 QNX Neutrinoは1980年、カナダのウォータールー大学の学生だったGordon Bell氏とDan Dodge氏により開発された。ちなみにBell氏は、DECでPDPやVAXの開発にも関わり、ACMのゴードンベル賞(HPCの分野で画期的な成果に対して贈られる賞。別名スパコン界のノーベル賞)の名前の由来となったGordon Bell氏とは同姓同名の別人である。 Bell氏とDodge氏は計算機学科でRTOSについて学んでおり、自分たちでもマイクロカーネルベースのRTOSを作ってみた。この試しに作ったRTOSの完
Zstandard (zstd) は、圧縮・展開が速いことを特徴とする可逆圧縮アルゴリズムである[2]。またC言語で書かれた前述のアルゴリズムのリファレンス実装の名前でもある。Meta Platforms, Inc.に所属しているYann Colletによって2015年から開発されている。 この実装のバージョン1.0.0は2016年8月31日にフリーソフトウェアとして公開された[3][4]。2018年10月に RFC 8478 で規格化され、2021年2月に RFC 8878 に更新された。メディアタイプは application/zstd [5]。英語発音はズィースタンダード(zee standard)[5]。 Zstandardは、デフォルトの圧縮レベル3の場合、現在主流であるDeflate (ZIP, gzip) アルゴリズムとほぼ同じ圧縮率だが、より高速に圧縮と解凍が行えるように設
最先端のAI技術を用いることで自動で動画を高画質化・フレーム補間・手ぶれ補正することができるソフトウェアが「Winxvideo AI」です。過去に撮影した「今では低画質になってしまった動画」を高画質化したり、「動きながら撮影した手ぶれのひどい動画」に補正をかけたりするのを全自動で行えるということなので、実際に使ってみました。 【無料】Winxvideo AI - 最高の動画、写真高画質化・修復&動画変換ソフト|無料体験 https://www.winxdvd.com/winxvideo-ai-ja/ Winxvideo AIをインストールするには、上記の公式サイトにアクセスしてトップにある「無料ダウンロード」ボタンをクリック。 ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックで起動。 「インストール」をクリック。 数秒でインストールが完了するので、「今すぐ起動」をクリック。 Winxvide
by NASA/JPL-Caltech 1977年に打ち上げられた宇宙探査機ボイジャー2号のソフトウェアアップデートのため、NASAが18時間かけて行っていたパッチの送信が完了しました。このあと、現地時間の2023年10月28日にコマンド発行が行われ、パッチが正常に動作しているかの確認が行われます。 NASA’s Voyager Team Focuses on Software Patch, Thrusters https://www.jpl.nasa.gov/news/nasas-voyager-team-focuses-on-software-patch-thrusters NASA just sent a software update to a spacecraft 12 billion miles away https://bgr.com/science/nasa-just-se
電気自動車メーカーのテスラが販売する一部の自動車には、「Full Self Driving(FSD)」と呼ばれる自動運転機能やヒーター付きシート、加速をサポートする「アクセラレーション・ブースト機能」などが搭載されています。これらの機能はすべて有料オプションとして設定されており、料金を支払わなかったドライバーは使用することができません。しかし、ベルリン工科大学のセキュリティ研究グループが、テスラ車に搭載されたオンボードコンピューターの脆弱(ぜいじゃく)性を悪用することで、これらの機能のロックを解除することに成功したと発表しました。 Hackers manage to unlock Tesla software-locked features worth up to $15,000 | Electrek https://electrek.co/2023/08/03/hackers-manag
「Microsoft Application Compatibility Toolkit 4.1」に含まれる「Compatibility Administrator」 マイクロソフトは4月26日,2週間前に出したばかりのセキュリティ更新プログラム(MS06-015,KB908531)をリリースし直した。当初のパッチを適用すると,日本ヒューレット・パッカード(HP)やNVIDIAが提供するソフトウエアで不具合が発生した。マイクロソフトはこの問題に対処するために,パッチをリリースし直したのである。 MS06-015のパッチは主に,エクスプローラのセキュリティぜい弱性を修正するためのものである。ただし,パッチを適用すると,エクスプローラ上でユーザーによって起動されたプログラムを検証する「Verclsid.exe」というプログラムがOSに追加された。 このVerclsid.exeと,HPやNVID
Fumihiko Shiroyama @fushiroyama 父、博士課程 Software Development Engineer @Adobe / ex-@Microsoft, ex-@amazon All opinions are my own. note.com/fushiroyama/ Fumihiko Shiroyama @fushiroyama Twitterがゆっくりとしかし確実に壊れていっていることに残念ながら驚きはないというか、非常に複雑なソフトウェアの面倒を見る人を減らして急な機能追加をすると「分かりやすい大爆発」を起こすのではなくて「あちらこちらから無視できない水漏れが起こる」みたいな壊れ方をするんですよね Fumihiko Shiroyama @fushiroyama 世界最高峰のTech Giantsが世界最高峰の頭脳を世界最高峰の報酬でかき集めて作られてい
Photoshopで「透明」を表す「白とグレーの市松模様」。Photoshopユーザーであれば、この市松模様を特に意識することなく「透明」と認識してしまう人も少なくないだろう。 しかしなぜ「透明」を「白とグレーの市松模様」で表現したのか。その長年抱き続けていた疑問を、Photoshop誕生25周年イベントのために来日していたPhotoshop共同開発者のトーマス・ノール氏に投げかけてみた。 見える人には透明に見える「白とグレーの市松模様」 (左)Photoshop共同開発者のトーマス・ノール氏、(右)筆者 実はこの表現は、バイオロジーの分野(生物学など)から来ているという。もともとバイオロジーの分野では「透明なガラスの下に白黒のチェッカーボードを置いて物を置く」という表現があり、長い間「透明」を表現するためにチェッカーボードが用いられていたそう。そこからヒントを得て、Photoshopの「
何らかのウェブサイトのページのソース内やテキスト内に記載されている多数のURLを抽出してリスト化する事が出来るWeb アプリケーションをJavaScriptにて作成致しましたので掲載致します。 URL及びリンクを抽出するウェブ サーヴィスは余り見掛けないので自作致しました。リンクを収集する必要があるときにはとても便利だと思います。 上側のテキスト入力欄にURLを含むテキストをコピー & ペーストしてから、 " Make " ボタンを押すと、下側のテキスト欄にURLのリストが出ます。 オプションで、自動的にHTMLのタグを付けてハイパーリンク化する事も出来ます。 また、連続して全く同じURLがあった場合には1つだけを残します。 " http:// " の先頭の " h " が消されていて、 " ttp:// " から始まるURLの場合には自動的に " http:// " に置き換えます。 但
人間ではなくプログラムによって特定のテキストを読み上げさせる音声合成ソフトは数多く存在しています。ソフトに使われる音声合成エンジンにはさまざまな種類があり、複数の音声合成エンジンや音声ライブラリを使うことができる汎用合成音声エディタ「ユニコエ」をビスさんが公開しています。 ユニコエ 公式サイト https://sites.google.com/view/unicoe/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0 ユニコエがどういうアプリなのかは以下のムービーを見るとよくわかります。 【ユニコエ】アプリ紹介 - ニコニコ動画 ユニコエでは音声合成エンジンや音声ライブラリを複数登録することができます。 選択した音声合成エンジンが、中央に入力されたテキストを読み上げてくれます。 イントネーションはフレーズごとに調整可能。 また、音声ライブラリの立ち絵も表示されます。 ユニコエは、公式サ
こんにちは、クラウドインテグレーション2部 技術1課 宮形 です。 先日よりAWS公式サイトに気になる文言が追加されていることを確認しております。 AWS上で Microsoft 製品を利用している皆様に大きく影響する内容でしたので、こちらのBLOGで速報としてご紹介させていただきます。 追加された文言について つまりどういうことか 2025年9月30日までに何に移行すればよいか 1. SPLA の対象とならない製品に移行する 2. Listed Provider が直接ライセンス提供する Microsoft 製品やサービスへ移行する 3. Microsoft ライセンスを AWS へ BYOL する方式へ移行する 4. Microsoft の定める Listed Provider 以外のコンピューティングサービスへ移行する 参考ドキュメント まとめ 追加された文言について 追加された文言
by Official GDC 「DOOM」「Quake」などのFPSゲームの開発で知られるid Softwareの共同設立者で、Oculus(現MetaのVR部門)の最高技術責任者としても知られるジョン・カーマック氏がMetaを退職することを社内フォーラムへのメッセージとFacebookへの投稿で明らかにしました。 John Carmack - I resigned from my position as an executive... | Facebook https://www.facebook.com/100006735798590/posts/i-resigned-from-my-position-as-an-executive-consultant-for-vr-with-meta-my-inter/3467566940144465/ Virtual Reality Pione
私は2005年前後から折り紙に対して関心を持つようになり、コンピュータグラフィックスを専門とする立場から折り紙に関する研究を行ってきました。そのなかでは主に、1枚の紙を折るだけで作れる形の設計をコンピュータで支援することを対象としてきました。 最近になり、日本図学会の学会誌「図学研究」で折り紙に関する連載記事を書かないかというお声をかけていただきました。このWebページは、連載記事を書くに当たり、私自身がこれまでに折り紙について学んできたものを整理するとともに、できれば多くの方に私の視点から見た「折り紙」を知ってもらえればと思い作成しました。 学術的な内容は少なめにし、幅広い話題をカバーできればと思っています。 「折り紙の研究」と言った時に「いったい折り紙の何が研究になるのだろうか?」と思われる方々に、折り紙に対する新しい見方を提供できれば幸いです。 本Webページは、制作者である三谷の理
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