みなさんは桜餅といえば、どういったものを思い浮かべますか?桜の葉で包んであるという共通点はあるものの、関東と関西では全く異なるようですね。関東地方では小麦粉を薄く焼いた皮であんを巻いたもの。関西地方では道明寺粉を蒸して作った餅であんを包んだものを指すようです。しかし、そんな桜餅界の二大勢力に新風を吹き込む、新しい形の桜餅を伊勢丹新宿店で見つけました。 今回ご紹介するのは「日本茶菓SANOAH」の「山桜のさくら餅」です。抹茶あんとつぶあん、そして異なる濃淡の桜色に染められた道明寺をきれいに市松模様に組み上げ、桜の葉で包んだ桜餅です。イメージしているのは文字通り、山桜。山桜はソメイヨシノとは異なり、開花と同時に若葉が芽吹き、その花は白色から、紅色の濃淡に変化があるのが特徴です。その特徴がうまく市松模様で表現されています。 ちょっと変わったものをお土産にして、みんなを驚かせたいという時にはぴった