中国上海(Shanghai)で、バスでの移動中にインターネットを閲覧する男性(2002年6月9日撮影)。(c)AFP/LIU Jin 【5月12日 AFP】多くの大学が学生に利用を禁じてきたオンライン百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」が今、教材として教授らに注目され始めている。 学期末レポートの代わりに、無料オンライン百科事典ウィキペディアの記事の執筆を課題にする大学教授が増えてきているという。 ウィキペディアとは、「オープンソース」型のウェブサイトで、インターネットに接続さえしていれば誰でも執筆や編集を行うことができるオンラインの百科事典。しかし、「大半があまり良い記事とは言えない」というのが教育関係者らの意見だった。 ウィキペディアの学術的な水準を高めるため、ウィキペディアの英語サイトは記事に評価尺度を導入した。最も評価の高い記事は、「Featured Article(秀